37サロン

朝から甘いものが食べたい!目覚めが悪い人ほど朝食に甘いものが食べたくなる科学的な理由

2022.04.25

 

さいきん朝ごはんは米よりパンが食べたくなる…

 

トーストはバター派だけど、はちみつやジャムをつけないと物足りない…

 

こんな感じで朝から甘いものが食べたい気分のときってありますよね。

 

もしかするとこれって、、

 

ただの気分ではなくて、みなさんのカラダが朝から甘いものを求めているからかも知れません。

 

寝起きの悪い人が朝から食べたくなる甘いシナモンロールのイメージ

 

言い換えると…

 

甘いものを食べないと目覚めのスイッチが入らない。

 

という状態になっている可能性があります。

 

今回の記事では、

 

⚫︎朝ごはんに甘いものが食べたくなる理由
⚫︎甘いものを食べなくても目覚めをスッキリさせる方法

 

についてお伝えしていきます!

 

 

この記事を監修しました!
前田晴代です♪

■ この記事を監修いただいた専門家

前田晴代さん

体質改善専門店サンナナサロン®︎ プロデューサー/株式会社MEETSHOP 代表取締役

 

大阪淀屋橋に開業した37SALON(サンナナサロン)は広告宣伝費ゼロで顧客リピート率は93%を維持。 2021年には体質改善に特化した新ブランドOR THIS ONE(オアディスワン)をスタート。現在はその独自のヘルスケアプログラムを全国に広めている。

 

2019年度大阪トップランナー事業認定。2019年理化学研究所ヘルスケアビジコンファイナリスト。2020年池田泉州銀行ニュービジネス助成金大賞受賞。

 

株式会社MEETSHOP

大阪市トップランナー認定事業

大阪市OSAP採択

ニュービジネス大賞

朝食にパンが食べたくなる

 

カラダに良い朝食といえばどんなものをイメージしますか?

 

きっと…お味噌汁、焼き鮭、白ごはんのザ・定食という朝ごはんが頭に浮かびましたよね。

 

一般的にパンよりご飯の方が

 

・栄養がとれる
・腹持ちが良い

 

などの理由で健康的だと言われています。

 

健康的な朝食として和食の定食料理のイメージ

 

だけど朝からパンが食べたくなる。

 

しかもただのトーストではなく、いちごジャムやはちみつ、シュガートーストにアレンジしたり…

 

なぜか「今日は朝から甘いものが食べたい!」ってこと、ありますよね。

 

わたしは普段はご飯派なんですが、週に一度くらいこてこてに甘い小倉トースト食べたい!って時があります。笑

この記事を執筆しました!
サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中のかなこです(^^)

なぜか朝から甘いものを口が欲してるんですよね。

 

「食べろ!食べろ!」って命令されてるかんじです。笑

 

この「朝から甘いものが食べたい欲」が発動されるのって、気分だけの問題ではなくって!

 

実は…朝いちばんの食事であまいものを食べたくなる理由がちゃんとあるみたいなんです。

 

眠い朝に食べたくなる糖質のたかいドーナツのイメージ

朝から甘いものが食べたくなる理由

 

では朝から甘いものが食べたくなる理由って何か?

 

それは…朝目覚められないカラダを活動モードにさせるため!です。

 

説明していきますね。

 

本来私たちのカラダは朝からしっかり活動できるよう、寝ている間に準備が行われています。

 

その準備というのが【コルチゾール】の分泌です。

 

朝からスッキリおきることができる人のコルチゾールのグラフ

 

上の図にありますように、コルチゾールは朝方にかけて分泌されます。

 

コルチゾールが朝しっかり分泌されることで、、

 

血糖値が上がり(血の巡りが良くなり)スッキリ布団から起き上がることができます♪

 

一方で…

 

コルチゾールがうまく分泌できないと、血の巡りは悪くカラダは活動モードになりきれません。

 

コルチゾールが分泌された時とそうでないときを比較した画像イメージ

 

