37サロン

"ストレス社会の更年期"をもう恐れるな。30代40代が知るべき更年期についての知識TOP3

2021.01.02

 

私たちサンナナサロンの店頭で多い話題の一つに、

 

「更年期障害がくるのが不安で…」

 

というのがあります。

 

更年期をストレスと感じている女性のイメージ

 

ところ「じゃあ更年期って何ですか?」ってお尋ねすると「…」と答えることが出来ないケースがほとんどです。

 

つまり、、、、

 

お客様は更年期が何であるか?を知ることなしに「更年期=怖いもの!」と必要以上に不安がっているケースが多いんです。

 

そこで今回は、

 

「30代40代が知っておくべき更年期についての科学的知識TOP3」

 

についてまとめてみようと思います。

 

更年期に来る身体の変化に対して不安を感じている女性のイメージ

まずは「更年期」を定義する

 

科学的には更年期の定義は諸説あります。

 

サンナナサロンでは更年期のことを「女性ホルモンの製造工場が乱れている状態」とお伝えしています。

 

更年期障害の定義、更年期とは卵巣の機能が落ちて副腎に負担がかかることを説明する図

 

まずは更年期とはシンプルに、

 

女性ホルモンの製造工場が乱れる

女性ホルモンの影響を受けるカラダの各部が乱れる

 

と考えてください。

 

更年期について悩んでいる女性のイメージ

 

そこが理解できると次は「じゃあ…女性ホルモンの製造工場ってどこ??」となります。

 

女性ホルモンの製造工場は主に以下の3つです。

 

① 卵胞(らんほう)細胞

② 副腎(ふくじん)

③ 内臓脂肪

 

更年期になると①の働きがどんどん弱くなります。

 

すると、もう一つの製造工場である②の副腎に対して負担がかかります。

 

更年期について不安を抱えている女性のイメージ

 

ところが!

 

副腎というのはカラダの中ではとても大切な臓器で!

 

副腎はさまざまな神経伝達物質をつくることでカラダ全体をコントロールしています。

 

✔︎ 自律神経をコントロールするアドレナリンを作っている

 

✔︎ カラダの生体リズムを整えるコルチゾールを作っている

 

などなど。

 

ほんとに!他にもたくさんの働きをしているのが副腎です。

 

身体の中の副腎の位置を説明するイメージ

(副腎の場所)

 

例えば、自律神経が乱れると交感神経と副交感神経のバランスが乱れます。

 

すると、汗の出方のコントロールがきかなくなります。

 

更年期の汗が止まらない(ホットフラッシュ)症状の原因の一つはこのような自律神経の乱れと考えることができます。

 

このように、更年期障害と(副腎が乱れることでの)自律神経の乱れをくっつけて理解すると良いを私たちは考えています。

 

つまり、

 

「更年期を楽に乗り切る」

 

ためには、

 

「副腎をしっかりケアする」

 

ことをすれば良い!

 

と考えると、具体的なアクションプランを考えることができます。

 

更年期には特に副腎に負担がかかることを説明する図

知識①:太っている人ほど更年期は軽く済む可能性

 

上記のような仕組みで更年期の自律神経の乱れは起こります。

 

つまり、カラダの中の女性ホルモンが少なくなると更年期がしんどくなります。

 

前述のように脂肪細胞でも女性ホルモンは作られますので、太っている方は女性ホルモンがたくさん作られている可能性が高いです。

 

中性脂肪で女性ホルモンが産出されて、それが原因で男性の乳房が膨らむことを説明する図

 

女性ホルモンが多いと更年期特有のしんどさが軽くすむ可能性があります。

 

「痩せている人は更年期がしんどい」

 

「太っている人は更年期をさらっと乗り越えれる」

 

このように言われる理由が脂肪細胞で作られる女性ホルモンですね。

 

更年期に悩む女性のイメージ

知識②:更年期の主役は副腎。副腎をケアするにはビタミンC

 

副腎はカラダの中でもビタミンC濃度が高い臓器です。

 

ビタミンCをしっかり摂取して更年期における副腎の負担を軽くしてあげましょう。

 

ビタミンCはサプリメントで摂取することがおすすめです。

 

「果物などで摂取した方がいいんんじゃないの?」

 

っていう方も多いですが、果物には果糖がたくさん含まれています。

 

サンナナサロン的には果糖に含まれる糖分は血糖値を上げるパワーが強いので、果物はあくまで”ほどほどに”摂取することをおすすめしています。

 

身体に吸収されるスピードは単糖類が速いことを説明する図

 

知識③:副腎が作る神経伝達物質の材料はタンパク質

 

更年期を「副腎の負担が大きくなる年齢」と捉えるのはとても大切です。

 

前述のように副腎はさまざまな神経伝達物質を作っています。

 

副腎がそれらを作りやすいように材料をしっかり供給してやることが大切です。

 

神経伝達物質の主な材料は二つ。

 

● タンパク質

● 良質な油(コレステロール)

 

特に女性は、意外に”低タンパク症”の方が多いです。

 

更年期に向けて、30代40代の方はタンパク質をしっかり摂取する食生活へとシフトしていくといいと思います。

 

更年期に向けてタンパク質をしっかり摂取しなければいけないことを説明するイメージ

まとめ

 

更年期とは女性ホルモンを製造する副腎(ふくじん)という臓器に負担がかかっている状態です。

 

副腎に負担がかかると自律神経が乱れてホットフラッシュや太りやすい体質につながります。

 

更年期の副腎をケアするためにはビタミンCやタンパク質をしっかり摂取したいところです。

 

更年期には心身のバランスを保つことがより大切であることを示すイメージ

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この記事を書いた人

前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

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