ヨーグルトはダイエット向きの食品か?
それではまず、ヨーグルトの特徴を簡単に見てみたいと思います。
そもそもヨーグルトはダイエット向きの食品なのか?
答えは、、、×です。
「え……!?」
「ヘルシーだし、乳酸菌がとれるから腸活にも良いんじゃ?」
って思われたかもしれません。
たしかに、ヨーグルトは乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌が入っているので腸内環境を改善する働きがあります。
【エビデンスまとめ】
●体の健康には、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要
ただ実は、、、、
ヨーグルトは意外に糖質が高いんです!
上の図を見るとわかるように、ヨーグルトの糖質は100gあたり15gほど。
糖質が高いものを食べると、血糖値が上がります。
血糖値が上がると、、?
カラダの中では血糖値を下げようと【インスリン】というホルモンが分泌される!
このインスリンには糖を脂肪に変える働きがあるので、糖質をとると太りやすくなってしまう。
ヨーグルトを食べて肌が乾燥する理由
それでは本題。
ヨーグルトを食べると肌が乾燥してしまう理由についてお伝えしたいと思います。
先ほど、ヨーグルトは意外に糖質が高いとお伝えしました。
実は…
糖質が高い食べ物を食べると、お肌の水分が失われて乾燥してしまうんです!
どういうことか?
順番に説明していきますね。
いきなりですが、キュウリの浅漬けをイメージしてみてください。
浅漬けをつくるときに塩をもみ込むと、キュウリの水分が外に染み出してきますよね。
この水分の移動を「浸透圧(しんとうあつ)」と言います。
浸透圧とは、隣り合った水分濃度を一定にしようとする働き。
キュウリの浅漬けの場合、キュウリに塩を揉み込んだことでキュウリの表面の塩分濃度が高くなりました。
このとき、浸透圧の働きによってキュウリの内側と外側の塩分濃度を一定にしようと、水分が外へ外へと出ていったんですね。
なぜ、急にキュウリの浅漬けの話?って思いましたよね。笑
実はこの「浸透圧」、人のカラダでも同じことが起こっているんです!
糖質が高いものを食べると、血液中の糖分濃度が高くなります。
すると…?
浸透圧のはたらきによって、カラダの水分を血管に運んで血液中の濃度を下げようとします。
これによって肌の水分が失われて、肌が乾燥してしまうということです。
●ヨーグルトを食べる
↓
●血液中の糖の濃度が上がる
↓
●浸透圧によってカラダの水分が血液に移動する
↓
●肌の水分量が減り乾燥がおこる
ダイエットのために…
腸活のために…
と、ヨーグルトを食べている方をよく見かけます。
良い面ももちろんありますが、意外に見落としがちな糖質の高さに注意してくださいね!
【エビデンスまとめ】
●浸透圧とは、2つの濃度が異なる液体が膜を介して隣り合った時に濃度を一定に保とうとして水分が濃度の薄い側から濃い側に移動する圧力
まとめ
カラダにいい、美容に良い、と人気の食品「ヨーグルト」。
ですが、、サンナナサロンのお客様には食べ過ぎには気をつけてください!とお伝えしています。
実は意外に糖質が高いことで、
●血糖値が上がって太る原因に
●浸透圧によって肌が乾燥する原因に
なる可能性が高い!
ダイエット中の間食にはナッツなどの血糖値の上がらないお菓子を取り入れるのがオススメ!意識してみてくださいね♩