37サロン

プロテインは飲むタイミングを間違えると太る!糖新生を理解しよう

2021.10.28

 

結論から先に言いますが…

 

ダイエットのために朝食にプロテインドリンクを飲んでいると太ります!

 

コンビニで売っている手に入りやすいプロテインドリンクはもちろん、プロが使うような本格的なプロテインドリンクでも、結論的には太ります。

 

むしろ…プロが使う本格的なプロテインドリンクのほうが太ってしまうって知ってましたか?

 

今回はその理由について詳しく解説していきたいと思います。

 

 

ダイエットのために朝食に飲んでいるとってしまうプロテインのイメージ

なぜ?プロテインドリンクを飲むのか?

 

そもそも論でなぜ?プロテインドリンクを飲むのでしょうか?

 

まず前提として、プロテインドリンクはウエイトトレーニングなどのハードな運動の後に飲むために開発された、ということを忘れてはいけません。

 

そのためには、ハードな運動のあとに私たちのカラダで起こっていることを理解する必要があります。

 

ハードな運動をしてプロテインが飲みたくなっているテニスプレイヤーのイメージ

 

私たちはなぜ?筋トレをするのでしょうか?

 

それは、トレーニングによって筋繊維をあえて壊すことによって、その後で筋肉が修復していく過程で筋肉を太く、大きくさせるためです。

 

つまり、、、

 

激しいトレーニングのあとのカラダは筋肉が壊れており、カラダはその筋肉を直そうとする訳です。

 

どうやって直すのか?

 

私たちのカラダは、カラダの中にあるエネルギーを使って筋肉を修復しようとします。

 

激しいトレーニングのあとに筋肉が壊れてしまったのでプロテインで修復しようとしている男性のイメージ

 

ここで…私たちのカラダがエネルギーを作る方法について理解する必要があります。

 

【エネルギーを作る方法】

①糖を分解する

②脂肪を分解する

③筋肉を分解する

 

ではここで、激しいトレーニングの後の私たちのカラダの状態を考えてみましょう。

 

トレーニングの後はお腹はペコペコになります。つまり①の糖がない状態です。

 

するとカラダは②③からエネルギーを作ろうとします。

 

ところが、、、

 

私たちのカラダは②脂肪を分解するより、③筋肉を分解するほうが、はやく簡単に!エネルギーを作れてしまいます。

 

筋トレ後のエネルギーの作り方についてわかりやすくまとめた画像

 

つまり、、、

 

筋肉を太くするために筋トレをしているのに、筋トレ後の疲れきったカラダは筋肉を分解してエネルギーをつくりカラダを修復しようとしてしまう!のです。

 

⚫︎激しいトレーニング

⚫︎カラダはエネルギー不足

⚫︎分解しやすい筋肉をエネルギーに変えようとする

 

これを防ぐために飲むのが…プロテインドリンクです。

 

そのため、プロテインドリンクにはエネルギーに変えやすい糖分が大量に含まれています。

 

トレーニング後に効果的に糖分をカラダに補給することによって、カラダが筋肉を分解しようとするのを防ぐんですね。

 

糖新生によって筋トレ後に筋肉の分解が行われている男性のイメージ

朝食にプロテインドリンクを飲むのがダメな理由

 

ここまで理解していただけると、朝食にプロテインドリンクを飲むのがダメな理由もわかりますよね。

 

⚫︎激しいトレーニング

⚫︎カラダはエネルギー不足

⚫︎分解しやすい筋肉をエネルギーに変えようとする

⚫︎それを防がなければいけない

⚫︎だからエネルギーに変えやすい糖質をプロテインドリンクで補給

 

つまり、、、

 

トレーニングの後に飲んでこそ成立するプロテインドリンクを、トレーニングをしないで朝食に飲むことは、単純に糖質の摂りすぎということになります。

 

トレーニングの後に飲まないのならプロテインドリンクは、単に糖質が入りすぎている飲み物にすぎません。

 

糖新生(とうしんせい)とは?

 

ここで少しだけ難しいことを勉強しておくと、このように糖以外の物質からカラダが糖=エネルギーをつくる働きを『糖新生』と呼びます。

 

一方で、糖からエネルギーを作る働きを『解糖系(かいとうけい)』と言います。

 

私たちのカラダには簡単に言うと、

 

●糖を分解してエネルギーを作る

●糖以外のもの(脂肪や筋肉)を分解してエネルギーを作る

 

この二つの方法があると言えます。

 

この二つの働きは、言い換えれば自動車のエンジンのようなものです。この二種類のエンジンが細胞一つひとつに備わっているようなイメージです。

 

解糖系とミトコンドリアエンジンについてわかりやすくまとめた画像

 

激しいトレーニングの直後は、カラダが大急ぎでエネルギーを作ろうとするので(カラダを大急ぎで修復しなければいけない!)

 

脂肪よりも簡単にエネルギーに変えることができる筋肉を分解しようとします。

 

それを防ぐために、プロテインドリンクで敢えて糖質をたくさん摂取して、解糖系でエネルギーをつくらせる訳ですね。

 

おすすめのプロテインの摂りかた

 

このようなことをしっかり理解しておけば、タンパク質の正しい摂取方法というのは分かってくると思います。

 

一方で、一日に摂取すべきタンパク質の量は成人女性で50-60gで、意識していないとついついタンパク質不足になりがちです。

 

(だから…安易にプロテインドリンクに逃げようとするんですけどね💦)

 

1日に必要なタンパク質をまとめた画像

 

【オススメのタンパク質の摂りかた】

 

①プロテインドリンクを朝食に飲むのはNG

(シンプルに糖質の摂りすぎになる)

 

②毎食少しずつでもタンパク質を摂る

(タンパク質は摂り貯めできない)

 

③間食を高タンパクなおやつに変える

 

「おやつに置き換えることで手軽にタンパク質を摂ろう!」

 

っていうコンセプトで開発したのがOR THIS ONE(オアディスワン)のタンパク質ナッツ「たんぱくしっつです。

 

このようなおやつを普段たべているスナック菓子やチョコレートに置き換えるのも良いと思います。

 

まとめ

 

朝食にプロテインドリンクを飲むのはNG。

 

理由は、プロテインドリンクには激しいトレーニングの直後に機能するように糖質がたくさん含まれているからです。

 

トレーニングをしない人が飲んだら単なる糖質の過剰摂取です。

 

一方で、特に女性はタンパク質不足の人が多いです。

タンパク質は摂り貯めできません。

 

毎食少しずつでも食べるかおやつを高タンパクなものに置き換えるなどして、意識して摂取しましょう。

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この記事を書いた人

前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

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