コルチゾールがうまく分泌されないとカラダは「どうにかして血糖値をあげてスイッチオンにしなくっちゃ!」と考えます。

 

そこで求めるのが糖分!糖質の高いものを食べることで血糖値は上がります。

 

ごはんとパンのGI値は、パンの方が高い。パンは血糖値をあげやすい食品なんです。

(※GI値:食後血糖値の上昇を示す値。GI値が高いと血糖値が上がりやすい)

 

さらにバターや砂糖、ジャムなどをのせると…血糖値はぐんぐん上がりますよね。笑

 

朝から甘いものが食べたいのは…

 

コルチゾールがうまく分泌できない分、カラダが血糖値を上げるために甘いものを求めているのかもしれません。

 

【エビデンス簡単まとめ】

⚫︎GI値は食パン95、白米88で食パンの方が高い

 

アルファ30「主な食品のGI値」

 パンの血糖値はごはんより上がりやすいことを表したグラフのイメージ

朝の目覚めは副腎の調子で決まる

 

コルチゾールは副腎(ふくじん)という臓器でつくられています。

 

起きる前にコルチゾールをしっかり分泌させるためには…

 

①副腎を疲れさせない
②副腎を元気にする栄養をとる

 

この2つのポイントをおさえておいて下さい!

 

順番にお伝えしますね。

 

腎臓の上にのっている副腎の働きがホルモンをつくることだと説明した画像イメージ

 

①副腎を疲れさせない

 

副腎でつくられるコルチゾールには血糖値を上げるという働き以外に、ストレスから身を守る働きがあります。

 

例えば私たちがストレスを受ければうけるほど、コルチゾールの出番が増えるのでたくさん作らないと足りません。

 

ですので、、

 

ストレスが多い人は副腎の仕事が多くなり、その結果副腎は疲れてしまいます。

 

【エビデンス簡単まとめ】
⚫︎ストレスは血中や唾液中のコルチゾール濃度を増加させる

 

慢性的なストレスはからだにどのような影響を与えるか」/井澤修平

 

 

そして副腎が疲れると生産する数も減ります。

 

その結果コルチゾールがうまく分泌できないということが起こるんです。

 

カラダの受ける刺激やストレスを減らすよう心がけて下さい。

 

 

②副腎を元気にする栄養をとる

 

①で副腎が疲れないようにしたら…次は副腎をパワーアップさせましょう。

 

副腎が元気になると、しっかり働いてくれるのでコルチゾールの分泌も行われます。

 

では副腎の栄養って一体なにか?

 

ズバリ「ビタミンC」「パントテン酸」です!

ビタミンC:果物、緑黄色野菜
パントテン酸:肉、きのこ、魚、豆類

 

パントテン酸はさまざまな食品に含まれている栄養素なので、毎日偏りのない食生活を意識すればOKです♪

 

<オアディスワンのおきかえナッツ「へむてっつ」>

 

まとめ

 

朝から甘いものが食べたくなる…これって今日の気分が影響してるって思いますよね。

 

しかし、朝ごはんに甘いものを食べたくなるのはカラダが血糖値をあげたがっているサインかもしれません。

 

寝ている間に分泌される【コルチゾール】という物質は朝方に血糖値をあげて目覚めをよくします。

 

しかし、コルチゾールがうまく分泌されない場合カラダは甘いものを食べて血糖値を上げようとするんです。

 

朝からスッキリおきることができる人のコルチゾールのグラフ

 

コルチゾールの分泌を促すにはコルチゾールをつくっている【副腎】を元気にすることが大切です!

 

そのために、、

 

★ストレスをできるだけ減らす

★ビタミンC、パントテン酸をとる

 

この2つを意識して下さいね♪

 

 

 

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この記事を書いた人

かなこ

かなこ

サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中。【冷え】【便秘】が長年の悩み。パンや甘いものが大好きな私でも、はるよさんに教えてもらった「体質改善」でカラダの悩みを改善できるのか?実践中

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