37サロン

夕方に強い眠気を感じたり集中力が落ちる理由【低血糖と血糖値スパイク】

2019.10.31

 

私たちのサンナナサロン®︎では40代以上の経営者の方(男性女性問わず)がお客様に多いです。

 

「もっと自分のパフォーマンスを上げてバリバリ働きたい!」と皆さんお話しされます。

 

株式会社MEETSHOPの代表取締役であるサンナナサロンの前田晴代の写真

「低血糖」という考え方

 

私たちは免疫学と栄養学の知識を用いて「冷え・貧血・自律神経の悩み」を科学的に再定義したプログラムをお客様にご提供しています。

 

そんな中で私たちは「低血糖」という概念を導入しています。

 

低血糖の症状の方は、

 

 ●起床時なかなか起き上がることが出来ない

 

 ●イライラする時に甘い物を摂ると落ち着く

 

 ●夕方に強い眠気を感じたり集中力が落ちる

 

このようなチェック項目に当てはまることが多いです。

 

低血糖症状に悩まされる男性のイメージ

低血糖とは「血糖値が乱高下すること」

 

ここで誤解していただきたくないのは低血糖とは「血糖値が低い状態を指すのではない」ということです。

 

そうではなくて…低血糖とは「血糖値が一日の間で乱高下する状態」を言います。

 

 

(病院の血液検査でも血糖値を測る検査がありますが血液検査はあくまで「点」の血糖の値であり、血糖値は一日を通じて高低を繰り返すという認識が大切です)

 

低血糖とは血糖値が一日を通じて高低を繰り返すことを説明したグラフ画像血糖値とは血液中のエネルギーの値

 

血糖値とは読んで字のごとく「血液の中に含まれる糖の量」を表します。

 

糖は「エネルギー」です。

 

エネルギーである糖が血流に乗って脳に送られることによって脳の機能は活性化します。

 

 ●疲れている
 (=脳が「疲れている」と感じている)

 ↓
 ●甘いものが欲しい
 (=甘いものを食べて血糖値を上げたい)

 ↓
 ●甘いものを食べると元気になる
 (=脳にエネルギーが送られて元気になる)

 

血糖値が上がるのでげんきになる食べ物としてケーキのイメージ

乱高下が激しいと起こる「血糖値スパイク」

 

血糖値の乱高下が激しい状態を低血糖と呼びます。血糖値はあっと今に上昇し、あっという間に下降します。

 

そしてこの「あっという間に下降する」ことを「血糖値スパイク」と呼びます。

 

血糖値スパイクは近年、放置しておくと動脈硬化が進みやすくなり、心筋梗塞脳梗塞がん認知症などのリスクが上昇すると考えられています。

 

NHKで紹介された血糖値スパイクの画像

 

 ●低血糖症状である
 (=日常的に血糖値の乱高下がある)

 ↓
 ●食事を摂ると血糖値が急上昇する

 ↓
 ●血糖値を下げなければいけない
 (=上がりすぎはNGなので)

 ↓
 ●下げるためにインスリンを大量分泌

 ↓
 ●血糖値が急降下する
 (=血糖値スパイク)

 

という訳です。

インスリンの別名は「肥満ホルモン」

 

また、インスリンというホルモンは摂取した糖をダイレクトに脂肪に変える働きがあります。

 

さまざまな不調は血糖値の急降下が原因だと分かりやすく説明したグラフ

 

そのため別名「肥満ホルモン」と呼ばれています。

 

 ●低血糖症状を改善する
 (=食事改善が必要

 

 ●血糖値スパイクを避ける
 (=血糖値を意識した食事の摂り方

 

を、意識していきたいところです!

 

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前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

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