【2021年最新版】なぜ今「腸活」なのか?腸内環境を整えるのに大切な2つのこと。
2021.04.05
以前の記事で「お腹にガスが溜まって困っている…」っていう記事を書いたのですがこれが驚くほど反響をいただきまして汗
そこで!今回は!
私たちサンナナサロン流の「腸活(ちょうかつ)」について【完全版】としてまとめてみようと思います。
・腸活と免疫の関係とは?
・腸内環境を整えると免疫が上がる?
・腸の中にいる菌って何があるの?
などなど…
それではいってみましょう!
腸活…菌活…育菌…なぜ注目されるのか?
最近は「腸活」という言葉が特に注目されていると思います。
実際に私たちのブログでも「腸活」関連の記事へのアクセスは2020年から急激に伸びています。
これは何故なのでしょう?
理由の一つとして、やはり新型コロナウイルス感染症の影響があるかと思います。
「腸内環境を整えると免疫力が上がる」
ということがほんとうに広く言われるようになりました。
そこでまず、腸活のことを考える前に「免疫」とは何か?をしっかり科学的に定義してみようと思います。
腸活のことを知る前にまずは免疫のことをしっかり知らないと!前には進めませんよね。
免疫の科学的な定義は「白血球の働き」
免疫のことは厚生労働省のホームページなどでも詳しく書かれていますが、私たちサンナナサロンでは以下のようにシンプルにまとめてお客様にお伝えしています。
【免疫の定義】
① 血液中の白血球が細菌/ウイルスを食べたり殺したりすること
② ①の履歴を作ってカラダに覚えこませる
順番に説明していきますね。
まず、①です。
ズバリ!免疫の定義は血液中の白血球の働きだと考えていただいてOKです。
白血球が細菌やウイルスを食べたり殺したりする働きのことを言います。
次に、②です。
①で働いた白血球は細菌やウイルスとの戦いの履歴をしっかりと記録します。
ふたたび細菌と戦うときに簡単に勝利できるように!するわけです。
もう一度、下の図を見てください。
例えば、あなたが怪我をしてカラダに比較的に大きなバイ菌などが入ってきたとします。
大きなバイ菌に対しては白血球は食べてやっつけようとします。(=①)
戦いに勝利した白血球はバイ菌を食べたまま死骸になります。
この白血球の死骸が膿(うみ)です。
つまり、膿は白血球の働きのあとに出てくるものですから実は傷が治りかけている証拠なんですよね。
同様のことは風邪をひいたときの鼻水の色でも理解することができます。
風邪のひき始めは水のようなサラサラの鼻水が出ます。
ですが、風邪が治っていくと黄色いドロっとした鼻水が出ますよね。
黄色い鼻水は、白血球が風邪菌を食べてくれたあとの死骸が含まれています。
だから、あのような黄色いドロっとした鼻水になっているんですよね。
免疫に関する白血球は腸の中にたくさんいる
このような白血球はもちろん血液の中に存在しているのですが、実は腸の中にもたくさんいると言われています。
ある論文では、
●(動物モデルの解析では)腸内細菌が積極的に病態に影響する
とまとめています。
つまり、、、
免疫細胞=免疫に関係する白血球は腸の中にたくさんいるので!
腸内環境を整えることが即ち、免疫力を上げることになるんですよね。
(理化学研究所の論文にもありますよう正確には腸の中の免疫を活性化するタンパク質を白血球が作っています。)
少し難しい話になりますが、、、、
腸内環境に関してよく言われていることがあります。
なぜ?
それは腸の中にいる白血球がいちばん活性化して働いてくれる温度が37.0度だからです。
「37.0度はいちばん免疫力が高い温度」
とよく言われる理由の一つがこれですね。
私たちの店舗の屋号「サンナナサロン」に含まれているサンナナ=37.0度にはそういう意味を込めています。
まとめると、
●腸内環境は白血球の働きに大きく関係している
●免疫機能=白血球の働きと考えてよい
●白血球は細菌/ウイルスを食べたり殺したりする
ということになります。
腸内環境のもう一つの論点…腸内細菌とは?
一方で「菌活(きんかつ)」「育菌(いくきん)」など、、、
腸内細菌が大切ですよ、っていう論点があります。
これは一体どういうことでしょう?
簡単に言いますと腸の中には、
●善玉菌
●日和見菌(中間の菌)
●悪玉菌
この三つがバランスを取るようにして存在しています。
ある論文では「善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1」で存在していると説明されています。
また、この悪玉菌は厚生労働省の資料では以下のように説明されています。
『悪玉菌は、たんぱく質や脂質が中心の食事・不規則な生活・各種のストレス・便秘などが原因で腸内に増えてきます。』
(厚生労働省)
私たちサンナナサロンが注目したいのは、、、
この「便秘」の部分です。
↓●だから便秘はカラダに悪い
↓●腸内環境を菌という点で改善する意味でも便秘は解消したほうがいい
というわけですね。
以下の図を見てください。
デトックスとは「排毒(はいどく)」をいう意味があります。
人間のカラダで一番いいデトックスの方法は実は排便なんですよね。
ヨガとか半身浴とかで汗を大量にかいたとしても、、、
排便のデトックス効果にはまったく敵わないんですよね。
私たちサンナナサロンでは腸のデトックス(排毒)効果を高める、つまり、、、
便秘を解消する方法として以下の二つをオススメしています。
①腸の筋肉の伸び縮みを活性化
②副交感神経優位を意識する
①は意外な盲点なんですが、腸の伸び縮みはもちろん筋肉の働きです。
筋肉の伸び縮みに必要なミネラル=カルシウムとマグネシウムが不足すると、当たり前ですけど便秘がちになるます。
腸の筋肉が伸び縮みできていないから便秘になっているんですよね。
②はリラックスすることでカラダは副交感神経優位の状態になります。
これは私たちのカラダの生体機能ですので、、、
アドレナリンが出っ放しの交感神経優位の状態が長く続くと私たちのカラダはやはり便秘がちになります。
まとめ
サンナナサロン流の「腸活」を定義すると以下の二つになります。
腸な免疫の主役である白血球の働きに大いに、関係しています。
また、腸内細菌を整えることが大切で、そのためにはまず排便をしっかりしてカラダをデトックスする必要があります。
カテゴリー | 腸活にかんするお話 |
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この記事を書いた人
前田 晴代
サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。
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