37サロン

【免疫を深堀り】リラックスするとなぜ免疫力がアップするのか?

2020.06.09

 

私たちはサンナナサロン®︎という店舗を通して「37度の世界を創る」ことを実現したいと思っています。37度とはもちろん基礎体温37度のことを表します。

 

株式会社MEETSHOPの代表取締役であるサンナナサロンの前田晴代の写真

 

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除された頃から「基礎体温を上げて免疫力をアップするにはどうしたらいいか?」という問い合わせを私たちの店舗にたくさん頂くようになりました。

 

私たちは科学的なプログラムを通して基礎体温を上げることをもう3年ほどやっています。

 

最近では一般法人向けの健康経営プログラムとしてもご採用いただいています🙇‍♀️ので、皆さんの免疫力アップに少しでもお役に立てているのかな~と思っています。

 

株式会社MEETSHOPの代表取締役であるサンナナサロンの前田晴代の写真

 

さてさて今日は!お客様からのご質問も多い「リラックスするとなぜ免疫力がアップするか?」というお話です。

まずは「免疫」という言葉の定義から

 

新型コロナウイルス感染症がきっかけに一気に!広がった感がある「免疫」というキーワード。

 

意外に「そもそも免疫って何!?」ってことを知らない人が多いのが実情です。

 

免疫について調査しているイメージ

 

まずはサンナナサロン®︎的に「免疫」という言葉をバチッと定義したいと思います。

 

 

 

【免疫とは】

 

①カラダの中の白血球が細菌/ウイルスを食べたり殺したりする働き

 

②①の戦闘の記録を「抗体」としてカラダに記憶させる働き

 

 

免疫をカラダの中の白血球が細菌/ウイルスを食べたり殺したりする働きだと定義している画像

 

今日のお話で使うのは①です。

 

皆さんにはまずは免疫というのが白血球の働きであるということ。

 

それから白血球は細菌/ウイルスを食べたり殺したりするということ。

 

この二点を覚えて頂けたらと思います。

 

免疫力をアップするには白血球が活発に動くこと

 

①の知識から分かることとしては免疫力を高めるために必要なことは白血球の働きが活発になることです。

 

(サンナナサロン®︎では白血球が「増える」という表現はあまり使いません。白血球が増加することは感染症などに反応して増えている場合と(いわゆる)白血病などの骨髄性の疾患によって増えている場合とが考えられるからです。つまり増えたのは結果であって予防の見地からはあまり意味がないと考えています)

 

 

免疫力をアップするには白血球が活発に動くことが大事だという細胞のイメージ

 

ここにある研究結果があります。

 

体温が38度近辺になると白血球の働きが2倍に活性化します。

 

下の図からも分かりますように10~15分の短時間でもじゅうぶんに白血球は活性化しますので、免疫力アップには効果的であると言えます。

 

白血球(マクロファージ)についてまとめた画像

 

具体的なアクションプランとしては、40度以上の熱めのお風呂に10~15分くらい入ることでもカラダの中の白血球は活性化してくれます。

 

もちろんサンナナサロン®︎で導入しているホルミシスマットに入ることも十分に免疫力アップに効果があります。

 

免疫力アップにつながる体温を上げることのイメージとしてお風呂の画像

「免疫パターン」には2パターンある

 

ここで意外に知られていない知識をご紹介したいと思います。

 

私たちのカラダの「免疫パターン」についてです。

 

生活習慣や体質によって私たちの免疫パターン(つまり、白血球の働くパターン)は2パターンに分類されます。

 

 

【Aパターン】

アドレナリンが多く出る生活をしている人の免疫パターン

 

 

【Bパターン】

リラックスをするのが上手い人の免疫パターン

 

 

ストレスが多い生活環境の人や「かくれ貧血」で血糖値を上げるために日常的にアドレナリンが出ている人は「アドレナリン代謝体質」と言います。

 

