37サロン

ストレスで消費されるミネラルは〇〇→だから便秘になる!驚きのメカニズム

2020.06.07

 

新型コロナウイルス感染症の影響で「withコロナ時代」とか「ニューノーマル」とか…新しい生活様式への適応が求められている昨今ですね。

 

コロナのマスク生活でストレスを抱える女性のイメージ

 

新しい生活様式ってこと自体が刺激=ストレスですので、私たちのカラダはいろんな変化を起こします。私たちサンナナサロン®︎はそのような小さな変化を「カラダからのサイン」と呼んでいます。

 

サンナナサロン®︎では小さな「カラダからのサイン」を見逃さずにその人に合ったプログラムをご提案して、皆さんに「健康は楽しい!」と思っていただける世界を目指しています。

 

今日は「最近なんだか便秘なんだよな…」というカラダからのサインについてのお話です。

 

ストレスと便秘の関係について説明するときの腹のイメージ

便秘はカラダのデトックス機能の大幅な低下!

 

まず私たちのカラダのデトックス機能について話させて下さい。下の表からも分かりますように私たちはカラダに不必要な物質の95%を排便と排尿を通してカラダの外側に出します。

 

カラダのデトックス機能について説明した画像

 

デトックスとは日本語で直すと「排毒」です。つまり便秘だとカラダに毒素が溜まるのと同じ意味なので、カラダのデトックスを考えるなら便秘はなんとしても改善したい症状なんですよね。

 

デトックスと言えば…ホットヨガや入浴でたくさん汗をかくことを想像してしまいがちですが!実はいちばん効率的なデトックス法は排便なんです。

 

便秘だとデトックスできないと伝える画像

便秘が起こるメカニズムとは!?

 

ではどのようなメカニズムで便秘が起こるのでしょうか。便秘の解消に大切なことは?っていうことをGoogleさんに訊いてみてみるとだいたいは以下のような答えが返ってくる思います。

 

 

●水分をたくさん摂る

●食物繊維の多い食事を心掛ける

●適度な運動をする

 

 

便秘改善のために水分をたくさん摂るイメージ

 

水分をたくさん摂ることは大切ですね。日本人、特に女性は、あまり水を飲まない傾向にあります。たくさんの水を飲むことは排便だけでなく排尿にも効果的ですので(排尿はデトックスという意味でも効率的)、いちにちに1~2リットルは飲みたいものです。

 

食物繊維の多い食事も良いことです。できれば生野菜で食物繊維を摂取してもらえると生きた酵素がカラダの中に入りますのでとても効率的です。

 

適度な運動はカラダの血流量を増加させます。あまり激しい運動は逆に便秘の原因になりますので(後述)要注意です。

 

便秘解消のために適度な運動はカラダの血流量を増加させる女性のイメージ

 

もちろん上記のようなアクションも大切なのですが私たちのサンナナサロン®︎では以下の二つの方向性を土台にして便秘解消のアクションプランをお客様にご提案しています。

 

 

①腸の筋肉が正しく伸び縮みすること

②カラダが毒素排泄の”モード”になること

 

 

順番にその理論(ロジック)をご説明しますね。

 

株式会社MEETSHOPの代表取締役であるサンナナサロンの前田晴代の写真

腸の筋肉が伸び縮みすることで便秘解消

 

当たり前のことですが腸を伸び縮みさせるのは筋肉です。便秘とは腸の筋肉があまり動いていない状態ですので、筋肉の伸び縮み(収縮)を活性化させれば便秘は自然と解消します。

 

便秘に悩む人のイメージ

 

筋肉を収縮させるのに必要な以下の二つのミネラルです。

 

 

●筋肉を伸ばすミネラル

→カルシウム

 

●筋肉を縮めるミネラル

→マグネシウム

 

 

例えば、まぶたの上が攣る(つる)時ってありますよね?痙攣(けいれん)は筋肉を縮めるミネラルであるマグネシウムの不足が原因です。筋肉を縮めるカラダの働きが正しく機能していないサインです。

 

痙攣(けいれん)は筋肉を縮めるミネラルであるマグネシウムの不足が原因ということを説明する画像

 

カラダの中のマグネシウムはいろんなことで消費されます。

 

 

・過多のストレス

・アルコールの飲用

・ピルの服用

・カフェインの多飲

・激しい運動

・大きな音を聴く

 

