天然水スパークリングレモンを飲みすぎると太る!?【飲みたくなる原因はストレス】
2021.06.19
「ウーロン茶を見なくなったなあ…」
「炭酸水とか強炭酸とか増えたなあ…」
そう感じている方は多いと思います。
事実、食品新聞の2021年1月この記事「炭酸水市場が活性化 家飲み需要とレモンの爽快感で過去最大の販売数量」では、
・ウィルキンソンの中でも「タンサン レモン」は強炭酸とキレのあるレモンのさわやかな香りが受け入れられ19年に28%増となった。2020年1-11月も人気を維持しれ19年とほぼ同等の26%の伸びを見せた。
・「キレートレモン無糖スパークリング」(ポッカサッポロ)と「キリンレモン スパークリング無糖」」(キリンビバレッジ)「サントリー天然水スパークリングレモン」も高い伸びを見せ、過去最高の販売を記録した。
・炭酸水のスーパー/コンビニなど手売り市場規模は約500億円と推定。これに加えて、ECでの販売がかなりのボリュームで上乗せになっている模様。
炭酸水の中でも特に、天然水スパークリングレモンのようなレモン味の炭酸水が人気のようですね。
炭酸水の人気の秘密の一つはカロリー/糖質がゼロであること。
「どうせ飲むなら…健康にいいものを!」
っていう感情が働いているのでしょうね。糖質ゼロでありながら炭酸の効果で爽快感と飲みごたえがあるのも人気の要因でしょう。
そこで疑問に思うのが、、、
「天然水スパークリングレモンのような炭酸飲料を飲んでも太らないのか?」
という点。
そこで今回は!
こんな感じでいってみようと思います!
炭酸水を飲みたくなる科学的な根拠
●炭酸が好きな人
●冷たい飲み物が好きな人
●食べるのが早い人
は、ストレスが溜まっている可能性があります。
ストレスが溜まると脳はエネルギー不足になります。
エネルギー不足になった脳は「血流に乗せてエネルギーを脳に送ってよ!」という指令を出します。
脳のエネルギー源とは?
答えは糖分(ブドウ糖)です。
血流に糖分をたくさん乗せるためには血糖値を上げる必要があります。血糖値とは読んで字のごとく「血液中の糖分の値」です。
血糖値を上げる方法は?
それはカラダに刺激を与えて「アドレナリン」という神経伝達物質を出すことです。
アドレナリンが出ると血糖値が上がって脳にたくさんのエネルギーが送られます。
例えば、、、、
大事な仕事や試験の前って、本番前に緊張してドキドキしますよね。心拍数があがります。
なぜ?
心拍数が上がるか?
ドレナリンが出ることで心臓が反応して心拍数を上げているのです。
緊張というストレスがかかったとき心拍数を上げてカラダを戦闘モードにするのが「アドレナリン」です。
なぜ?戦闘モードにしなければいけないか?と言うと…
心臓がドキドキする
↓
心臓のポンプ機能が活発に働く
↓
血液が全身にたくさん送り込まれる
↓
血液に乗せてカラダ全身(脳や臓器)に酸素と栄養が送り込まれる
↓
カラダ全身がより活発に働く!
と、いう仕組みです。
「緊張感は確かにストレスっぽいな…」
ってイメージできますよね。
実は「ストレス」という英語(stress)のもともとの意味は「刺激」なんですよね。
つまり、緊張感などの刺激も「ストレス」なんですが、外からカラダに対する刺激もまた「ストレス」なんですよね。
まとめると、、、
●炭酸が好き→喉を通るときの炭酸の刺激が好き
●冷たい飲み物が好きな人
→喉や胃を通るときの冷たい刺激が好き
●食べるのが早い人
→たくさんの食べ物が喉を通る刺激が好き
という感じです。
炭酸や冷たい飲み物が好きな人は、実はカラダが刺激(ストレス)を求めている可能性があります。
カラダにストレスが掛かる
↓
ストレスを解消するためにアドレナリンを出す
↓
喉や胃に刺激になるものを食べようとする
と、いう訳です。
ストレスが多い人の特徴
ストレスが多い人の特徴は前述の通り、
●炭酸が好きな人
●冷たい飲み物が好きな人
●食べるのが早い人
などが挙げられます。
刺激を求めて血糖値を上げようとする訳です。
同じ理由で、
●熱いシャワーやお風呂(43〜45℃)が好きな人
●激辛の料理が好きな人
●甘いものを爆食いしてしまう人
なども、ストレスが多い可能性があると言えます。
炭酸水を飲むことが太りやすくなる理由
ではなぜ?
炭酸水を飲みすぎると太る可能性があるのでしょうか?
カギは「血糖値」にあります。
アドレナリンを出して上げた血糖値。その後はどうなるのでしょうか?
上がった血糖値は下げなければいけませんよね。
血糖値を下げる働きをするのが「インスリン」です。
・アドレナリン→血糖値を上げる働き
・インスリン→血糖値を下げる働き
こういう役割分担であると考えると分かりやすいと思います。
そして、、、
厄介なのはインスリンの血糖値を下げる「以外の」働きです。
インスリンの他の働きとして有名なのが、糖を脂肪に変える働きです。
こちらの厚生労働省e-ヘルスネットの記事「インスリン」にもありますように、
余ったブドウ糖はグリコーゲンや中性脂肪に合成され蓄えられますが、その合成を促進するのもインスリンの働きです。
このようにインスリンは糖を脂肪として細胞の中に蓄える働きがあるんですよね。
つまり、、、
炭酸水を飲んで血糖値を上げている人は、上がった血糖値を下げるためにインスリンを過剰に分泌している可能性があります。
インスリンが大量に分泌されるとそれだけ脂肪の合成が進みます。
このようにして「太りやすい体質」になる訳です。
太りにくい体質にならない方法
では、、、、
どうすれば?太りにくい体質になるのでしょうか?
インスリンが過剰に出るのを防ぐと良いでしょう。
一つの方法をご紹介しますね。
前述のように(例えば爆食いなど)血糖値を急上昇する行動をしてしまったとします。
その後すぐに15分くらい散歩することをオススメします。
これだけで血糖値の降下は緩やかになります。インスリンの出番が少なくなる訳です。
例えば、、、、
ランチで炭水化物をお腹いっぱい食べてしまった時とかにもオススメです。
これだけで血糖値の降下はなだらかになります。
まとめ
天然水スパークリングレモンがついつい飲みたくなる人はストレスが溜まっている可能性があります。
ストレスや刺激を受けると私たちのカラダはアドレナリンを出して血糖値を上げます。
上がった血糖値を下げる働きをするのがインスリンです。
インスリンには血糖値を下げるだけでなく糖を脂肪に変える働きがあります。
したがって、インスリンが出過ぎる生活習慣は「太りやすい体質」の原因になると言えます。
インスリンの過剰分泌を避けることで太りやすい体質の改善は可能であると言えるでしょう。
このように、私たちのカラダにはさまざまなメカニズムがあります。
科学的な根拠に基づいてしっかり体質改善に取り組みたいものですね♪
カテゴリー | ストレスにかんするお話 |
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タグ | アドレナリンインスリン |
この記事を書いた人
前田 晴代
サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。
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