炭酸水が飲みたくなるのは理由があった
結論からお伝えします。
炭酸水が好きで毎日のように飲みたいという方は、、
ストレスが溜まっている可能性が高いです。
実は、炭酸水にはストレスで疲れているカラダを元気にする効果があるんです。
詳しくみていきましょう。
ストレスは脳に大ダメージを与えます。
ですから、「ストレスが溜まる=脳が疲れている状態」だと考えてください。
脳はわたしたちのカラダをコントロールする司令塔のような場所。脳が疲れたままでは大変です。
そこでカラダはなんとか脳を元気にさせようと働く。
その方法が……血糖値を上げることです。
脳にとってエネルギー源は「糖」なので、血糖値を上げて脳に糖を運ぼうとするわけです。
血糖値を上げる方法は2つ!
①甘いものを食べる
②カラダに刺激を与える
まず①の理屈はシンプルですよね。
糖分の高いものを食べると血液中の糖の濃度が上がります。
次に②の場合。
カラダは刺激を受けると【アドレナリン】という神経伝達物質を分泌します。
このアドレナリンには、、
カラダの中に蓄えているグリコーゲンという物質を分解して糖にする働きがあります。
⚫︎カラダが刺激を受ける
↓
⚫︎アドレナリンが分泌
↓
⚫︎糖が生成され血糖値が上がる
ここまでのお話をまとめると、
⚫︎ストレスで疲れた脳を元気にするためには糖が必要
⚫︎糖を脳に運ぶためには血糖値を上げる必要がある
⚫︎カラダは刺激を受けると血糖値が上がる
こんなかんじです。
では、ここで炭酸水を思い出してください。
「冷たくって」「シュワシュワで」「のどごしが良い」
これら特徴から…炭酸水はカラダに刺激を与える飲み物だと考えられます!
つまり、、、
炭酸水はカラダに刺激を与えて血糖値を上げる飲み物なんですよね。
炭酸水を飲んで太る理由
炭酸水は血糖値を上げやすいということが分かりました。
血糖値が上がるとカラダで何が起こるのか、ご存じでしょうか?
実は、、、
血糖値を上げることは太る原因になってしまうんです。
下の図を見てください。
血糖値が上がったあと何が起こるのかをまとめてみました。
血糖値が上がると、カラダは元の状態に戻そうと【インスリン】という血糖値を下げるための神経伝達物質を分泌します。
こうして血糖値は無事下がるのですが…
インスリンには糖を脂肪に変えるという働きがある!
炭酸水で血糖値を上げてしまうと、、
⚫︎炭酸水で血糖値が上がる
↓
⚫︎血糖値を下げるためにインスリンが分泌
↓
⚫︎インスリンによって糖が脂肪に変わる
↓
⚫︎太る
カラダの中ではこんなことが起こってしまうというわけです。
とくに強炭酸の飲料水は刺激が強いので血糖値を上げやすいと覚えておいてください!
ストレスが溜まりやすい人がするべき習慣
たしかに、頭をシャキッとすっきりさせるために炭酸水を飲んでいるかも…と自覚した方もいるのではないでしょうか。
とくに毎日忙しい方はなかなかカラダを休めることが出来ていないと思います。
そんな方に一つ、続けていただきたい習慣が『闇風呂』です。
闇風呂=暗い中で目を瞑って湯船につかること
カラダがリラックスできるお風呂の中で、10~15分間ぼーっとする。
すると、自律神経が副交感神経優位(リラックスモード)になります。これによって眠りの質がよくなり熟睡できるんです。
しっかり眠ることはカラダにとって一番のストレス解消法。
カラダを休めて血糖値を安定させるよう心がけて下さいね♪