37サロン

【キムチ鍋は太る】代謝をあげても無駄?!ダイエットに向いていない2つの理由

2021.11.11

 

寒くなってくると食べたくなるのが「鍋」ですよね♪

 

鍋といってもいろんな種類があります。

 

鍋情報館『お気に入り鍋ランキング』によると一番人気なのは「キムチ鍋」なんだそう!

 

第1位 キムチチゲ鍋(2563票)

第2位 豆乳鍋   (1188票)

第3位 もつ鍋   (682票)

 

 

キムチ鍋というと辛くてカラダがぽかぽか温まりますよね。

 

またこの特徴から代謝を上げてダイエットに良いという印象もあります。

 

しかし、、、

 

実はキムチ鍋が太りやすい体質の原因になるかもしれないんです!

 

今回はキムチ鍋がダイエットに向いていない理由をお伝えしていきますね。

 

 

 

キムチ鍋がダイエットに向いていない理由を調べているイメージ

キムチ鍋が代謝を上げるとされている理由

 

まずは、、、

 

キムチ鍋にダイエット効果があるって本当なのか?

 

キムチ鍋が代謝アップに効果があるのかについてみていきたいと思います。

 

キムチ鍋に入っているカプサイシンのイメージ

 

キムチ鍋につかわれるキムチには「カプサイシン」という成分が含まれています。

 

これは唐辛子などにも含まれている辛味成分です。

 

「辛い!でも旨い!」

 

っていう感じでキムチ特有の味を作っています。

 

カプサイシンは舌を刺激します。

 

辛いもの特有のヒリヒリ感はこれが原因だったんですね!

 

カプサイシンを食べるとカラダが熱くなったり汗が出ることがわかっています。

 

【記事まとめ】

⚫︎カプサイシンとは唐辛子などに含まれる辛味を引き起こす成分のこと

⚫︎カプサイシンを食べるとカラダが熱くなったり汗が出たりする

 

農林水産省「カプサイシンに関する情報

 

このように、、、

 

カラダが熱くなったり汗が出るというのは代謝がよくなっている証拠です。

 

代謝がアップすれば脂肪を効率よく燃やしてくれます!

 

【論文まとめ】

⚫︎カプサイシンはカラダ全体のエネルギーの消費を進める

 

Non-pungent capsaicin analogs (capsinoids) increase metabolic rate and enhance thermogenesis via gastrointestinal TRPV1 in mice

 

キムチ鍋が太りやすい体質の原因となる2つの理由

 

このようにキムチ鍋はダイエット向きの食事というイメージがありますよね。

 

しかし、、、

 

いいことばかりではないんです。

 

ここからはサンナナサロンの視点からキムチ鍋がダイエットに向いていない理由を2つ!お伝えしていきたいと思います。

 

キムチ鍋がダイエットに向いていない理由を本で読んでいるイメージ

①血糖値を下げるインスリンが太りやすい体質の原因になる

 

キムチ鍋がダイエットに向いてない理由の1つ目。

 

それは、、、

 

血糖値が上がりやすくなるからです。

 

どういうことか?説明しますね。

 

キムチ鍋は「熱くて辛い」ですよね。食べてる時はお水をガブガブ飲んでしまいます。

 

つまりキムチ鍋は私たちに刺激を与える食べ物だと考えられます。

 

このような刺激をうけるとカラダは【アドレナリン】という物質を分泌します。

 

例えば何かに熱中しているときやスポーツの試合中などに、

 

「今日はアドレナリン出っぱなし!」

 

ってよく聞きますよね。

 

あのアドレナリンです。

 

筋トレ中にアドレナリンが出ている男性のイメージ

 

キムチ鍋を食べてカラダが刺激を受ける。

 

するとアドレナリンが分泌されると血糖値が上がります。

 

⚫︎キムチ鍋を食べて刺激を受ける

⚫︎アドレナリンがでる

⚫︎心拍数が上がる

⚫︎血糖値が上がる

 

キムチ鍋が血糖値を上げるイメージ

 

へ〜!

