食生活への取り入れ方
まずは、タンパク質を食生活に取り入れようとする時に、タンパク質が「材料」になっている私たちのカラダの中の仕組みについて理解しましょう。
タンパク質はシンプルに「材料」です。
材料がなければ仕組みが成り立ちません。仕組みが成り立たないなら不具合が出るのと同じです。
例えば、皆さんが運転する自動車のことを想像してください。
自動車はガソリンを燃料にして動きますが、正確に言うと「ガソリンと空気を混ぜて燃やす」ことで動きます。
ですので、ガソリンがあっても空気がなければ自動車は動かないんですよね。空気の取り入れ口が詰まっていたり、空気とガソリンの混ざる割合がおかしくなるとエンジンが正常に動かなくなります。
燃やすための「材料」が足りていないわけですから当たり前ですね。
このように、タンパク質は私たちのカラダの中で仕組みが正常に働くための「材料」として機能しています。
どのような仕組みの材料になっているのか?重要なポイントを3つお伝えします。
①ヘモグロビンの材料になっている
私たちの血液の中には「ヘモグロビン」という物質があります。
このヘモグロビンが、私たちカラダ中に酸素を運ぶ働きをしています。
つまり、ヘモグロビンの量と質が不足すると私たちのカラダの全身に酸素が届かない状態になってしまいます。
酸素が届かない状態とは?
シンプルに言うと「酸欠(さんけつ)」です。
カラダ中の細胞が酸欠状態ですので、さまざまな体調不良が発生します。これがいわゆる「貧血」の状態です。
<貧血の症状>
偏頭痛/不眠/イライラ/冷え性/疲れやすい
これらはまさに酸欠の症状と同じと言うことができます。
そして、ヘモグロビンの「ヘモ」はヘム鉄、ヘモグロビンの「グロビン」はタンパク質を表します。
ヘモグロビンの不足による貧血の症状は、実は単純に材料になるヘム鉄とタンパク質を摂取していないことが原因であることが多いです。
ところが、厚生労働省が推奨する「一日に必要なヘム鉄の量」「一日に必要なタンパク質の量」を食から摂取しようと思うと、それはなかなか困難であるといえます。
●成人女性が一日に必要なヘム鉄の量
30~40mg … レバ刺し(100g)4皿分に相当
●成人女性が一日に必要なタンパク質の量
50~60g … 朝/納豆+昼/紅鮭に豆腐+夜/鶏もも肉
特に、ヘム鉄に関しては食事から摂取するのは現実的に困難であると言えますので、信頼できる製法で作られた国内産のサプリメントで摂取することをオススメしています。
例えば、こちらのOR THIS ONEのヘム鉄サプリメント「ればーのかわり」は、日本国内産の天然原料を使い日本国内の工場で、カプセル一つひとつを手詰めして作られています。
このようなサプリメントで計画的にヘム鉄を補っていくのが現実的です。