37サロン

絶対に食べてはいけないタイミングで食べたくなるチョコレート!理由は〇〇という脳内物質!?

2021.06.11

 

「イライラすると甘いものが食べたくなってしまう」

「甘いものを食べると気が紛れる」

 

こんなとき、ありませんか??

 

お腹が空いているわけでもないし、食べると太るとわかっているけど食べてしまう…

 

イライラしたときに甘いものが欲しくなるのはどうしてでしょうか?

 

イライラして甘いものが欲しくなっている男性のイメージ

 

もしかすると…カラダが”甘いもの中毒”になっているのかもしれません。

 

今回は、、、

 

こんなかんじでお話します!

 

イライラしたとき食べたくなる甘いもののイメージ

なぜ甘いものが食べたくなるの?

 

チョコレートなどのお菓子、おいしいパンやご飯など、美味しいと思うものは糖質が高いものばかり…

 

糖質の高いものを食べたくなる理由って何なのでしょうか?

 

まずはそこから考えてみましょう。

 

わたしたちは活動するためにエネルギーが必要です。

 

カラダは食べ物からエネルギーを得ないと元気よく働くことができません。

 

カラダの中には糖をエネルギー源としている部分があります。

 

それが、脳です。

 

頭を動かすために糖がほしいと命令してきている脳のイメージ

 

糖質を摂るとわたしたちのカラダではこんなことが起こります。

 

⚫︎糖質を摂ると「血糖値」が上昇

⚫︎ドーパミンという脳内麻薬が分泌される

 

どういうことか説明しますね。

 

厚生労働省の記事で説明されているとおり血糖値とは「血液中のブドウ糖濃度」のことです。

 

チョコレートなどの糖質の高いものを食べれば血液に糖分が吸収されます。

 

すると血糖値が上昇する、という仕組みです。

 

脳の「欲しい!」という指示に従って甘いものを食べると血糖値が上がります。

 

そのときに分泌されるドーパミンは脳を気持ちよくさせる働きがあるんです。

 

甘いもの(糖類)にはドーパミンという脳を気持ちよくさせる働きがあることを説明した画像

 

ドーパミンは脳を気持ちよくさせる。

 

脳は気持ちよくなりたいから私たちのカラダに指令を出す。

 

脳からの指令を受けた私たちは「やりたくもないのに」その行動をしてしまう。

 

つまり「やめたくてもやめられない!」を作り出すものなんです。

 

例を挙げますね。

 

「タバコをやめたくてもやめることができない」

 

そういう喫煙者の方は多いと思います。

 

なぜ?やめることができないのでしょうか?

 

それはタバコに含まれるニコチンによってドーパミンが分泌されているからです。

 

タバコを吸えば脳が気持ちよくなるんです。その快感を脳が手放せなくなっているんですよね。

 

ニコチンによって、ドーパミンが分泌されてやめられなくなるタバコのイメージ

 

同様に、チョコレートなどの甘いものを食べるとドーパミンが出て脳が気持ちよくなります。

 

⚫︎甘いもの(糖質)を食べる

⚫︎ドーパミンが分泌される

⚫︎脳が気持ちよくなる

⚫︎また食べたくなる(中毒になる)

 

だから!甘いものがやめられないんです。

 

私たちが甘いものを食べたくなる理由は脳が快楽を得るために指示を出しているからなんですね!

 

ドーパミンが分泌されて脳が快楽を得るので甘いものがやめられない男性のイメージ

イライラすると甘いものが食べたくなる人は糖質中毒

 

脳が命令しているんだったらどうしようもないんじゃ…?

 

と、へこまないでください笑

 

甘いものが食べたくてどうしようもない習慣(=糖質中毒)を抜け出すことはできます!

 

ではいったい何に気をつければいいのでしょうか?

 

答えはズバリ、血糖値を上げないことです。

 

糖質中毒を抜け出すために血糖値をあげないことにした男性のイメージ

 

先ほど説明しましたとおり、血糖値というのは血液中のブドウ糖濃度のことです。

 

糖質の高いものを食べれば血液に糖分が吸収されて血糖値が上昇します。

 

血糖値が上がると何が起こるのでしょうか?

 

下のグラフを見て下さい。

 

血糖値が上がるとドーパミンとインスリンが分泌されることを表したグラフ

 

①甘いものを食べると血糖値がぐーんと上がる

 

②ドーパミンが出て気持ちよくなる

 

③血糖値を下げるためにインスリンが分泌される

 

①と②は先ほどお伝えたしたように、甘いものを食べて血糖値が上がると脳が気持ちよくなっていることがわかります。

 

③の「インスリン」となにか?

