37サロン

ストレス溜まっているのはどっち!?【朝ごはんパン派 vs ごはん派】

2020.06.13

 

朝ごはんはパン派ですか?ごはん派ですか?

 

「え〜親がパン派だったから自分もパン派かな」

 

っていう方も多いと思います。

 

私たちのサンナナサロン®︎では基礎体温を37度にすることを目指すことによって「なんとなく不調」の改善を目指す科学的なプログラムをお客様にご提供しています。

 

最近では「ストレスでしんどい」「免疫力をアップするにはどうすればいいの?」といったご質問をいただくことも多くあります。

 

今日は「朝ごはんパン派vsごはん派 ストレスが溜まっているのはどっち!?」というお話です。

 

朝ごはんはパンがいいかご飯がいいかを問うときのパンのイメージ

ストレスがかかった時のカラダの反応を復習

 

まずはこれまでのお話の復習です。

 

私たちのカラダはストレスを受けるとアドレナリンを出して血糖値を上げようとします。

 

ストレスによって脳がエネルギー不足になるので血糖値を上げてエネルギー(糖)を脳に届けようとするんですね。

 

アドレナリンが大量に出てしまうのは貧血とストレスが原因だとまとめた画像

 

血糖値が急に上がると今度は血糖値を急に下げなくてはいけません。その時に出るホルモンがインスリンです。

 

インスリンは別名「肥満ホルモン」と言って、血糖値を下げるだけでなく糖をダイレクトに脂肪に変える働きがあります。

 

血糖値の急上昇&急降下が激しくインスリンがいつも出ているような人は太りやすい体質になります。インスリンが糖を脂肪に変えまくっている訳です。

 

耐えられないような急激な眠気は血糖値の急降下が原因だと分かりやすく説明したグラフ

ストレスが多い人は「血糖値を上げて!」っていう脳の指令には逆らえない

 

このようなカラダの反応を牛耳っているのは私たちの脳です。当たり前ですが私たちのカラダは脳からの指令には逆らえません。

 

「チョコレートが無性に食べたい」

 

ってなってついつい甘いものを食べてしまうのも脳の指令が原因です。私たちの感情?に脳が「チョコレートを食べたくなれ」と指令を出しているんですよね。

 

私たちサンナナサロンではこのような脳からの指令のことを「カラダからのサイン」と呼んでいます。

 

つまり「チョコレートが無性に食べたい」というのは脳がストレスで酸欠状態になっているSOSな訳です。当たり前のことですが脳の酸欠状態を解消すればチョコレートも食べたくなくなります。

 

チョコレートが無性に食べたいと思わせつチョコレートのイメージ

朝ごはんパン派 vs ごはん派 どっちがアドレナリンを出しやすい!?

 

では、朝ごはんが「パン食」の場合と「ごはん食」の場合ではどちらの方が血糖値を上げるアドレナリンを出しやすいでしょうか?

 

アドレナリンの材料となるのはタンパク質です。タンパク質の変化した形がアミノ酸と呼ばれる物質ですが、アドレナリンの材料になるのは「L-フェニルアラニン」と「L-チロシン」という物質です。

 

(難しいので…この物質名は別に覚えなくていいです)

 

 

朝ごはんはぱんかご飯かどちらがいいか説明するためのアドレナリンについて分かりやすくまとめた画像

 

 

このアドレナリンの材料のL-チロシンですがどのような食材に多く含まれるか?を文部科学省のサイトからまとめてみました。

 

 

 

【チロシン含有量Top10(100gあたりmg)】

1位 乳製品/カゼイン/5000mg
2位 卵白/3900mg
3位 かずのこ/3700mg
4位 大豆/3300mg
5位 とびうおの煮干し/2800mg
6位 たたみいわし/2700mg
6位 ナチュラルチーズ/2700mg
6位 かつお節/2700mg
9位 小麦粉/2500mg
10位 さば節/2500mg

 

文部科学省_食品表示データベースより
https://fooddb.mext.go.jp/ranking/ranking.html

 

 

 

これらデータを元に朝ごはんの「パン食」と「ごはん食」に含まれるL-チロシンの量をまとめてみたのが以下です。

 

 

【パンの朝食】
・牛乳 / 5,000mg
・卵白 / 3,900mg
・小麦粉 / 2,500mg
  (100gあたりmg)

 

【ごはんの朝食】
・卵白 / 3,900mg
・大豆 / 3,300mg
・かつお節 / 2,700mg
  (100gあたりmg)

 

 

これをよく見てみると…ごはん食の「大豆100グラム」ってなかなか食べれませんから!やっぱりパン食の「小麦100グラム」の方が簡単に摂取できると言えます。

 

(かつお節100gなんて…食べれませんから汗)

 

つまりパン食の方がチロシンがたくさん含まれていて多く摂取しやすい!ということになります。

 

加えて…パン食につきものなのがコーヒーです。コーヒーはカフェインを含んでいてアドレナリンをたくさん分泌させます。

 

ごはんの朝食よりパンの朝食の方がアドレナリンを作りやすく血糖値を上げやすいことをメモしているイメージ

まとめ

これらのことからも分かりますようにごはんの朝食よりパンの朝食の方がアドレナリンを作りやすく血糖値を上げやすいということが出来ると思います。

 

なぜ?アドレナリンを作りやすい朝食が好きなのか?

 

それは…前述のように私たちの「脳」からの指令かもしれません。つまり「カラダからのサイン」です。

 

あなたのカラダがストレスに悲鳴を上げていて….

 

「アドレナリンをもっと作れる食べ物を摂取して!」と言っているのかも、です。

 

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この記事を書いた人

Nishio Masaki

Nishio Masaki

株式会社MEETSHOPの取締役。得意なことは整理整頓と言語化。いろんなことの攻略法を見つけるのが好きです。

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