37サロン

冷えたカラダを温めるため"だけではない"。寒い冬に熱々のキムチ鍋が食べたくなる2つの理由。

2021.01.11

 

「モツ鍋よりやっぱりキムチ鍋が好き」

 

寒い冬のお気に入りの”鍋”は人それぞれですよね。

 

(ちなみに筆者はカニすきやてっちりが苦手です…アツアツの具材に手で触れるのが苦手 汗)

 

寒い冬にキムチ鍋が食べたくなる際の寒い冬のイメージ

 

寒い冬の定番といえばキムチ鍋。

 

辛い食べ物のことを英語で”HOT”と言うように冷えたカラダを芯から温めてくれるようなイメージがあります。

 

今日はそんな「キムチ鍋が無性に食べたい!」っていうカラダからのサインについてサンナナサロン的に考えてみようと思います。

 

寒い冬に食べたくなるキムチ鍋のイメージ

なぜ?辛いものが無性に食べたくなるのか?

 

辛いものがどうしても食べたい!

 

そんな私たちの衝動にはちゃんと理由があります。

 

(そのような衝動のことを私たちは”カラダからのサイン”と呼んでいます)

 

私たちの脳は糖分をエネルギー源にして働いてくれています。

 

エネルギー源の糖分が不足すると脳は「もっとエネルギーをくれ!」とSOS信号を出します。

 

私たちの身体に指令を出す脳のイメージ

 

SOS信号を受けた私たちのカラダは、脳に送る血流に含まれる糖分を増やそうとします。

 

血流に含まれる糖分の値を「血糖値(けっとうち)」と呼びます。

 

つまり私たちのカラダは血糖値を上げることで脳にたくさんの糖分を届けて、脳のエネルギー不足を解消しようとするんですよね。

 

チョコレートが無性に食べたくなるなどの身体からのサインのまとめ

 

例えば、、、、

 

会議で頭を使いまくったあとに無性にチョコレートが食べたくなる時って、ありますよね。

 

エネルギー不足になった脳が、血糖値をすぐに上げてくれる甘いものをカラダが摂り入れるように命令をしている訳です。

 

(詳しくはこちらの記事でも→「会議中や食後に眠いのは病気?【原因をしっかり解説】」)

 

 

仕事中に無性に眠くなってしまったり会議中に眠くなるイメージ

脳がエネルギー不足になりがちな原因は二つある

 

サンナナサロンでは「脳がエネルギー不足になる原因は二つある」とお伝えしています。

①ストレス

 

ストレスがたくさんかかった脳はエネルギーを大量に消費します。

 

例えば、、、

 

イライラした時に無性に甘いものが食べたくなる時ってありますよね?

 

ストレスがかかって脳がエネルギーを消費してしまい、カラダに「血糖値を上げてくれ!」とSOSを出している状態をイメージしてもらえたら良いかと思います。

 

無性に食べたくなるチョコレートのイメージ

 

②低血糖症状。

 

ふたつめは、低血糖症状です。

 

低血糖症状については別の記事でも詳しくまとめていますが、別名「血糖値スパイク」とも呼ばれ日中を通して血糖値が乱高下するような状態を指します。

 

日中を通して血糖値が乱高下する血糖値症状もしくは血糖値スパイクの説明

 

上図を見ても分かりますようにベースの血糖値の値が低い状態です。

 

血糖値が上がってもすぐに低い状態の血糖値に戻ってしまいます。

 

「常に脳がエネルギー不足気味の状態」

 

と考えることが出来ます。

 

血糖値が低くなってしまってしんどくなっているイメージ

血糖値を急上昇させる方法

 

そんな「脳のエネルギー不足」状態。

 

血糖値を上げて脳のエネルギー不足を解消する方法は基本的に二つです。

①甘いものを食べる

 

甘いもの、特に、すぐに血中に取り入れることが出来る単糖類を摂取すると血糖値が急上昇します。

 

血糖値を上げる力の強い単糖類やアミロペクチンの図

②カラダに刺激を与える

 

これは前述の「ストレス」の項目とリンクしますが、カラダに(敢えて)ストレスを与えることで血糖値を上げようとします。

 

ここで「ストレス」ですが、英語ではstressと書きます。

 

つまり、物理的な刺激(痛いとか暑いとか寒いとか)も私たちのカラダにとってはストレスなので血糖値を上げる原因になります。

 

例えば、、、

 

仕事が忙しいときに無性に炭酸水が飲みたくなる時ってありますよね?

 

あれって実はカラダが炭酸水の喉越しの刺激を求めているんですよね。

 

喉越しの刺激を受ける

刺激はストレス

血糖値が上がる

脳にたくさんのエネルギーが送られる

脳がリフレッシュする

 

…このような仕組みがあなたのカラダの中で起こっているんですよね。

 

ストレスがかかると飲みたくなる炭酸水のイメージ

冬にキムチ鍋が無性に食べたくなる2つの理由

 

それでは、まとめ、です。

(冬に関係なく)実はストレスがかかっている

 

仕事や日常生活でたくさんのストレスを抱えている可能性があります。

 

ストレスによって脳がエネルギー不足になる

刺激の強い食べ物=アツアツのキムチ鍋を求める

血糖値が上がって脳がリフレッシュする

 

辛い食べものや濃い味の食べものが好きな人は、(比較的)ストレスが多い生活環境であると言うことが出来ると思います。

 

冬に食べたくなるキムチ鍋のイメージ

冬の寒さの刺激に脳がエネルギー不足を起こしている

 

冬の寒さはカラダにとっての刺激=ストレスです。

 

カラダにとっての刺激でも脳はエネルギーを消費しますので、血糖値を上げてくれるような食べ物が欲しくなっている可能性があります。

 

体にとってはストレスの原因となる寒い冬のイメージ

 

私たちのカラダはさまざまなサインを出してくれています。

 

カラダからのサインに応じて血糖値を上げるようなアクションをとることに問題はないのですが、、、、

 

今回の場合を使って説明すると、、、

 

血糖値を急上昇させた後には必ず「血糖値を下げる」必要が出てきます。

 

血糖値を下げるためにはインスリンが分泌されます。

 

(このインスリンによって炎症が起きやすくなったり、脂肪が付きやすくなったりします)

 

血糖値を下げるインスリンが引き起こす身体のいろいろな変化

 

私たちのカラダの反応はいろんな症状や体質と裏表になっていますので!

 

少しずつ正しい知識を身についていきたいところですね。

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この記事を書いた人

前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

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