筋トレを始めたら便秘になった【原因は筋トレではなく〇〇だった】
2020.06.22
最近あるお客様から「コロナきっかけで家で筋トレをするようになったら便秘になった」という相談?をお受けしました。
便秘には適度な運動がいいとよく聞くのにどうして!?と驚いておられます。
今日は「サンナナサロン®︎的便秘の方法」とこのお客様がどうやって便秘を解消したか!?というお話です。
便秘はカラダのデトックス能力の大幅な低下!
以前の記事でもお伝えしましたが私たちのカラダは排便によってカラダに不必要な物質を効率的に外に出しています。
つまり便秘だと水銀やセレニウムなどの重金属がカラダの中に蓄積してしまうんですよね。
(ご存知のように重金属は”神経毒”と呼ばれたりしています)
そしてサンナナサロン®︎的な便秘解消の方法は二つです。
①腸の筋肉の伸び縮みのためにマグネシウムを摂取
これは忘れられがちなことですが私たちの腸も筋肉でできています。
腸が伸び縮みしないと便が効率的に排泄されないのは明らかですよね。
●筋肉を縮めるミネラル→カルシウム
●筋肉を伸ばすミネラル→マグネシウム
カルシウムが私たちのカラダに不足することはまずありませんのでマグネシウム不足が便秘の原因として大きいです。
マグネシウム食事摂取基準の(推奨量)は以下の表のとおりです。
男性 | 女性 | |
2014年 | 231〜244 | 199〜206 |
2015年 | 243〜249 | 205〜219 |
2016年 | 234〜240 | 209〜210 |
2017年 | 234〜239 | 203〜213 |
※ 国民健康・栄養調査 推定摂取量
※男女30〜49歳、摂取量平均値(mg/日)
この表にある推奨量に対して、男性でおよそ63%、女性でおよそ71%しか実際にマグネシウムを摂れていません。
(それぞれ男性で131~136mgの不足、女性でおよそ77~87mgの不足)
マグネシウムというミネラルの研究自体が他のカルシウムなどのミネラルと比べてまだまだ日が浅いです。十分な研究がなされているとは言い難いです。
しかしながらマグネシウムは350種類以上と言われている酵素の活性にも関係しています。
(他の記事でも書きましたが酵素は代謝アップの大切な要素です)
私たちのカラダにとって重要な栄養素であることは間違いありません。便秘の解消目的以外の意味でも積極的に摂取したいものです。
②アドレナリンの分泌を抑えてカラダを”排泄モード”にする
これも以前の記事でお伝えしましたがストレスや貧血が原因でカラダが”戦闘モード”になっている場合は、カラダが排泄をしようとしません。
”戦闘モード”を作るのはアドレナリンです。
”戦闘モード”が切ってカラダをリラックスさせること。
そして「休息モードで排泄してもいいんだよ〜」ってならないとカラダは便を出そうとしないのです。
そういう意味でサンナナサロン®︎的には18:00以降の夜に筋トレなどの激しい運動をするのはNGです。
夜に激しい運動をするとアドレナリンが分泌されてカラダが”戦闘モード”のまま就寝時間を迎えてしまいます。
“戦闘モード”のまま寝てしまうとカラダが十分に休息できずに眠りが浅くなったり朝起きてスッキリしないことに繋がります。
同様に夜にシャワーだけで入浴を済ますのもNGです。シャワーはアドレナリンを分泌させることが科学的に分かっています。
夜は湯船につかって、できれば湯船につかりながら5分くらい何も考えずに歯磨きをしてください。
湯船につかることでアドレナリンとは逆のリラックスホルモン(アセチルコリン)が出ます。
また、歯磨きなどの単調なリズム運動は眠気をうながすメラトニンという脳内物質を出しやすくします。
筋トレを始めて便秘になってしまったこのお客様は…
では、冒頭のこのお客様はどうやって便秘を解消したのでしょう?!
このお客様は筋トレといっても朝に起きて15分くらいのトレーニングを毎朝繰り返していただけです。
ですので激しい運動で筋肉のマグネシウムが消費されていることも、夜にアドレナリンが分泌されていたことも考えられません。
私たちサンナナサロン®︎のアドバイスは…
●運動後に筋トレと同じ時間をかけてストレッチをする
●正しい呼吸法で横隔膜を下げて深呼吸(腹式呼吸)をする
●マグネシウムが含まれている食材を多く食べる
です。
筋トレをして筋肉が緊張したままになっているので、まずはしっかり緩めることをお願いしました。
そして正しい呼吸法をお教えし、一日に3回ほど腹式呼吸をすることをお願いしました。
結果は…翌日には便秘が解消されたそうです。
ちょっとしたカラダからのサインを丁寧に扱ってあげることでカラダはご機嫌になってくれるものです🙂
カテゴリー | デトックスにかんするお話 / カラダからのサインのお話 |
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タグ | アドレナリン便秘アセチルコリン睡眠 |
この記事を書いた人
前田 晴代
サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。
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