 

インスリンというのは上がった血糖値を下げるために必要なホルモンです。

 

血糖値が上がったぶんだけ、インスリンは血糖値を下げます。

 

ということは、甘いものをたくさん食べて血糖値が急上昇した場合、インスリンによって必ず血糖値は下げられるとうことです。

 

はじめに、糖質がほしくなる理由は「脳がエネルギーを必要としているから」とお伝えしました。

 

インスリンによって血糖値が急降下すると脳がまたエネルギーを欲しがるんです。

 

血糖値が上がると何が起こるのかわかりやすく表したグラフ

 

⚫︎甘いもの(糖分)を食べる

⚫︎血糖値があがってドーパミンが出る

⚫︎血糖値を下げるためにインスリンが分泌される

⚫︎血糖値が下がりすぎると脳が糖分を欲しがる

 

血糖値が下がったときに脳がエネルギーを欲しがっている状態。

 

糖質中毒の人はこの状態のときにイライラしてしまうんです。

 

甘いものを食べたあとの快感がやめられなくて糖分を摂らないといけないカラダになってしまっているということですね。

 

甘いものを食べたあとの快感がやめられなくて、糖分を摂らないといけないカラダになってしまった人のイメージ

血糖値を上げないための対策TOP2

 

血糖値を急上昇させたことが原因で、おどろきの悪循環が生まれていました。

 

甘いものが食べたいなと思ったときに、カラダでこんなことが起こっていたんですね。

 

では、血糖値を急上昇させないためにきょうから出来ることを2つ!お伝えします。

 

血糖値を急上昇させないためにきょうから出来ることをメモしたイメージ

①食事の見直し

 

やはり、糖質が高いものを控えることが一番の解決法です。

 

買い物をするときに裏の成分表をみて、糖質を確認してみて下さい!

 

※商品によっては糖質が明記されていない場合があります。その場合は「糖質+食物繊維=炭水化物」なので、炭水化物の量をチェックして下さいね。

 

お菓子などはとくに食物繊維はほとんど入っていませんので炭水化物の値を糖質と考えてもらって大丈夫です。

 

さらにしっかり糖質を制限したい!という方は糖質の種類に注目してみて下さい。

 

単糖類、2糖類、多糖類の食材をまとめた画像

 

糖質の中にも種類があり、血糖値を上げやすいものとそうでないものがあります。

 

単糖類というのはシンプルな構造で、カラダの中で吸収するための手間がないぶん吸収されるスピードが早いんです。

 

フルーツは意外にも?単糖類なので血糖値を上げやすい食材です。

 

食べ過ぎには気をつけて下さいね。

 

単糖類なので血糖値が上がりやすい果物のイメージ

②食べるタイミングに気をつける

 

血糖値を急上昇させない方法の2つめは「食べるタイミングに気をつける」です。

 

糖質が高いものほど血糖値を急上昇させるということは、一度にたくさんの量を食べると糖質を多く摂取してしまうということです。

 

「朝昼兼用で食べる」というのはカロリー的には問題ありません。しかし血糖値の急上昇が原因で太りやすくなってしまいます。

 

また、こちらの論文「運動や食事のタイミングがエネルギー代謝に及ぼす影響」(岩山 海渡)に書いてあるように、食事回数を減らして一度にたくさんの量を食べてしまうとインスリンが大量に分泌されてしまいます。

 

お腹が空いていても一気に食べるのではなく、時間を分けて食べてあげると血糖値の上昇を抑えられます。

 

血糖値の上昇を抑えるために時間を分けて食べている男性のイメージ

まとめ

 

イライラすると甘いものが無性に食べたくなるのは血糖値の変化が原因です。

 

血糖値の変化を安定させることが出来れば「甘いものがやめられない!」という糖質中毒も改善されます。

 

食生活の中で糖質を控えるように心がけてみて下さい(^^)

カテゴリー
タグ

この記事を書いた人

かなこ

かなこ

サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中。【冷え】【便秘】が長年の悩み。パンや甘いものが大好きな私でも、はるよさんに教えてもらった「体質改善」でカラダの悩みを改善できるのか?実践中

SEARCH

新着記事

カテゴリー

タグ

SEARCH