紫外線対策といえば!日焼け止めクリームですよね。
さいきんは美容オタクの姉に「365日日焼け止めをぬるのが大事!」ってしつこく言われます。
ただ私は忘れ物がとにかく多くて日焼け止めをいつもカバンに入れ忘れるんです。
そしてその度に薬局で買い直し、、すでに来年日焼け止めを買わなくても良いほど日焼け止めクリームが集まりました。笑
<&be UVミルク/&be公式サイトより>
そんな(日焼け止めを無駄に買いまくってる)わたしのオススメはコレ↑
ヘアスタイリストの河北裕介さんがプロデュースしているブランド&beのUVミルクです!
顔にも肌にも使えて下地にもなるので面倒くさがりのわたしにピッタリで(笑)重宝しています。
こんな感じで‥
今年の夏は日焼けしないようにしっかり日焼け止めクリームで対策中です。
日焼け止めクリームだけでは不十分
ただ…日焼け止めクリームだけでは紫外線対策は十分と言えないみたいです。
まずは日焼け止めクリームの役割をカンタンにみてみましょう。
わたしたちが紫外線をあびるとカラダの細胞が破壊されます。
すると…
⚫︎炎症をおこす(肌が焼ける)
⚫︎活性酸素を発生(老化の原因)
破壊された細胞ではこんなことが起こってしまいます。
上の図にありますように、日焼け止めクリームはそんな紫外線をバリアして身を守ってくれます。
このバリアがなければ肌の至る所から紫外線を吸収してしまいますので、日焼け止めクリームを塗るのはとても大切です。
しかし…
いくらこまめに日焼け止めクリームを塗ったとしても100%カットするのは不可能です。
100%カットできず紫外線を浴びてしまうと…さきほど言ったように炎症を起こしたり活性酸素を発生させます。
こうなったらもうどうしようもないって思いますよね。
ですが実は!
カラダの中では肝臓からでる物質が、紫外線のつくった活性酸素と戦ってくれるんです。
例えるならば、、、
日焼け止めと肝臓の関係は”デンタルフロスと歯ブラシ”の関係と同じです。
デンタルフロスだけで歯のケアをしている人っていませんよね?(笑)
歯磨き粉と歯ブラシは、歯のケアの基本です。汚れや歯垢をしっかり取り除きます。歯のケアの「メイン」の働きです。
デンタルフロスは、歯のケアを補うものです。歯ブラシでは届かないところを綺麗にします。歯のケアにおいては「サブ」の働きです。
日焼け止めと肝臓の働きもそれと同じです。
肝臓 … メインの働き
(カラダを酸化させないための主役)
日焼け止めクリーム … サブの働き
(カラダを酸化させないために補うもの)
歯ブラシとフロスを両方使うほうが虫歯にはなりにくいですよね。
日焼け対策もそれと同じでメイン(肝臓)とサブ(日焼け止めクリーム)の働きがしっかり噛み合ってこそ!カラダを酸化から防ぐ働きが完全なものになります。
肝臓はどうやって日焼けを防いでくれるのか
では日焼けをしたときに肝臓はどうやってカラダを守ってくれているのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
お伝えしたように紫外線をあびるとカラダの細胞が破壊され2つのことが起こります。
①炎症をおこす(肌が焼ける)
②活性酸素を発生(老化の原因)
このうち肝臓が助けてくれるのは②です。
活性酸素って聞いたことありますか?
活性酸素はカラダを酸化、糖化させる原因となるものです。
わかりやすく言うと酸化はサビ、糖化はコゲです。
酸化(サビる)→リンゴの断面が茶色くなる
糖化(こげる)→トーストを焼くと焦げる
これと同じことがカラダにも起こりシミ、シワ、たるみなどを生み出します。泣
つまり、、活性酸素が発生することで私たちのカラダは老化してしまうんです!
そんな活性酸素が紫外線によって発生するなんて…。
このピンチを救ってくれるのが「肝臓」です。
一体どうやって?
