2021.03.19

朝の歯磨きで「オエッ」ってなる。

癖（くせ）っていう訳じゃないんでしょうけど汗

そう言われてみればいつも「オエッ」なっているなあ〜って人けっこういるんじゃないでしょうか？

今日は「オエッ」てなっているときに私たちのカラダの中でどんなことが起こっているのか？というお話です。

硬い歯ブラシが喉の奥に当たるとどうなる？

「オエッ」なっているのって歯ブラシが喉の奥に当たることが原因ですよね。

喉の奥って普段は歯ブラシとかの異物が当たることなんてないですから！

歯ブラシのような硬いものが喉に入ってくることは緊急事態です。

だから大急ぎで外に吐き出そうとして！

「オエッ」なるわけです。

①喉の奥への刺激によってアドレナリンが出る

まず起こることの一つ目として、私たちのカラダが刺激を受けてアドレナリンという神経伝達物質が出ます。

これは私たちのカラダの生体反応なので！私たちの意思とは関係なく起こってしまいます。

アドレナリンは簡単に言うと、私たちのカラダを強制的に「戦闘モード」にしてしまうものです。

例えるなら、、、、

大昔に私たちがライオンなどの猛獣に襲われたときを想像してみてください。

命の危険を感じて！生き残るために全身を戦闘モードにするようなイメージです。

このように…生き残るために全身の細胞をフル活動させようとします！

つまり、私たちのカラダは外的な刺激を受けるとアドレナリンが分泌します。

アドレナリンによって脳にエネルギーが大量に送られて！脳がシャキッとする訳ですね。

（少し詳しく説明すると、アドレナリンによって血糖値が上がることで脳に糖分がたくさん送られます）

だから、、、、

朝に「オエッ」ってなることは理にかなっているのです。

「オエッ」っとなることによって目が覚めてシャキッとする！っていう訳ですね。

②吐き癖はエンドルフィンという脳内麻薬を出す

私たちのカラダに起こることの二つ目として、特に「吐く」っていう行為についてくるのがエンドルフィンという脳内物資の分泌です。

考えてみたら、、、

「吐く」っていう行為は私たちのカラダにとって緊急事態の中の緊急事態です。

緊急事態にはスグに対応しなければいけないので！

すぐに対応した私たちのカラダには「ご褒美」が出るようにプログラムがされています。

この「ご褒美」が、、、、

エンドルフィンという脳内物質です。

エンドルフィンは「脳内麻薬」とも言われ！究極の気持ち良さを私たちに感じさせてくれます。

上の図にありますようにエンドルフィンが出ている状態っていうのは、

などが挙げられます。

つまり、、、

私たちのカラダはこの究極の気持ち良さ欲しさに！緊急事態にはすぐに「吐く」という行為をしてしまう訳です。

吐いたあとにはとても気持ちいい感覚が待っているので。

まとめ

朝の歯磨きのときに「オエッ」ってなるのには科学的な二つの理由があります。

「オエッ」ってなるのが癖になっている人は、、、

①②どちらかを無意識に求めているのかもしれませんね。

この記事を書いた人

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。