2021.11.11

寒くなってくると「カラダを温めるために生姜湯(しょうがゆ)が良いよ！」ってよく聞きます。

とくに冷えやすい夜に飲まれる方も多いと思いますが…

夜に生姜湯を飲むと眠りの質が落ちるって知ってましたか？

今回は、、

生姜湯の効果的な飲み方から寝る前にオススメのレシピまで！調べてまとめてみました！

生姜湯を夜に飲んではいけない理由

「夜にカラダを温めると気持ち良く眠れる！」

そう考えて毛布などでしっかり寒さ対策をして眠っている！って方も多いと思います。

また、生姜湯にもカラダを内側からあたためる効果がありますので♪

夜飲んで眠るとポカポカして質の良い睡眠がとれそうですよね。

しかし、、、

生姜湯を飲んでから眠ると睡眠の質が下がってしまうんです！

ではなぜ夜に生姜湯を飲むのがいけないのか？

その理由は、、

深い睡眠をとるには体温を下げる必要があるからです！

えー！

体温を下げないとしっかり眠れないということ？

想像と違う！

どういうことか？詳しく説明していきたいとおもいます。

わたしたちには1日の中で体温のリズムがあります。

起きている時間帯は、カラダの中心部分の深部体温といわれる温度が上がり活動的に動いていて、、

反対に就寝時には深部体温を下げて眠る準備をします。

上の図を見てください。

このように睡眠中には深部体温を下げることで脳とカラダに休ませています。

そして、、

生姜湯を夜に飲んではいけない理由は、深部体温を上げてしまうからです。

つまり、、

布団などであったかくして眠るのはOKだけど…

生姜湯はカラダの内側の深部体温を上げるので睡眠の質が悪くなってしまうんです。

生姜湯はいつ飲むのが効果的？

寝る前に飲んではいけないというのは分かったけど…

具体的にいつ飲むのが良いのか知りたいですよね！

それでは、睡眠の質を上げるために効果的な生姜湯を飲むタイミングを教えますね。

生姜湯がカラダをあたためる効果は2~3時間継続します。

このことから眠る3時間前までに飲んでおくのが睡眠に効果的だと考えられます！

なぜか？？

じつは体温は一度高く上げることで下がりやすいという特徴があるんです！

カラダは体温があがると手足の表面から熱を逃そうとします。

運動をしてカラダがあつくなったときにそのまま放っておくとすぐ熱が逃げますよね。

布団に入る3時間前までに生姜湯を飲むと…

眠る頃に深部体温が自然に下がってぐっすり眠ることができますよ♪

おすすめ生姜湯TOP３

それでは！

ここからは上記の観点から！

寝る前にオススメの生姜湯レシピTOP３をご紹介します！

3位 しょうがチューブで簡単しょうが湯

カンタンに生姜湯を飲みたい！という方におすすめなのが、生姜チューブをつかったこちらのレシピです。

もちろん栄養価は本物の生姜と比べれば下がりますが、、

手軽に飲みたいときにはオススメです♪

2位　つくりおきしょうが湯

生姜に含まれるショウガオールという成分には、カラダをあたためる効果があります。

このショウガオールは加熱することで増加します。

本来であれば熱湯で茹でるのが一番効果的なのですが、水筒に熱湯を入れて置いておくこちらの方法でも同様の効果が得られるそうです！

(「ショウガ中の 6-ジンゲロールの加熱調理による変化」)

1位  レモン入りしょうが湯

生姜はすりおろすことで健康効果が高まります！

そして生姜湯にレモンをいれるアレンジはとても美味しいのでおすすめ♪

レモンに含まれるビタミンCはこちらの論文にあるように、体の免疫力である白血球の働きを高めてくれる効果もありますよ(^^)

まとめ

「あったかくして寝るとよく眠れる」

というイメージから生姜湯を寝る前に飲む人が多いようです。

しかし、、

良質な睡眠をとるためには、カラダの中心部分の深部体温を下げる必要があります。

生姜湯にはカラダを芯から温めてくれる効果があるため、夜に飲んでしまうと眠るときに深部体温を下げにくくなってしまいます。

寝る3時間前までに飲んだり、朝起きてから飲むのがオススメですよ♪

この記事を書いた人

かなこ

サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中。【冷え】【便秘】が長年の悩み。パンや甘いものが大好きな私でも、はるよさんに教えてもらった「体質改善」でカラダの悩みを改善できるのか？実践中