37サロン

【睡眠不足で太る理由】睡眠不足が及ぼす影響を科学的に調べてみた

2021.07.02

 

睡眠不足の影響ってどんなイメージでしょうか?

 

疲れがとれない…

 

仕事に集中できない…

 

めまいがする…

 

などですよね。

 

でも、それだけではないんです!

 

睡眠不足だと太りやすいって知ってましたか?

 

睡眠がなんで太る原因になるのか?論文で徹底的に調べてみました!その内容をわかりやすくお伝えしますね♪

 

今回は、

 

 

こんなかんじで行ってみたい思います!

 

睡眠不足で体調が悪くなっている猫のイメージ

睡眠時間と肥満の関係

 

睡眠と肥満の関係はさまざまな論文で関係があると認められています。

 

まずは、どのような睡眠習慣が肥満を引き起こすのか?みていきましょう。

①睡眠時間が短い

 

ひとつめは、睡眠時間と肥満との関係です。

 

みなさん毎日何時間睡眠をとれていますか?

 

株式会社ブレインスリープの調査結果によると日本人全体の4割が6時間未満の睡眠時間で、世界的にみても睡眠不足の人が多いことがわかりますね。

 

平均睡眠時間がとれていなくて太ってしまったことに落ち込む男性のイメージ

 

そんな私たちに悲しい情報です…。

 

オクスフォード大学のSleep Research Society(睡眠研究所)によるこちらの論文では「睡眠時間が短いと肥満の発生率が高い」ことが発表されています。

 

がんばってダイエットしたり食事制限しているのに!睡眠不足で太りやすいカラダになっている可能性があるんです。

 

そもそも「睡眠時間が短い」ってどれくらいの時間のことを指すのでしょうか?

 

ズバリ、、、、

 

6時間以下の睡眠は「短い」なんです!

 

下のグラフを見てください

 

睡眠不足で起こる肥満発症リスクをグラフ化した画像

 

こちらは睡眠時間と肥満発症リスクの関係を表したものです。

 

睡眠時間が7時間を切って6時間〜5時間になると!

 

肥満症となるリスクがいっきに急上昇しているのがわかります。

 

睡眠時間が6時間以下の人は肥満になる可能性が格段に上がってしまいます。

 

十分な睡眠といわれる7~8時間睡眠がとれず太ってしまった女性のイメージ

②不規則な睡眠時間

 

ふたつめは、毎日の睡眠時間が不規則な場合です。

 

夜勤で毎日寝る時間がバラバラの方もいますよね。

 

こちらの論文では「不規則な睡眠が肥満につながる」と発表されています。

 

⚫︎睡眠時間に3時間以上の差があると肥満になる可能性が1.2 倍上がる

 

⚫︎不適切な睡眠習慣は肥満と強く関連性がある

・若い人の就寝時間の変動

・高齢者の遅めの就寝

 

睡眠時間をたくさんとるだけではダメなんですよね。毎日の睡眠リズムを整えることが大切だと言えます。

 

 

夜勤などで不規則な睡眠時間になってしまうことをあらわした時計のイメージ

なぜ睡眠が肥満に影響をおよぼすのか

 

睡眠が肥満に関わっていることはわかりました。

 

正しい睡眠習慣とは、まずは7〜8時間の睡眠をとることが重要で、かつ、就寝リズムの変動がないようにすることだと言えます。

 

しかし、、、

 

なぜ?睡眠が肥満につながるのでしょうか?

 

理由は2つあります!

 

説明しますね。

 

なぜ睡眠が肥満に影響をおよぼすのか勉強しているイメージ

①食事量が増えてしまう

 

ひとつめの原因は、食べる量が増えてしまうからです。

 

厚生労働省のこちらの記事にあるように、睡眠不足(4時間睡眠)をたった2日間続けただけで!食欲が増加してしまいます。

 

なぜ食欲が増加してしまうのでしょうか?

 

理由は、睡眠不足によって食欲を抑えるホルモン(レプチン)と、食欲を高めるホルモン(グレリン)のバランスが乱れるからです。

 

睡眠不足によって食欲を抑えるホルモン(レプチン)と食欲を高めるホルモン(グレリン)のバランスが乱れていることを説明した画像

 

睡眠不足の人はレプチンの分泌が減り、グレリンの分泌が増えます。その結果、食欲が止まらなくなってしまうんです。

 

睡眠不足がホルモンバランスを崩して太る原因を作ってしまってるんですね。泣

 

また、起きている時間が長いので食事をするタイミングが多くなるのも食事量の増える要因です。

 

睡眠不足でレプチンの分泌が減り、グレリンの分泌が増えて食欲が止まらなくなってしまった女性のイメージ。

②高カロリーな物が食べたくなる

 

ふたつめの肥満になる原因は、高カロリーなものが食べたくなるからです。

 

こちらの論文にあるように、、

 

正しい睡眠を取れていない人はジャンクフードやお菓子など不健康なものを食べたくなる傾向が高まる。

 

睡眠不足や睡眠リズムの乱れによって、空腹による食事ではなく楽しむための食事が増えるそうです。

 

その結果、栄養を摂るよりも脂っこいものや甘いものなどを求めてしまい、摂取カロリーが増えて肥満につながります。

 

睡眠不足だと食べたくなる高カロリーなハンバーガーのイメージ

まとめ

 

どうして睡眠が肥満と関係しているのか?

 

⚫︎ホルモンの乱れや食事回数が増えることで食事の量が増える

⚫︎睡眠不足だとカラダに悪いものを食べたくなる

 

正しい睡眠をとらないとこんなことが起こってしまうからです。

 

⚫︎睡眠時間を7~8時間とる

⚫︎規則正しい睡眠リズムにする

 

このことを意識して、睡眠でしっかりカラダを休めてあげてください♪

 

 

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この記事を書いた人

かなこ

かなこ

サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中。【冷え】【便秘】が長年の悩み。パンや甘いものが大好きな私でも、はるよさんに教えてもらった「体質改善」でカラダの悩みを改善できるのか?実践中

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