このような人はアドレナリンが多く分泌されることが当たり前になっています。(→【Aパターン】)

 

アドレナリンが多く分泌されてかくれ貧血に悩んでいる男性のイメージ

 

また、例えば子供とかはストレスや環境変化があまりありませんので比較的リラックスしやすい生活を送っていますのでアドレナリンがあまり出ません。

 

ヨガやマインドフルネスを上手く生活に取り入れている人もアドレナリンとは逆のリラックスホルモンであるアセチルコリンを上手に分泌する体質になっています。

 

このような方の体質を「アセチルコリン代謝体質」と言います。(→【Bパターン】)

 

リラックス効果のあるヨガやマインドフルネスを上手く生活に取り入れている人のイメージ

 

この【Aパターン】【Bパターン】に応じて白血球の数量分布(パターン)が実は決まっているのです。

 

 

【Aパターン】

→「食べる」系の白血球が多い

 

 

【Bパターン】

→「殺す」系の白血球が多い

 

 

このように私たちのカラダの中にある白血球は生活習慣や体質に応じて、どの種類の白血球が多いか?ある程度パターンに分かれます。

 

カラダの中にある白血球の種類についてわかりやすくまとめたイメージ

 

リンパ球について分かりやすくまとめた画像

 

パターンに分かれるということは対処が得意な細菌/ウイルスが決まっているという訳ですからパターンがあまりに偏りすぎると免疫力が「低下している」という状況になってしまいます。

「リラックスすると免疫がアップします」という科学的な根拠

 

このような体質由来の免疫パターンは実は意外に重要です。

 

例えば以下のような人は意外に多いのではないでしょうか?

 

 

子供の頃にアトピー性皮膚炎だったけど大人になってから気付かないうちに治ってしまった

 

 

実は…子供の頃のアトピー性皮膚炎はアセチルコリン代謝体質が原因のことが多いです(→【Bパターン】)。

 

子供のアトピー性皮膚炎はアセチルコリン代謝体質が多いことを表す子供の画像

 

それが大人になるにつれストレスがどんどん増えて行

 

結果としてアドレナリン代謝体質に変わってしまって免疫のパターンが変わってしまった(→【Aパターン】)。

 

すると【Bパターン】の特徴であったアトピー性皮膚炎が、免疫パターンが【Aパターン】に変化することで治ってしまった…こんなことが起こっている訳です。

 

リラックスすると免疫力がアップすることを知った女性のイメージ

 

ですので…「リラックスすると免疫力がアップする」というのはアドレナリン代謝体質の方にとってはとても有効だということになります。

 

やはり「食べる」系の白血球と「殺す」系の白血球とがバランスよく働くことで総合的な免疫力はアップするものです。

 

(また別の記事でも説明しますが…「殺す」系の白血球の方が秩序立てて精密にウイルスを攻撃しますので免疫としての働きは強力です)

 

「食べる」系の白血球と「殺す」系の白血球とがバランスよく働くことで総合的な免疫力はアップすることを表した画像

まとめ

 

それでは今日のまとめです。

 

「withコロナ」の時代に免疫力をアップするために心掛けて頂きたいことを三つ、お伝えします。

 

まず1つ目として、熱めのお風呂やサウナなどで10~15分短期的に体温を上げるだけでも白血球は活性化し免疫力がアップします。

 

次に2つ目として、アドレナリンが多く出る生活習慣の人は免疫パターンが偏っていますのでリラックスすることで免疫パターンのバランスを整えることで(総合的な)免疫力がアップします。

 

そして3つ目として、やはり基礎体温を上げることが免疫力の底上げに繋がりますので、そのためにも先ずは貧血改善に取り組んで頂けたらと思います。

 

リラックスすると免疫力がアップするイメージとしてマスクのイメージ

 

カテゴリー
タグ

この記事を書いた人

前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

SEARCH

新着記事

カテゴリー

タグ

SEARCH