■ この記事を監修いただいた専門家

無糖炭酸水のメリット・デメリット

 

まず、炭酸水についてネットで調べると

 

・便秘解消できる
・ダイエット効果がある

 

こういった効果が期待できるという情報が多く見つかりました。

 

効果の理由をカンタンに説明すると、、

 

 

ということが起こるからだそうです。

 

 

今回お伝えしたいのはこの「ダイエット」の効果について！

 

たしかに、炭酸ガスでお腹が膨れて食欲を減らせるかもしれません。

 

しかし良い効果だけではなくって…

 

ウィルキンソンのような強い炭酸の刺激をうけると血糖値が急上昇してしまうんです。

 

（炭酸のシュワシュワがカラダにとって刺激に！）

 

 

みなさん”血糖値が上がる”ときいて何をイメージしますか？

 

おそらく「太る」という言葉が浮かんだはずです。

 

そのとおり！

 

炭酸水の刺激によって血糖値が上がると太りやすくなってしまいます。

 

それでは、

 

・炭酸水で血糖値が上がる
・血糖値が上がると太りやすくなる

 

これについて順番に説明していきますね。

 

炭酸水で血糖値が上がる理由

 

ではなぜ炭酸水の刺激で血糖値が上がってしまうのでしょうか。

 

順番に説明していきますね。

 

さきほど言ったように、あの強い炭酸を飲み込むときの喉越しはカラダにとって「刺激」になります。

 

私たちのカラダはこういった「刺激」をうけると身を守ろうと働きます。

 

 

例えば、私たちが森で熊に遭遇したとイメージしてみてください。

 

襲われないためには「素早く逃げる」必要がありますよね。

 

つまりカラダが動く状態でないといけません。

 

このために、刺激を受けると「カラダを動かせる状態」に準備します。

 

（この場合クマと遭遇したという「恐怖」が刺激になります。）

 

 

「カラダを動かせる状態」って一体どうやって準備するのか？

 

キーワードは【アドレナリン】という物質です。

 

刺激をうけるとカラダの中では【アドレナリン】が分泌され血糖値が上がります。

 

血糖値が上がるとカラダのエネルギー源である「糖」が全身に送られます。

 

これによってカラダを動かせる状態がつくられるんです。

 

 

とくに強炭酸は刺激がつよいので血糖値を上げやすいです。

 

なぜ無糖炭酸水で太ってしまうのか？

 

一般的に考えると、炭酸水はカロリー・糖質ゼロなので太ることはありません。

 

しかし、、

 

ふだんから炭酸水を飲みまくってる人は「太りやすくなる」可能性が高いんです。

 

理由を説明しますね。

 

 

さきほどお伝えしたように、炭酸水の刺激でアドレナリンが分泌すると血糖値が上がります。

 

血糖値を上がったままにしておくと危険なので、カラダは元に戻そうと働きます。

 

このとき分泌されるのが【インスリン】です。

 

アドレナリンで血糖値を上げる
インスリンで血糖値を下げる

 

こうして血糖値を調整してくれます。

 

 

ただインスリンには厄介な働きがあって…血糖値を下げると同時に糖を脂肪にかえてしまう！

 

(インスリンの別名は「肥満ホルモン」です。)

 

ってことは…？

 

炭酸水をよく飲む人(アドレナリンを分泌しやすい人)は、インスリンで脂肪がつきやすくなっているかもしれません！

 

そう、だから炭酸水を飲みまくっていると「太りやすい体質」になってしまうんです。

 

 

まとめ

 

炭酸水はゼロカロリーでカラダに良いからどれだけ飲んでも大丈夫！ってイメージがあります。

 

しかし実は、、

 

炭酸水の「刺激」によってアドレナリンが分泌され血糖値が上がっている可能性があります。

 

血糖値が上がると今度はインスリンをつかって元に戻さないといけません。

 

インスリンには「糖を脂肪にかえる」働きがある！

 

1日に何度も炭酸水を飲む方は、インスリンが出やすい(=太りやすい)カラダだと考えられます。