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【徹底検証】タンパク質は太る?プロテインバーが脂肪になって太りやすくなるプロセスとは?

2021.05.28

 

最近コンビニエンスストアの店頭で多く見かけるようになったプロテインバー。

 

タンパク質が手軽に摂取できるよ!

 

ということでコンビニの店頭でも多く見かけるようになりました。

 

タンパク質をとるためにコンビニで買えるプロテインのイメージ

 

「チョコレートより太らないイメージがある!」

「タンパク質って太らないよね!」

 

皆さんはこんなイメージをタンパク質に持っておられるのではないでしょうか!

 

そこで今回は!

 

コンビニのプロテインバーが実は太ってしまう科学的な理由を3つにまとめてご紹介しようと思います。

 

プロテインバーがなぜ?人気なのか?

 

理由は二つあると考えます。

 

まず一つ目の理由として、ここ10年ほど続く糖質制限ブーム。

 

ライザップさんなどが提唱する糖質制限ダイエットがいっきに広がったこともあり、低糖質な食事、高タンパクな食事が「カラダにいいんだね」っていう認知が世間一般に広がりました。

 

私たちサンナナサロンのお客様でも、特に男性のお客様は、

 

「健康のためにタンパク質を摂らなきゃ」

 

っていう意識が強いように思います。

 

 

糖質制限はなかなか取り入れることが出来ないんだけど普段の食事を高タンパクなものに変えることならできる!と思われているのかもですね。

 

実際、サンナナサロンでも「普段のおやつを高タンパクなものに置き換えて」というコンセプトでタンパク質ナッツ「へむてっつ」を作りました。

 

とても好評です。

 

オアディスワンの「おきかえなっつ」

 

また二つ目の理由として、すでにアメリカでプロテインバーが大人気であったこと。

 

アメリカのスーパーやコンビニではプロテインバーが非常に多くの売り場を占めています。

 

例えば、アメリカで非常に多く展開されている「thinkバー」シリーズは、

 

・think! High Protein Bar
(プロテインを20g含んだ商品) 

・think! Protein + 150 Calorie Bar
(カロリーを150カロリーに抑え、プロテインを10g含んだ商品)

 

・thinkThin protein&Fiber Bar
(薄さを従来のものの半分以下にし食べやすくした上で10gのプロテインと食物繊維を含んだ商品)

 

と…!

 

このように顧客の細かいニーズに応じたプロテインバーが数多く展開されています。

 

アメリカで流行したものが3年〜5年遅れで日本に入ってくるのは昔から変わりませんので、日本もゆくゆくはこれくらいプロテインバーが増えていくのかもしれませんね。

 

糖質が高いせいで太ってしまうかもしれないプロテインバーのイメージ

プロテインバーの食べ過ぎが実は太ってしまう理由

①プロテインバーに含まれる糖質が問題

 

日本で販売されているプロテインバーには糖質が多く含まれているものが多いです。

 

こちらの記事でもまとめましたが、中には20g近い糖質が含まれているものもあります。

 

「ちょっと小腹がすいたな」

「集中力が落ちたな」

 

っていう時に食べる間食は、糖質10以下、できれば糖質5g以下がおすすめです。

 

血糖値を上げないために糖質を確認する必要がある、甘い食品のイメージ

 

こちらの間食が食後血糖値に及ぼす影響(古賀克彦/長崎女子短期大学)」という論文で、さまざまな間食の糖質がまとめられています。

 

今川焼きやカステラは糖質が40gくらい含まれている!

 

また、アイスクリームにも糖質が16g含まれていることが書かれていますので、糖質が20g近くも含まれているプロテインバーを食べるのは、、、

 

「そんなのアイスクリーム以上じゃん!」

 

ってなります。

 

糖質がたくさん含まれているプロテインバーばっかり食べていると…そりゃ太りますよね。

 

②血糖値が急降下すると太りやすい体質になる。

 

これは①とも関連するのですが、糖質の高いものを食べて血糖値が急上昇したあとは、血糖値は急降下します。

 

上がったものが下がるのは当たり前です。

 

この血糖値の急降下をサンナナサロンでは「太りやすい体質になる原因」とお伝えしています。

 

インスリンの働きである糖を脂肪に変える働きや炎症を引き起こす働きを説明する図

 

簡単に説明しますね。

 

私たちのカラダは血糖値を下げるために「インスリン」という神経伝達物質を分泌します。

 

このインスリンが血糖値を下げる訳ですが、インスリンは他にもさまざまな働きをします。

 

こちらの論文「細胞内インスリン作用の評価法とGLUT4小胞輸送にもありますように、インスリンは糖質を脂肪という形で細胞の中に溜め込んでしまいます。

 

糖質を食べること自体は悪くないのですが、糖質を食べたあとの血糖値の急降下が太りやすい体質の原因になることは覚えておきたいところです。

 

インスリンが糖質を脂肪という形で細胞の中にとりこんでしまった人のイメージ

③タンパク質の摂りすぎはカロリー摂取過多

 

まず前提として、特に女性はタンパク質の摂取量が少ない方が多いです。

 

積極的にタンパク質は取っていただきたいように思います。

 

参考までに、厚生労働省が推奨する一日の必要タンパク質を摂取しようと思うと、以下のような食事を毎日続けないといけません。

 

厚生労働省が提言する一日のタンパク質摂取量を分かりやすくまとめた画像

 

これはなかなか大変ですよね。

 

このようなタンパク質ですが、なかなか高カロリーな場合も多いですので、食べ過ぎはもちろん太る原因になります。

 

ただ個人的には、やはりタンパク質やプロテインバーで「太ってしまった」という原因は、①②が多いように思います。

 

プロテインバーを食べると太るのか検証するために調べてているイメージ

まとめ

 

タンパク質は必須栄養素の一つですから、適量をしっかりと摂取する必要があります。

 

特にサンナナサロン的には髪や肌の原料になっているだけではなく、さまざまな神経伝達物質の材料になっているのもタンパク質です。

 

タンパク質が不足する神経伝達物質も材料不足で不足する。。。

 

ということが起こります。

 

コンビニでプロテインバーを選ぶ際は、含まれているタンパク質の量を見るのと同時に、含まれている糖質の量を見ることが良いと思います。

 

【プロテインバーを選ぶ目安】
・タンパク質…10g以上
・糖質…5g以下

 

 

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この記事を書いた人

前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

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