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牛乳を飲むとお腹を下してしまう理由【日本人に牛乳は必要ない!?】

2019.11.05

 

牛乳を飲むとお腹がグルグル言うんだよね…っていう人は多いかと思います。

 

今回は牛乳お腹グルグル問題からスタートです🙂

 

日本人がお腹を下してしまう牛乳のイメージ

アジア人の85%は体質的にお腹がグルグルになる

 

人間は1歳半から4歳にかけて乳糖を消化する「ラクターゼ」という乳糖分解酵素が減退していきます。

 

乳糖を消化する「ラクターゼ」という乳糖分解酵素をもっている赤ちゃんのイメージ

 

その結果、ラクターゼを分解できない人は「乳糖不耐症」という体質になります。

 

そもそも牛乳がカラダに合わないような状態になるんですよね。

 

特にアジア人の約85%以上は乳糖不耐症と言われています。牛乳を飲むと消化できず消化器症状(お腹が痛い、下痢)を引き起こしてしまいます。

 

つまり…お腹のグルグルは体質的なものでそもそもアジア人は牛乳を飲むのに不向きな体質とも言えます。

 

日本人がお腹を下してしまう牛乳のイメージ

牛乳に含まれるタンパク質はアレルギーを引き起こす

 

牛乳に含まれているタンパク質がさまざまな形でアレルギー症状を引き起こしてします。その傾向は特に2歳以下の乳幼児に多く見られます。

 

慢性的に下痢をしている子供のほとんどは牛乳アレルギーに該当すると言われています。

 

下痢だけだと良いのですがそれが慢性的な症状になると胃腸の中で目視できない(目に見えない)出血を伴う場合があります。

 

牛乳に含まれるタンパク質でアレルギーを引き起こした女性のイメージ

 

そうなると慢性的な貧血症状を引き起こすことになります。

 

実際のところ、慢性的な下痢の方が乳製品を摂取するのを止めると下痢が治って、さらには貧血症状も改善した、という事例もあります。

 

アレルギーを引き起こしてしまうかもしれない牛乳のイメージ

牛乳の脂質は動脈硬化などの原因になる!?

 

いろいろな考えがあるのですが、例えば米国では米国心臓協会などが牛乳/乳製品の摂取を減らすように呼びかけています。

 

これは牛乳が飽和脂肪酸を含みコレステロール値や動脈硬化と直接的な因果関係にあることが研究によって示されているからです。

 

今では乳幼児にまで冠動脈に動脈硬化の兆候が見られるとの報告もあります。

 

牛乳が飽和脂肪酸を含みコレステロール値や動脈硬化と直接的な因果関係にあることがわかるグラフ画像

「乳・乳製品を多量に摂取するスウェーデン、フィンランド、ノルウェイ、デンマークなどの北欧諸国は虚血性心疾患の死亡率が高い。」
Ganmaa D, Sato A. Mortality from ischemic heart disease in relation to world dietary practices (未発表資料).

大人になれば牛乳を飲まなくても問題ない!?

 

牛乳っていうと「カルシウムの宝庫」っていうような印象で「毎日飲まなきゃ!」って思っている方も多いかと思います。

 

でも実はミネラル分でカルシウムが欠乏することってほとんど無くて(だって…人間の骨からカルシウムが溶け出すので)特に牛乳から意識して摂取する必要はないかも、なんです。

 

人間も元々は野菜や海藻などに含まれるカルシウムから摂取してきました。

 

あまり知られていないデータですが日本社会全体で牛乳を推奨されてからでも実は骨粗鬆症は増加しています。

 

牛乳と骨粗鬆症の関係について研究している男性のイメージ

 

そんな視点で牛乳や乳製品のことを見てみるのも良いかも、です♪

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この記事を書いた人

前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

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