 

ピルを服用している女性は意外に便秘の方が多いです。一般的には筋収縮がマグネシウム不足からうまく行かなくなって便秘になると考えられています。

 

激しい運動を日常的にする方は筋肉を激しく伸び縮みさせますので、やはりマグネシウムを大量に消費します。

 

 

ストレスやアルコールの摂取など、上記のような環境は悲しいかな現代人には避けることができません。ですので積極的にマグネシウムを摂取することが大切です。

 

(その一方でカルシウム摂取に関しては現代人は不足することはありませんので安心してください)

 

ストレスと便秘の関係について勉強するイメージ

少しだけマグネシウムの働きを深堀り!

 

マグネシウムは他にもカラダの中で大切な働きをしています。少しだけご紹介しますね。

 

 

体温を調節する

(マグネシウムは細胞のエアコン機能をコントロール)

 

体温を作るのに必要な酵素を活性化する

(ミトコンドリアエンジンの中での働き)

 

アルミニウムやニッケルなどの軽金属類をブロックする

(カラダに有害な金属から守ってくれる)

 

 

カラダの中でとても大切な働きをするのがマグネシウムというミネラルです。厚生労働省が定めるマグネシウムの大人の一日の摂取上限量は300mgです。

 

マグネシウムを多く含む食材のリストを以下に掲載しておきますので参考にして頂ければと思います。シンプルに「マグネシウムは海藻類に多く含まれる」と覚えておいて頂ければ大丈夫です。

 

カラダを「排泄モード」にすることの重要性

 

さて、もう一つの「②カラダが毒素排泄の”モード”になること」についてもご説明します。私たちのカラダには「戦闘モード」と「排泄モード」の二つの状態があります。

 

戦闘モードとはカラダがアドレナリンを大量に分泌している状態のことです。現代生活でアドレナリンを大量に分泌させる原因は二つあって、それは貧血とストレスです。

 

アドレナリンがなぜ上がるのか説明した画像

 

戦闘中、とは文字通り、”狩猟時代の戦闘” をイメージして頂ければいいです。命がけの戦闘の真っ最中に便意を催したら大変ですので笑、戦闘モードのカラダは排泄をしないようなメカニズムになっています。

 

現代生活はストレスに満ち溢れていますので…アドレナリンを常に分泌しているような方がとても多いです。

 

(それ故にアドレナリン代謝体質由来のアレルギーや炎症などになったりします)

 

自律神経が交感神経と副交感神経を切り替えるスイッチであることを説明する図

 

 

そして、この戦闘モードを排泄モードにスイッチしてカラダを「デトックスしていいんだよ」っていう状態にすることが便秘解消には大切です。

 

排泄モードに変えてくれる神経伝達物質はアセチルコリンといいます。

 

例えば、夜にシャワーだけで済ます人も多いと思いますが、夜のシャワーはアドレナリンを分泌させて却ってリラックス出来ないことが研究から分かっています。

※「入浴法および入浴習慣が心身に及ぼす影響に関する研究」石澤太市/金沢大学大学院自然科学研究科/2014年

 

一方で、ゆっくり湯船に使って歯磨きをすることはアセチルコリンを大量に分泌します。

 

アセチルコリンが大量に分泌しているさるの画像

 

少しだけ生活習慣を変えることでアセチルコリンは分泌されますので、また違う記事でもご紹介したいと思います。

まとめ

 

サンナナサロン®︎的な「便秘の解消法」は二つです。

 

一つはマグネシウムをしっかり摂ること。マグネシウムを摂ることはストレス対策や、足が攣ったりする筋肉系のトラブルにもとても有効です。

 

もう一つはカラダへの物理的な刺激(=ストレス)を少なくしてカラダを「排泄モード」にすること。夜にしっかり湯船に浸かる、寝る前には刺激になるようなYoutubeや仕事をしない、など。

 

少しだけ生活習慣を変えることで「なんとなく不調」は改善していくものです🙂

 

ストレスと便秘の関係性について学んでスッキリする女性のイメージ

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この記事を書いた人

Nishio Masaki

Nishio Masaki

株式会社MEETSHOPの取締役。得意なことは整理整頓と言語化。いろんなことの攻略法を見つけるのが好きです。

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