2020.06.28

ムシムシと暑い季節になってきました。

以前の記事でも書きましたようにサンナナサロン®︎では、

●入浴をシャワーだけで済ませるのはNG

 

●ちゃんと湯船につかりましょう

と、いうことをオススメしています。

シャワーだけだとアドレナリンが出るばっかりでリラッックスホルモン（アセチルコリン）が出ないからです。

さて今日は「熱すぎるお風呂が好き」というカラダからのサインについてのお話です。

20代の頃の私のリアルなお話…

私はサンナナサロン®︎を始める前、21年間ずっと美容師をしていました。

美容師というより”美容室の経営陣”というほうが正しいかもしれません。

「月商1,000万円の店舗をオープン初月から作る」

という、自分だけのノウハウを作って新規出店などの責任者などをしていました。

今ふりかえってみると当時の私は相当のプレッシャーとストレスを抱えていたと思います。

だって何百人のスタッフの生活と命の重さを自分の両肩に感じながら経営をしていたので。

そして、、、

その頃の私の唯一の？楽しみは熱すぎる湯船にじっとガマンしてつかることでした。

火傷するくらいに熱い湯船にガマンしてつかっていると…

しばらくするとメチャクチャ気持ちよくなってくるのです。

その快感が忘れることが出来ず、、、

熱い湯船につかることを毎晩繰り返していました。

脳内麻薬と呼ばれる「βエンドルフィン」

サンナナサロン®︎を始めるようになって、私のこの習慣の理由が分かりました。

熱すぎる湯船につかることで”脳内麻薬”と呼ばれるエンドルフィンが分泌されていたんですね。

当時の私はとても大きなストレスを抱えていました。

そのストレスを一時的にでも忘れるためにカラダが「エンドルフィンを出して脳をリフレッシュさせてくれ」というサインを出していた訳です。

（一時的にでもストレスを忘れることで精神のバランスを取ろうとしていた）

このようにエンドルフィンという脳内物質はストレスを一時的に忘れるほど大きな快感を脳に感じさせてくれます。

エンドルフィンが”脳内麻薬”と呼ばれているのはそういう理由です。

エンドルフィンが分泌されるのは以下のような場合であることが科学的にわかっています。

● いわゆる”ランナーズハイ”

 

● 脂っこい高カロリーな食事(大トロやマヨネーズ)

 

● 熱めのお風呂や針治療の”痛気持ちいい”

 

● 吐き癖や歯磨きで”おえっ”となる

 

つまり「マヨネーズが好き」っていう人は大きなストレスを抱えている可能性があります。

古い話ですが….

SMAP解散前の香取慎吾さんが「マヨネーズが好き」と公言されていたのも、ひょっとして大きなストレスを抱えていたからなのかも、です。

「ランナーズハイが大好きだ！」という人もひょっとしたら大きなストレスを抱えているのかもしれません。

エンドルフィンは一時的に大きなストレスを忘れさせてくれます。

元となるストレスの対処の方法を科学的に考えることも大切です。

（ストレスでカラダに負担がもともとかかっていますので…）

エンドルフィンの働きを深堀り

サンナナサロン®︎ではストレスと貧血のリアクションとして「アドレナリンが分泌する」ことのお話をすることが多いです。

アドレナリンが出尽くしてしまうと、コルチゾールなどの他のホルモンを総動員して「アドレナリン不足」の状態を解消しようとします。

もちろんこのような状態はカラダにとっては緊急事態ですので様々な体調不良が出現します。

その流れとは別に、エンドルフィンは究極の集中である「フロー状態」を作ります。

エンドルフィンを出すことでカラダはストレスを一時的に忘れようとする訳ですね。

気がつけば私は熱すぎる湯船に入りたいと思うことはなくなりました。

サンナナサロン®︎を始めてプレッシャーとストレスから解放されたからかもしれません。

こんな風にカラダからのちょっとしたサインを感じることで…

いろんなことが分かるものです🙂

この記事を書いた人

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。