37サロン

朝に起きれないほど眠いのはなぜ?病気?【夕方も眠い】

2020.09.04

 

「眠くて眠くて仕事や家事の能率が上がらない…」

 

そんな風に感じている方は多いんじゃないんでしょうか。

 

眠くて仕事や家事の能率が上がらないと悩んでいる女性のイメージ

 

「昼食後の眠気が嫌なんでなんとかして欲しい」

 

というお客様がサンナナサロンでいらっしゃいました。

 

そのお客様との取り組みをもとに今日は、

 

 

こんな感じで行ってみたいと思います!

 

日中の眠気に耐えきれず仕事が進まず悩む女性のイメージ

朝に起きれないのはなぜ?

 

サンナナサロン的な結論としては、、、

 

「コルチゾール」という神経伝達物質をカラダがうまく作れていないのではないかな?と考えています。

 

コルチゾールは簡単に言うと、

 

●朝にカラダのスイッチをONにする

 

働きをしてくれます。

 

下の図は私たちのカラダのコルチゾールの分泌量を示したものです。

 

朝起きられない原因であるコルチゾール分泌量をグラフで表した画像

 

「ホルモンの人間科学」コロナ社刊(2006年)より

 

明け方〜起きてすぐにグーンとたくさん分泌されて!

 

コルチゾールという神経伝達物質(ホルモン)は私たちのカラダのスイッチをONにしてくれます。

 

この赤いカーブが乱れていると…どうなると思いますか?

 

コルチゾールはカラダをONにしてくれます。

 

ですのでカーブが乱れると、カラダがいつまでたってもONにならない=眠たいまま、ということになります。

 

コルチゾールが乱れているせいで一日中眠たいままの女性のイメージ

 

コルチゾールが正しく分泌されていると朝はスッキリ!起きることができると言うことになります。

 

では、、、

 

コルチゾールはどこで作られているのでしょうか?

夕方にも眠いのはなぜ?

 

結論から言いますと、、、

 

コルチゾールを作っているのは「副腎(ふくじん)」という臓器です。

 

副腎でコルチゾールを作っているイメージ

 

私たちのカラダは副腎でコルチゾールを作ってカラダのいろんな機能をコントロールしています。

 

(朝にスッキリ目覚めさせる、とか)

 

日本内科学会雑誌にまとめられた「副腎皮質機能低下を早期診断・治療するために」という論文にも、

 

 

●早朝の血中コルチゾール濃度を計測する

 

●基準値以下だとその人は副腎機能が低下している

 

 

というように、、、、

 

朝にコルチゾールが正常に分泌できているか?が、副腎が元気かどうかの一つの指標になっています。

 

夕方に眠た苦なる人のカラダで何が起きているのか分かりやすくまとめた画像

 

夕方になって眠くなるのも同様の理由が考えられます。

 

コルチゾールのカーブのグラフからも分かりますように、夕方にも正常の人の場合はコルチゾールの分泌量が増えます。

 

夕方眠くならない人の一日を通してのコルチゾールの分泌の変化を表したグラフ

 

副腎が疲労しているとこの夕方のコルチゾールの増え方がなくなります。

 

●夕方に電池が切れたようにしんどくなる…

 

●夕方に眠くて眠くて仕方がない….

 

このように感じることが多い方は、、、、

 

副腎が疲労してしまってコルチゾールが足りていない!ことが原因として考えられます。

 

副腎が疲労してしまってコルチゾールが足りていない為夕方になると眠くなり仕事が捗らねい女性のイメージ

すっきり頭で仕事や家事の能率を上げるためには?

 

ここまで読んで頂いた方は、

 

●朝が起きれない…

●全身がだるい…

●夕方に眠くなる…

 

このような症状が副腎が疲れてしまっている可能性があることは分かって頂けたと思います。

 

では最後に、、、、

 

副腎を元気に!してコルチゾールを正常に分泌するための3つの方法をご提案しますね♬

①ストレスを減らしてアドレナリンを出さない

 

精神的なストレス、物理的なストレスを減らしましょう。

 

ストレスに対応して分泌されるホルモンはアドレナリンです。

 

アドレナリンが出過ぎると、、、、

 

同じようにストレスに対応できるコルチゾールもアドレナリンの不足を補うために大量に分泌されます。

 

精神的なストレスを減らすのは難しいかもしれませんので汗

 

冷たい水を飲んだり、冷房を効きすぎさせたり、物理的なストレス=刺激を減らすように心がけてはどうでしょうか。

 

夕方眠たくなる原因のコルチゾールを安定させるために飲まない方が良い冷水のイメージ

②良質な油を摂取する

 

コルチゾールの材料はその名前からも分かりますように「コレステロール」です。

 

コレステロールの材料になる良質な油を摂取するようにしましょう。

 

良質な油とは、オメガ3(αリノレン酸)やオメガ9(オレイン酸)ですね。

 

●オメガ3

 ・エゴマ油、しそ油
 ・いわし/さば
 ・あじ/さんま

 

●オメガ9
 ・オリーブ油
 ・アーモンド油
 ・なたね油

 

また、油をコレステロールに代謝しれくれるのは肝臓です。

 

肝臓のケアをすることも副腎の調子を整えるには大切です。

 

肝臓のケアをして副腎の調子を整える女性のイメージ

③ビタミンCを摂る

 

副腎はカラダの中でもビタミンC濃度の高い臓器です。

 

ビタミンCをたくさん使ってコルチゾールを作ってくれています。

 

安全に製造されたビタミンCのサプリメントを摂取するのも有効です。

 

コルチゾールをつくるビタミンCのサプリメントのイメージ

まとめ

 

副腎はたいせつな臓器です。

 

副腎で作られるアドレナリンやコルチゾールという神経伝達物質に、私たちはずいぶんと助けられています。

 

(ストレスに対応してくれる…とか涙)

 

副腎ちゃんをケアして!

 

スッキリ目覚めて仕事の効率を上げたいところですね!

 

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この記事を書いた人

前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

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