37サロン

午後に飲むコーヒーが翌日の仕事のパフォーマンスを落とす?【眠くならず集中する方法】

2021.02.07

 

「昼食後はいつもスタバでコーヒーを買ってから仕事に戻る」

 

そんな方は多いんじゃないでしょうか。

 

がっつりお昼ごはんを食べた。

 

このままだと眠気が襲ってきて集中できない。

 

昼食後に眠気覚ましのコーヒーを買うスターバックスのイメージ

 

だからコーヒーを飲んでカフェインで目を覚ます。

 

「食後のコーヒー」を習慣にしている方も多いと思います。

 

今日は…

 

昼食後のそのコーヒーが翌日の仕事のパフォーマンスに関わっているかもしれないというお話です。

 

仕事中に眠気覚ましに飲むコーヒーのイメージ

なぜ?昼食後に眠くなってしまうのか?

 

まずは昼食後に眠くなってしまう理由から考えましょう。

 

ズバリ!結論から言いますと…

 

眠くなる原因は血糖値の急激な低下です。

 

食後に眠くなってしまうイメージ

 

お腹いっぱいにお昼ごはんを食べると血糖値が急上昇します。

 

ところが、、、

 

上がった血糖値は下げなければいけません。

 

血糖値を下げるインスリンという神経伝達物質が分泌されて、血糖値を急降下させます。

 

血糖値の「血糖」とは糖分すなわちエネルギーですので、血糖値が下がることにより脳はいっきにエネルギー不足になります。

 

エネルギー不足になった脳は…強烈な眠気に襲われます。

 

これが「食後に急激に眠くなる」ことの原因です。

 

食後に襲ってくる急激な眠気の原因の一つが血糖値の急降下であることを説明する図

コーヒーなどでカフェインを飲むとどうなるか?

 

そこでカフェインの投入です。

 

カフェインは私たちのカラダにアドレナリンという神経伝達物質を出させます。

 

アドレナリンは血糖値を上げます。

 

つまりインスリンが出て下がってしまった血糖値をまた上げてくれるんですよね。

 

よしよし^ ^

 

一件落着。

 

…というわけにはいきません^ ^

 

アドレナリンを出して血糖値を上げる¥て集中力を取り戻すために飲むコーヒーのイメージ

 

上記のような、

 

 

●お昼にドカ食い

 

●インスリンが出て眠くなる

 

●コーヒーのカフェインで目を覚ます

 

●アドレナリンが出て血糖値が上がる

 

 

このような生活習慣を繰り返していると、下図のように血糖値が乱高下するのが当たり前になってしまいます。

 

日中の血糖値が乱高下する血糖値スパイクを説明する図

 

図をよく見ていただくと分かると思います。

 

ただ乱高下するだけではなく、日中血糖値の最大値が大きく、最小値が小さくなってしまっているんです。

 

そして…

 

このように血糖値が乱高下する状態のことを「血糖値スパイク」といいます。

 

近年ではNHKスペシャルなどでも特集が組まれて注目されています。

 

NHKスペシャルで特集された血糖値スパイクのイメージ

NHK公式ホームページより>

夜に眠るためのエネルギーが作れていない

 

意外かもしれませんが、、、、

 

私たちが夜に眠るのにもエネルギーが必要です。

 

血液の中にエネルギーが不足してしまって脳がエネルギー不足を感じてしまうと、脳は私たちを強制的に目覚めさせます。

 

 

エネルギーが足りない!

 

目を覚ましてエネルギーを送ってくれ!

 

 

という感じです。

 

朝までぐっすり眠れない人は、このように眠っている間の血糖値が低くなってしまっている可能性があります。

 

血糖値スパイクにより眠っている間の血糖値が下がってしまっていることを説明する図

 

上の図をよく見てください。

 

このような血糖値スパイクの症状の方が日中でもう一箇所、血糖値が下がり切ってしまっている場所がありますよね?

 

それが…夕方です。

 

仕事中の夕方にも血糖値が低くなってしまう状態が訪れます。

 

血糖値スパイクにより夕方に血糖値が下がりきって眠気が襲ってくることを説明する図

 

夕方に眠くて眠くて仕方がない。

 

それは、、、、

 

血糖値の乱高下が原因かもしれません。

 

夕方に眠くて仕方がなくって仕事ができない人のイメージ

まとめ

 

食後に目を覚ますためのカフェイン入りのコーヒーが、実は血糖値の急上昇/急降下を引き起こしている可能性があります。

 

眠気の原因の一つは血糖値の急降下です。

 

急上昇がなければ急降下も起こりませんので、血糖値を急上昇させない生活習慣が大切だと言えます。

 

コーヒーは出来たら午前中の一杯だけ。

 

午後の昼食後の眠気に対しては、昼食の量を減らすことで対応してはどうでしょうか。

 

たくさん食べなければ血糖値の急降下も起こらず「眠気で仕事が手をつけられない…」ということは無くなると思います。

 

夕食はしっかり食べても大丈夫!できれば20:00までに済ませましょう。

 

糖分とアドレナリンが血糖値を上げやすく、その結果に分泌されるインスリンが血糖値を急降下させ眠気を引き起こすことを説明する図

 

何より大切なのは、

 

 

血糖値を乱高下させないこと

 

 

です。

 

実は…

 

 

前日の食生活が翌日の仕事のパフォーマンスに関わっている

 

 

ということですね^ ^

 

集中して仕事に取り組んでいる男性のイメージ

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この記事を書いた人

前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

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