37サロン

【原因はストレス!?】脳の働きをコントロールして発想力と記憶力アップ

2020.06.15

 

「最近なんだかアイデアが湧いてこないんだよな〜ストレスのせいかな??」

 

…なんてことを考えているクリエイティブ系のお仕事の方も多いかもしれません。

 

新型コロナウイルス感染症の影響で新しい生活習慣に適応すること自体がけっこうなストレスかも、です。

 

今日は私たちのカラダの「ひらめきが起こる仕組み」についてのお話です。

 

脳のひらめきを阻害するストレスのイメージ

ひらめきを加速させる脳内物質はアセチルコリン

 

私たちのサンナナサロンでは、

 

 

●戦闘モードにさせるホルモン
 →アドレナリン

 

●休息モードにさせるホルモン
 →アセチルコリン

 

 

以前の記事でもお伝えしています。

 

カラダが戦闘モードと休息モードを「スイッチ」しっかりと切り替えれる状態のことを「自律神経が元気な状態」と私たちは定義しています。

 

スイッチ「ON」がアドレナリンが出ている状態、スイッチ「OFF」がアセチルコリンが出ている状態ですね。

 

自律神経が交感神経と副交感神経を切り替えるスイッチであることを説明する図

 

そして実は…

 

このアセチルコリンが「ひらめき」を生むホルモンであることが最近の研究で分かっています。

 

しっかり休息することが創造力や発想力につながる…

 

なんだか納得できる話ですがそのメカニズムはどのようになっているのでしょうか!?

 

ひらめきを加速させる脳内物質はアセチルコリンだと検索している男性のイメージ

脳がひらめきモードの時はシータ波という脳波が出ている

 

リラックスした状態では「シータ波」という脳波が出ています。アルファ波は9〜12Hzの周波数の脳波です。

 

一方で、脳が”ひらめきモード”に入っている時に出ている脳波が「シータ波」です。シータ波は4〜7Hzの周波数の脳波です。

 

そしてアセチルコリンは脳の中の海馬という部分を刺激してシータ波を出させます。

 

 

アセチルコリン分泌

海馬を刺激

シータ波が出る

記憶力と発想力がアップ

 

 

つまり…

 

アセチルコリンがしっかりと分泌されているカラダは”ひらめき”を起こす素地ができているということになります。

 

アセチルコリンがしっかりと分泌されているカラダは”ひらめき”を起こす素地ができていることをイメージさせる脳の画像

”ひらめきモード”のアセチルコリンをたくさん出すには!?

 

では、アセチルコリンをたくさん分泌させて発想力と記憶力をアップさせるにはどうしたらいいのでしょうか!?

 

サンナナサロン®︎的には科学的な根拠に基づいて3つの方法をお伝えできると思います。

①アドレナリンを出しすぎない

 

これはサンナナサロン®︎の鉄板の?知識ですよね。

 

アドレナリンとアセチルコリンは表裏一体です。アセチルコリンをたくさん分泌しようと思うならアドレナリンの分泌を抑えることが一番の近道です。

 

アドレナリンは精神的なストレスだけでなく物理的な刺激(=ストレス)に応じてたくさん分泌されます。

 

 

●一日に2杯以上のコーヒー

 

●辛すぎたり塩辛すぎる食べ物

 

●冷えすぎている氷水

 

●クーラーが効きすぎている部屋

 

 

これらは全てカラダにとっては刺激になりますのでアドレナリンを分泌しやすくなります。

 

逆に少し意識してこれらを控えればアドレナリンの分泌が抑えられてアセチルコリンが分泌されやすくなります。

 

自律神経が交感神経と副交感神経を切り替えるスイッチであることを説明する図

②アセチルコリンの材料になる食べ物

 

アセチルコリンの原料になる栄養素は「レシチン」です。レシチンが不足するとアセチルコリンの生成が不十分になります。

 

レシチンを多く含んだ食材は、卵黄と大豆、です。
(その他には穀類、レバー、ナッツなど)

 

とういうことは、レシチンが多く含まれる食事として「卵かけご飯」「豆腐入りの味噌汁」「納豆」が思い浮かびます。

 

伝統的な日本の朝食はアセチルコリンの材料となるレシチンの原料が豊富であると言えます。

 

発想力と記憶力が上がる食事のイメージ

③しっかりした睡眠をとってアセチルコリンを出す

 

サンナナサロン®︎では「たくさん眠る」ことをただ推奨することはしていません。

 

アセチルコリンをしっかり分泌して「質の良い睡眠をとる」ことをお客様と一緒に目指しています。

 

そして質の良い睡眠には「メラトニン」と「セロトニン」というワンセットの脳内物質が必要になります。

 

 

メラトニン…眠気をもたらす

 

セロトニン…睡眠からスッキリ覚醒

 

 

メラトニン&セロトニンのコンビがじゅうぶん活躍してくれるならアセチルコリンもたくさん分泌されます。

 

深い眠りが生まれるメカニズムを分かりやすくまとめた画像

 

この辺り詳しくは別の記事でも説明しようと思いますが、メラトニン&セロトニンのコンビをたくさん分泌させる方法は以下のような行動になります。

 

 

●腹式呼吸

 

●リズム運動30分以上(水泳、ウォーキング、自転車)

 

●咀嚼(しっかり噛んでご飯を食べること)

 

●入眠前に薄暗い部屋でリフレッシュ(PC等/蛍光灯はNG)

 

●太陽光(起きてから目を開けて5分間浴び続ける)

 

 

なんだかとても健康的な生活のイメージですが💦

 

逆にwithコロナ時代のニューノーマルな生活習慣だからこそ実現しやすいかもしれません。

 

脳の働きをコントロールして記憶力と発想力がアップした女性のイメージ

 

これら①〜③を少しだけでも日常生活に取り入れることが出来れば…

 

ずいぶんと”ひらめき”の質と量が変わってくると思います。

 

ぜひ試してみて頂ければと思います♬

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この記事を書いた人

前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

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