 

血糖値が上がって活動的になるならいいじゃん!

 

って思ったアナタ。

 

大間違いです。(笑)

 

血糖値がアドレナリンによって上がることには問題はありません。

 

問題は、、、

 

上がった血糖値を下げなければいけないということです。

 

血糖値を下げるときに分泌されるのが【インスリン】という物質です。

 

キムチ鍋が血糖値を上げて太らせるイメージ

 

ここで問題があります。

 

インスリンの働きは血糖値を下げるだけではないんです。

 

実は、、、、

 

インスリンはカラダの中にある糖を脂肪に変えてしまう働きがあるんです!

 

このことからインスリンは肥満ホルモンと呼ばれています。

 

キムチ鍋が血糖値を上げて太らせるイメージ

 

ここまでをカンタンに整理すると、、

 

キムチ鍋の刺激でアドレナリンが出ると血糖値が上がります。

 

上がった血糖値は下げなければいけません。

 

そのときにインスリンが血糖値を下げる働きをするのですが…

 

インスリンには脂肪を増やす働きもあるのでたくさん出ると太ってしまうということです。

 

【論文まとめ】

⚫︎心筋細胞にアドレナリンがはたらくと、心拍数が上がる

 

自律神経と心筋電気生理学」/小野克重

 

【論文まとめ】

⚫︎インスリンは脂肪をつくるはたらきがある

 

時間代謝学に基づく効率的な食事と運動を考える」/田中逸

 

②血糖値スパイクという体質になってしまう

 

キムチ鍋がダイエットに向いてない理由の2つ目。

 

それは、、、

 

血糖値スパイクという体質になってしまうからです。

 

なんだか分かりにくいコトバが初登場しましたね(汗)

 

それでは説明していきますね。

 

 

血糖値スパイクというの上の図のように血糖値がジェットコースターのように波うってる状態です。

 

これはどうして起こるのかというと、、

 

①の理由のアドレナリン&インスリンの血糖値の上げ下げを繰り返すことで!

 

それが習慣化して”体質”になることで起こります。

 

え!

 

キムチ鍋のような刺激があるものばかり食べていると”体質”が変わってしまうの?

 

答えはYESです。

 

そして、、、

 

血糖値スパイクのやっかいなことは、何を食べてもすぐに血糖値が上がる体質になっていることです

 

はい。

 

恐ろしいことに、、、

 

何を食べても!です。

 

ドーナツ

 

例えば、、、

 

上の写真のようなドーナツ。

 

ちょっと疲れたときに食べたくなりますよね。

 

正常な血糖値の人はドーナツを食べてもそんなに血糖値が上がりません。

(下の図の青線)

 

ところが、、、

 

血糖値スパイクの人は何かをちょっと食べても血糖値が急上昇してしまいます。

 

なぜか?

 

①のような食生活を繰り返すことで血糖値が急上昇&急降下するのが普通になってしまっているからです。

 

残念ながらこうなってしまうと大変です。

 

何を食べても血糖値が上がって、、、

 

そして血糖値を下げるためにインスリンが出ます。

 

インスリンが出ると①と同じですね。

 

①の状態が常に続く。つまり限りなく太りやすい体質になってしまうっていうことです。

 

まとめ

 

キムチ鍋に入っている「カプサイシン」という辛味成分にはカラダを熱くさせて代謝アップの効果があります!

 

辛くて熱いので汗をかいて痩せる!というイメージがつよいですよね。

 

しかし、、

 

「辛くて熱い」という刺激によって血糖値があがりやすい食べ物でもあります。

 

血糖値が乱れるとインスリン(肥満ホルモン)がでたり、甘いものが食べたくなったり…太りやすい体質になりやすい!泣

 

カラダに良いから♪と頻繁に食べている方はこの知識も頭に入れておいてくださいね(^^)

 

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この記事を書いた人

かなこ

かなこ

サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中。【冷え】【便秘】が長年の悩み。パンや甘いものが大好きな私でも、はるよさんに教えてもらった「体質改善」でカラダの悩みを改善できるのか?実践中

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