肝臓は「抗酸化物質(こうさんかぶっしつ)」というものを作って老化を防いでくれるんです。
肝臓が元気にはたらいてくれると、、
⚫︎抗酸化物質をつくる
↓
⚫︎活性酸素をやっつける
こんなかんじでカラダの中で紫外線による老化を防いでくれます♪
絶対ダメ!日焼けを悪化させる行動
日焼け対策には「肝臓」が大切だとわかりました。
日焼けした後にいかにカラダを老化させないかは肝臓にかかっているわけです。
それにも関わらず…
夏になると多くの人が肝臓に負担のかかるNG行動をしているんです!
海で水遊び、ワイワイBBQなど、夏は屋外で遊ぶので紫外線を浴びる機会がふえます。
暑いときに飲むキンキンに冷えたビールは最高!ぐびぐび飲んじゃいます。
…実はこれがNG行動!
みなさんここからは肝臓の気持ちになってみてください。笑
肝臓ってとても忙しい臓器でいろんな仕事を任されています。
とはいえ優秀なので、元気なときは全部の仕事を行いしっかり抗酸化物質もつくってくれます。
しかしそんな肝臓にもキャパがあって…
あまりにも仕事が増えると全部を完璧にはこなせなくなるんです。
例えばアルコールをたくさん飲む。
肝臓はアルコールを分解するという仕事がさらに増えてしまいます。
上の図にあるように、新しい仕事が増えることで他の仕事にまで手が回らなくなります。
このように肝臓がつかれてしまうと…
日焼けで発生した活性酸素をやっつける抗酸化物質をつくりだせなくなって老化の原因になります。
⚫︎日焼けする&お酒をのむ
↓
⚫︎アルコール分解という新しい仕事が増える
↓
⚫︎肝臓はキャパオーバー
↓
⚫︎抗酸化物質をつくれなくなる
炎天下あそんでお酒を飲んだ次の日ってすっごくカラダが疲れていませんか?
あれは肝臓がフルパワーで稼働して疲れている証拠です。
日焼けを防ぐには肝臓の負担を減らすのが大切!
紫外線をいつもより浴びるときはアルコールは控えるようにしてください。
今日からできる新しい日焼け対策
それではここからは…
肝臓を元気にして日焼けを防ぐ方法を2つ!お伝えしていきます。
カンタンなのでぜひ実践してみてください!
①抗酸化物質をたべる
肝臓を元気にして日焼けを防ぐ方法一つ目は「抗酸化物質をたべる」です。
抗酸化作用のたかい食べ物を食べることで肝臓と同じように活性酸素を抑えるのに役立ちます。
ちなみに「飲む日焼け止め」に含まれているのも抗酸化作用の高い栄養素。
食べ物からこれらを摂れば、飲む日焼け止めと同じような効果があるってことですね。
カラダの外から抗酸化物質をとって肝臓の力を高めてあげてください♪
②肝臓の負担を減らす
肝臓を元気にして日焼けを防ぐ方法二つ目は「肝臓の負担を減らす」です。
肝臓の負担を減らす方法は先ほどお伝えしたとおりアルコールを減らすこと。
そしてもう一つ「刺激」を減らすことです。
肝臓にはいろんな仕事があると言いました。
実はカラダがうけた刺激を対処するのにも肝臓の力が必要です。
つまり刺激が多いと肝臓の仕事が増えていくんですね。
暑い所からクーラーの効いた部屋に入る…
キンキンに冷えた炭酸水を飲む…
夏はカラダがこうした刺激をうけやすいです。
生活の中で刺激が多いと肝臓が疲れて機能低下してしまうので気をつけてください。
まとめ
夏の紫外線対策といえば「日焼け止めクリーム」ですよね。
しかしそれだけでは日焼けを防ぐことができません。
実は…
カラダの内側で活性酸素をたおしているのは【抗酸化物質】です。
(紫外線によって発生した活性酸素という老化の原因を、抗酸化物質がやっつけます)
その抗酸化物質をつくっているのが【肝臓】なんです。
肝臓を元気にすることが日焼け対策で大切になります。
肝臓を元気にするために、、
⚫︎抗酸化物質をたべる
→活性酸素を抑えるのに役立ち肝臓を助ける
⚫︎肝臓の負担を減らす
→余計な仕事を減らして肝臓に元気で働いてもらう
この2つのポイントを意識してください!
日焼け止めクリーム+肝臓ケア=最強の日焼け対策 です!笑