2021.11.01

「あ～ちょっと眠くなったから口になにか入れようかな」

夕方にそんな気分になること、多くないですか？

実は…

「夕方に眠くなるの」ことに密かに悩んでいる人は多いんです。

サンナナサロンから生まれた体質改善のためのブランドOR THIS ONE(オアディスワン)のTwitterキャンペーン『#あっ今日は快調な日を教えてください！』でも、たくさんの人が「夕方に眠くならない日は調子が良いと感じる」と答えていました。

そこで今回は！

こんな感じでお伝えしていきたいと思います！

夕方に眠くなってしまう原因

なぜ夕方に眠くなってしまうのか？その原因を考えてみましょう。

結論から言いますが、その原因は『血糖値スパイク』です。

血糖値スパイクはさいきんではNHKスペシャルなどでも特集が組まれていて、心臓疾患や血管系の疾患の原因の可能性があるとして大いに注目されています。

私たちの体質改善プログラムでも血糖値スパイクはまず最初に改善に取り組むポイントです。

簡単に説明しますね。

まず前提の理解として、私たちのカラダは血液にエネルギーを乗せてカラダ中の細胞に届けています。この血液中のエネルギーの値を「血糖値（けっとうち）」と呼びます。

（厚生労働省e-ヘルスネット「血糖値」）

血糖値は読んで字の如く、血液中の糖分の値です。

つまり私たちのカラダは糖分をエネルギーとして、血液に乗せてカラダ中に巡らせているわけです。

そしてこの血糖値は、当たり前ですが一日のうちに非常に細かく上下します。血糖値というのは一定ではないんですね。

血液検査などで血糖値の数字を見ている人が多いと思うのですが、あれはあくまで計測時の数字です。

「え！？血糖値って一定じゃないの！？」

って誤解している人は意外に多いです。

血糖値は、

●何か食べる→血糖値上がる

●何も食べない→血糖値は下がる/上がらない

っていうシンプルな仕組みになっています。

だから、正常な人の日中血糖値の移り変わりはこんな感じです。

ところが『血糖値スパイク』の人の日中血糖値のイメージはこんな感じ。

こんな感じで、日中に何度も！血糖値が急激な上げ下げを繰り返すんですよね。

※「スパイク」というのは「とがった釘」という意味です。つまり血糖値のカーブが釘のようにとがった形をしていることを表します。

このような血糖値スパイクはなぜ起こるのでしょうか？

理由はシンプルで、血糖値が急上昇するような食生活や行動を繰り返しているから、です。

チョコレートや小麦製品などの血糖値を上げやすい食べものばかりを摂取していると…このような血糖値カーブになります。

という感じです。

夕方に眠くなる人は太りやすい体質の可能性

結論から言いますが、血糖値スパイクの人は太りやすい体質になる可能性が非常に高いです。

太る、ではなく、太りやすい体質、です。

理由を説明しますね^ ^

前述したように血糖値スパイクは、チョコレートなどの高GI食品を食べることで血糖値が急上昇することが原因で起こります。

そして、上がった血糖値は必ず、下げる必要があります。

血糖値を下げるのは『インスリン』という物質です。

ところがこのインスリンには、糖を脂肪に変える働きがあります。

つまり…

血糖値が急上昇する『血糖値スパイク』の人はたくさんインスリンを分泌するカラダになっており、それはすなわちインスリンが糖を脂肪に変えやすい体質になっている、ということです。

夕方に食べるおすすめオヤツTOP3

ではここで、夕方に小腹が空いたときに食べるオススメおやつTOP3をお伝えしたいと思います。

選ぶ基準は、

◎血糖値スパイクを引き起こさない
（太りやすい体質になるのを避ける）

◎太りにくい
（カロリーや糖質が低い）

です！

それでは早速いってみましょう！

【3位：おせんべい】

実は…

小麦製品はめちゃくちゃ血糖値を上げやすいです。

それに比べて、おせんべいなどのお米から出来た製品は、お米自体が血糖値を緩やかに上げてくれるのでオススメです。

さらに、米粉を使ったものよりお米をそのまま使ったお煎餅のようなおやつがオススメです。

お米を米粉にすると消化吸収が良すぎて！

血糖値を上げやすくなる可能性があります。

【2位：小さいおにぎり】

ゴルフボール大のおにぎりを小腹が空いたときにパクッと食べるがオススメです。

できれば、時間をかけて唾液と混ぜるようによく噛んで、ゆっくり食べてください。

前述のように、お米は糖質の中でもゆるやかに血糖値を上げる食品としてオススメなんです。

私たちの人気のプログラム、15days『食べるファスティング』でも参加者の皆さんにオススメしている方法です。

【1位：ナッツ類】

アメリカの大学院や研究所で唯一！

「勤務中に食べていいよ」と認められている間食は…ナッツとドライフルーツです。

こちらの論文では、多くのナッツは血糖値を上げにくく、メタボリックシンドロームのリスクを下げると述べられています。

チョコレートやクッキー、ドーナツなどの間食は血糖値を急上昇させることで研究の生産性を落とすのでNGなんですよね。

塩分を控える意味でも無塩のナッツ類がおすすめです。

体質改善のためのブランド「OR THIS ONE（オアディスワン）」の”置き換えナッツ”シリーズもいいですね。

このブランドは”置き換える”ことで気軽に体質改善を始めよう！というコンセプトなのですが、その中でもヘム鉄ナッツ「へむてっつ」と、タンパク質ナッツ「たんぱくしっつ」はおすすめです。

チョコレートなどのお菓子に置き換えることで、手軽にヘム鉄やタンパク質を摂取できる設計になっています。

オアディスワンのおきかえナッツ

まとめ

夕方に眠くなる人の原因の一つは、血糖値スパイクと呼ばれる症状の可能性があります。

血糖値スパイクは血糖値が急上昇/急降下するのが特徴で、その急降下する際にインスリンが大量に分泌されます。

インスリンは、糖を脂肪に変えるはたらきがあります。

血糖値スパイクは生活習慣なので、ふだんの間食を血糖値が急上昇しないナッツ類などに置き換えることで防ぐことができます。

この記事を書いた人

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。