37サロン

キムチ鍋はダイエットに向かない!太りやすい体質になる科学的な理由

2021.12.12

 

K-POPアイドルの美の秘訣として「キムチ」がよく紹介されます。

 

韓国人がふだんから食べているときくと美容に効果的なイメージがありますよね。笑

 

そんなキムチを使った料理として人気なのが「キムチ鍋」です!

 

 

わたしも友達とよくキムチ鍋の人気チェーン店「赤から」に行きます。

 

赤からでは辛さを1~11まで選べて中でも一番人気は「赤3番」。

 

11段階のうちの3番なんですが、、これが結構辛いんです。

 

お水をガブガブ飲みながら汗をかきまくりながらかきこみます。笑

 

カラダが熱くなり汗をかくのがデトックスにつながるらしく…キムチ鍋は美容やダイエットフードとして人気があるそう!

 

キムチ鍋を食べて代謝を上げて汗をかいている男性のイメージ

 

しかし、、

 

キムチ鍋は血糖値を上げて太りやすい体質になってしまうかもしれないって知ってますか?

 

今回は!

 

キムチ鍋で太ってしまう原因についてくわしくみていきたいと思います!

 

 

この記事を監修しました!
前田晴代です(^^)

■ この記事を監修いただいた専門家

前田晴代さん

体質改善専門店サンナナサロン®︎ プロデューサー/株式会社MEETSHOP 代表取締役

 

大阪淀屋橋に開業した37SALON(サンナナサロン)は広告宣伝費ゼロで顧客リピート率は93%を維持。 2021年には体質改善に特化した新ブランドOR THIS ONE(オアディスワン)をスタート。現在はその独自のヘルスケアプログラムを全国に広めている。

 

2019年度大阪トップランナー事業認定。2019年理化学研究所ヘルスケアビジコンファイナリスト。2020年池田泉州銀行ニュービジネス助成金大賞受賞。

 

株式会社MEETSHOP

大阪市トップランナー認定事業

大阪市OSAP採択

ニュービジネス大賞

 

キムチ鍋に含まれるカプサイシンとは?

 

キムチ鍋が食べたい…!

 

みなさんがこう思うとき「辛くて熱々」なものを求めているはずです。

 

キムチ鍋には唐辛子に含まれる【カプサイシン】という辛味成分が入っています。

 

カプサイシンを食べることで舌が刺激されて辛さを感じたり、カラダの温度を上げて汗をかいたりします。

 

キムチ鍋で汗をかいてデトックスしている人のイメージ

 

つまり、、

 

カプサイシンを食べるとカラダの温度が上がり代謝がアップする!

 

このことからキムチ鍋はダイエットや美容に良いと言われているんですね(^^)

 

【記事まとめ】

⚫︎カプサイシンは唐辛子やキムチに含まれる

 

⚫︎カプサイシンは舌の感覚神経を刺激するので辛みを感じる

 

農林水産省「カプサイシンに関する情報

 

サンナナサロン的にキムチ鍋ダイエットを考える

 

辛くて熱いものを食べると汗が吹き出してしまうイメージがありますよね。

 

これによって「代謝がよくなり→ダイエット効果が期待できる」っていうのは納得だと思います。

 

しかし、いいことばかりではないんです。

 

キムチ鍋は食べたときに「辛い!あつい!」と感じますよね。

 

キムチ鍋=からだに刺激を与える食べ物

 

だと考えてください。

 

ここからは…刺激のつよいキムチ鍋を食べて太りやすくなってしまう理由をお伝えしますね!

 

 

ふつうに考えると「刺激」と「太る」には関係がなさそうですよね。

 

くわしくみていきましょう。

 

まず、カラダが刺激をうけると【アドレナリン】という神経伝達物質が分泌します。

 

アドレナリンは聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

 

脳がフル回転しているとき、試合などで集中しているときに「アドレナリンが出てる〜!」って言いますよね。

 

 

アドレナリンがでると、、

 

血糖値(血液中の糖の濃度)が上がります!

 

糖はカラダにとってのエネルギーなので、血糖値が上がることでカラダは活動的になります。

 

⚫︎キムチ鍋を食べて刺激をうける

⚫︎アドレナリンが分泌される

⚫︎血糖値が上がる

 

キムチ鍋を食べて血糖値が上がったグラフのイメージ

 

キムチ鍋を食べてカラダが活動的になるんだったら良さそうですよね?

 

ところが問題はこの後です。

 

血糖値を下げるために【インスリン】という神経伝達物質が分泌されます。

 

このインスリンには血糖値を下げる以外にも働きがあります。

 

下の図を見てください。

 

血糖値を下げる働きのあるインスリンをわかりやすくまとめたイメージ

 

インスリンには糖を脂肪にかえる働きがあります。

 

このことから肥満ホルモンともいわれていて、ダイエット中はインスリンの分泌量を減らすことがが痩せるためのポイントです。

 

「キムチ鍋は血糖値を上げる→下げるためにインスリンが分泌される」

 

つまり、、

 

キムチ鍋を食べると血糖値の乱れがおこって太りやすい体質になってしまうということです。

 

ちなみに血糖値が上がった分下げるためのインスリンの分泌量は増えます。

 

キムチ鍋が辛ければ辛いほど太りやすくなってしまいます。

 

【記事まとめ】
⚫︎インスリンには血糖値をさげる働きがある

 

⚫︎インスリンには糖を脂肪にかえる働きがある

 

厚生労働省e-ヘルスネット「インスリン」

 

キムチ鍋で太りやすい体質になってしまう理由

 

さきほどからキムチ鍋を食べて「太る」ではなく「太りやすい体質になる」とお伝えしています。

 

じつは、、

 

血糖値が一度乱れてしまうと習慣化してしまう可能性が高いんです!

 

一時的に太るよりも体質が変化してしまうなんて怖いですよね。。

 

どうしてそんなことになってしまうのか?

 

下の図を見てください。

 

キムチ鍋をたべて血糖値スパイクを起こしているイメージ

 

青のグラフは血糖値の上げ下げを繰り返しています。

 

このジェットコースターのように乱れた血糖値を「血糖値スパイク」といいます。

 

キムチ鍋や刺激のある食事をよくする方は血糖値が頻繁に乱れていると考えられます。

 

ふだんから血糖値が乱れている状態になると、、

 

何を食べても血糖値がぐーーんと上がりやすいカラダになります。

 

ということは?

 

もちろんインスリンも大量に分泌されます。

 

つまり、、

 

キムチ鍋を頻繁に食べる方は血糖値スパイクが起こり太りやすい体質になってしまうんです!

 

まとめ

 

キムチ鍋には「カプサイシン」という辛味成分が含まれており代謝アップの効果があります!

汗をかいて痩せる!というイメージからキムチ鍋はダイエットにも人気です。

しかし、、

「辛くて熱い」刺激的な食べ物は血糖値をあげやすい食べ物でもあります。

 

 

血糖値が乱れると【インスリン】という糖を脂肪に変える物質が分泌されます。

 

刺激的な食べ物をよく食べる方は、、

 

血糖値の乱れが習慣的に繰り返されて太りやすいカラダになってしまいます!

 

キムチ鍋や刺激のある食べ物を好んで食べる方は気をつけてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

かなこ

かなこ

サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中。【冷え】【便秘】が長年の悩み。パンや甘いものが大好きな私でも、はるよさんに教えてもらった「体質改善」でカラダの悩みを改善できるのか?実践中

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