さいきん便秘気味だな…
お腹に違和感を感じるとみなさんはまずどんなアクションをとりますか?
わたしは朝ごはんを「オートミール」にチェンジします。
2022.05.31
6月に入ってからなぜか便秘気味。
カチコチの便ばかりでお腹がスッキリしない。
便秘になるとずっとお腹が気になって良い気分で過ごせませんよね。
きっとみなさん早く便秘を解消するために、
便秘薬や漢方を飲んだり…
便秘に効果があるという食事を意識したり…
しているのではないでしょうか。
ただ一番大事なのは、じぶんの便秘の原因を知ることです。
原因が違えば対処法も変わってきます!
ということで今回は「便秘」についてのおはなし!
⚫︎オートミールを食べても便秘が解消しない理由
⚫︎腸をうごかして便通をよくするための睡眠方法
こんな感じでお伝えしていきます。
さいきん便秘気味だな…
お腹に違和感を感じるとみなさんはまずどんなアクションをとりますか?
わたしは朝ごはんを「オートミール」にチェンジします。
この記事を執筆しました!
サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中のかなこです(^^)
オートミールは食物繊維のかたまりなので、便のかさになって便秘を解消してくれる食べ物。
なんですが…最近はまっったく効果がないんです。泣
お腹の中には絶対ウンチがいるのに!
トイレで「ふんっ!」と全集中してきばっても全然便が出ない。
このように、、
食事を見直しても便秘が改善しないという人は、睡眠の質を上げることで解決される可能性がたかいです。
一体どういうことか?
実は便秘には大きく2つの原因があります。
自分の便秘タイプを知ることがとっても大切です!
①食事から便の材料をとれていない
②腸がうまく動いていない
順番に説明していきますね。
一つ目は便秘になりやすい食生活になってしまっている場合です。
(一般的に紹介されている「便秘解消法」はこっちの原因を解消するためのものが多い!)
よく、便通を良くするために「食物繊維」と「お水」をしっかりとりましょうって聞きますよね。
私がオートミールを食べたのもそのためです。
みなさんご存知のように…食物繊維と水は便をつくる材料になります。
<健康的なバナナウンチ>
【水分】70~80%
【食べかす、腸の細胞】10~20%
【腸内細菌】10%
↑のように、便を分析すると…
一番多いのが水分、食べかすというのは消化管で吸収されず腸までたどり着く食物繊維です。
つまり、食事で食物繊維や水を十分にとれていない人はそもそも便をつくることができません。
厚生労働省のこちらの記事にあるように、食物繊維は不足しやすい成分です。
現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分
食生活が乱れている方は、お水と食物繊維を意識することで改善される場合が多いですよ♪
二つ目は、腸がうまく動いていない場合です。
①では”便の材料をとって便をつくる必要がある”ってお伝えしました。
もう一つ大事なのが、、
便の元をしっかりゴールまで運ぶという作業です。
オートミールやお水を意識しても便秘が改善しない…と悩んで知る方はこの作業ができていない可能性が高いです!
便の元を運ぶのは腸の仕事です。
腸がしっかり動いていれば便を排出できますよね。
ただ私たちは、腸に「いま動け!」って命令することはできません。
そんな私たちに代わって腸をコントロールしているのが【自律神経】です。
自律神経は二つの神経をつかって腸を活発に動かしたり、じっとさせたりしてカラダを調整します。
腸が活発にうごく
→副交感神経優位(リラックスモード)
腸がじっとしている
→交感神経優位(緊張モード)
しかし、、
自律神経の調子が悪いと交感神経ばかり使ってしまい、腸がしっかり動かなくなってしまうんです。
⚫︎腸の動きがわるい=交感神経優位になりやすい
これはつまり、、
交感神経と副交感神経をバランス良く使えていないということです。
「②腸がうまく動いていない」でお悩みの方は、自律神経の乱れを改善することが便秘解消の鍵ですね。
【エビデンスまとめ】
⚫︎副交感神経が優位になることで腸管の運動は活発になる
ここからは、腸を動かして便秘解消するための「自律神経を整える方法」をお伝えしていきます。
そもそも、自律神経の調子が悪くなる大きな原因は「睡眠」です。
なぜか?
本来、私たちは夜間しっかり眠ることで疲れを癒しカラダを回復させます。
この「しっかり眠る」ための条件が、、
副交感神経優位(リラックス)で眠ること!
交感神経:活動モード
副交感神経:リラックス・回復モード
なので、副交感神経で眠ると疲労回復が行われてカラダを整えてくれます。
反対に、交感神経優位で寝てしまうと…
⚫︎24時間で交感神経の割合がふえる
↓
⚫︎自律神経のバランスが乱れる
↓
⚫︎調子がわるくなり、2つの神経をうまくコントロールできない
こんなことが起こってしまいます。
そして、、
いまの蒸し暑い季節は、ふだん睡眠に問題がない人も睡眠の質が落ちやすい。
気温調節がうまくできずカラダがリラックスできないと、交感神経優位で眠ってしまうことになるんです。
⚫︎寝苦しい(リラックスできない)
↓
⚫︎交感神経優位で寝てしまう
↓
⚫︎自律神経乱れる
↓
⚫︎腸が動かず便秘
この流れを断ち切るためには、やはり副交感神経優位で眠ることが大切です!
もちろん布団や部屋の温度などで寝やすい環境を整えるのも大切です。
しかし実はそれだけではなくて!
副交感神経で眠る一番大事なポイントは、、
とにかく寝る前の2~3時間の間カラダに刺激を与えないこと!
具体的には、
×寝る直前スマホをみる
×夜に筋トレをする
×シャワーのみで湯船に浸からない
こういったものはカラダにとって刺激となり、交感神経優位にしてしまうNG行動です。
◎寝る15分前にはスマホをとじる
◎筋トレは夕飯前に済ませる
◎できるだけ湯船に浸かる
できるだけNG行動を減らしてカラダをリラックスさせたまま布団に入ってください。
そうすると、睡眠で自律神経が整い便秘解消することができます♪
便秘解消法としてまっさきに頭に浮かぶのは「食物繊維」「水」など食事での解消法だとおもいます。
これらは便の材料になって便通を良くしてくれます。
ただ、オートミールを食べるなど食事を改善しても効果がない場合は…「腸がしっかり動いていない」可能性が高いです。
腸は副交感神経優位のときに働きます。
リラックスして眠れていない方は、自律神経が乱れて交感神経優位な状態になりやすいです。
リラックスして眠るために、、
寝る前の2~3時間の間カラダに刺激を与えないことを意識してください!
カテゴリー | 腸活にかんするお話 |
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タグ | 便秘自律神経の乱れ自律神経睡眠 |
この記事を書いた人
かなこ
サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中。【冷え】【便秘】が長年の悩み。パンや甘いものが大好きな私でも、はるよさんに教えてもらった「体質改善」でカラダの悩みを改善できるのか?実践中
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