パンを食べすぎると尿素が出て→肝臓に負担がかかる【その理由】
2018.10.27
皆さん!「肝臓(かんぞう)の働き」って言えば何を思いつきますか??
・アルコールを分解する
・栄養をためる
…あたりをイメージされるでしょうか??
肝臓のはたらきを知る
肝臓は体中で一番大きな臓器です。なんと!体重の約50分の1あります。
(重さが1,000から1,500グラムもあります)
お腹の上の方にあり心臓と肺のように肋骨(ろっこつ)で守られています。
日常会話でも「この問題の”キモ”は…」と表現するします。
「”キモ”=肝臓=重要なこと」と古くから認識されていたことからも分かるように肝臓はカラダの中の大変重要な臓器です。
そんな肝臓ですが、とてもたくさんの働きをしている”多機能”な臓器です。
① 胆汁を作る
② アンモニアを尿素に分解する
③ グルタチオンを作る
以前の記事でもお伝えしましたが肝臓は「デトックスの臓器」と呼ぶことができます。
③のグルタチオンはあまり聞いたことがない物質名ですがカラダの中の有害物質を囲い込んで体外に排出してくれる大切な物質です。
また、グルタチオンは非常に強い抗酸化作用を持ちますのでカラダの酸化や老化を防いでくれます。
肝臓が元気だと..カラダは酸化や老化を食い止めることができるという訳ですね。
②の「尿素を作る」もとっても大切なデトックスの働きです。
カラダは食べた物を分解する際に「アンモニア」という有害な物質を発生します。
アンモニアは脳神経系に有毒な物質ですのでカラダの外に出さなければいけません。
そこで肝臓はアンモニアを無害な「尿素」という物質に合成してカラダの外に排出する働きをしています。
ちなみにこのアンモニアは、
・小麦100g中に560mg
・米100g中に8mg
含まれています。
小麦を多く食べすぎると…肝臓の解毒のはたらきに負担がかかることになるかもしれません。
とてもたくさんの働きをしてくれている肝臓です。
負担を少しでも減らしてあげると!
肝臓は頑張って!抗酸化や老化防止にパワーを発揮してくれるかもですね!
カテゴリー | デトックスにかんするお話 / 食生活から体質改善する話 |
---|---|
タグ | 小麦 |
この記事を書いた人
前田 晴代
サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。
SEARCH
新着記事
-
2024.02.02
-
2023.03.19
-
2023.01.26
-
2022.12.04
-
2022.12.04
-
2022.10.27
カテゴリー
- 免疫力にかんするお話
- 貧血にかんするお話
- サンナナサロン®︎のお話
- withコロナ時代に役立つお話
- 冷え性改善にかんするお話
- デトックスにかんするお話
- ストレスにかんするお話
- 低血糖にかんするお話
- アレルギーにかんするお話
- 神経伝達物質にかんするお話
- 食生活から体質改善する話
- ダイエットにかんするお話
- 抗酸化にかんするお話
- 基礎体温を上げるためのお話
- 交感神経と副交感神経のお話
- 化粧品メーカーのお仕事の話
- 自律神経にかんするお話
- アトピー性皮膚炎のお話
- 代謝にかんするお話
- カラダからのサインのお話
- 生理痛にかんするお話
- 更年期にかんするお話
- 中2女子のリアルなお話
- 睡眠にかんするお話
- 腸活にかんするお話
- きょうの体質改善
- 温活にかんするお話
- 高2女子のリアルなお話
タグ
- 肌荒れ
- 運動
- 生理不順
- 心臓
- アドレナリン
- コルチゾール
- 便秘
- インスリン
- 頭痛
- 浮腫み
- 酸欠
- 酵素(こうそ)
- タンパク質
- 疲労
- 小麦
- 炭水化物
- グルテン
- 糖質制限
- シワとたるみ
- 酸化
- 乳糖
- 鉄分
- ヘム鉄
- 代謝
- アンチエイジング
- 自律神経の乱れ
- 冷え性
- ストレス
- 自律神経
- 体温
- 免疫
- 肝臓
- アセチルコリン
- 副腎
- 睡眠
- 貧血
- サプリメント
- ファスティング
- ダイエット
- 更年期
- 食材
- 調味料
- ガス
- 肩こり
- 筋トレ
- 活性酸素
- 抗酸化
- 日焼け
- 風邪
- アルコール
- 低血糖
- カフェイン
- 乳酸菌
- ブドウ糖
- 集中力