生姜シロップはカラダに良いの?
さて、ここからは生姜にはどんな働きがあるのかについて詳しくみていきたいと思います。
生姜の主な効果は3つ!
1.加熱した生姜は血行促進
しょうがは熱を加えることで、カラダを芯から温める成分が10倍もアップ!
カラダが温まることで「冷え性改善」「代謝アップ」。血の巡りが良くなることで「肌の調子を整える」という効果につながります。
2.生の生姜はカラダの熱をとる
生の生姜には解熱作用が認められておりカラダの熱をとることができます。
3.消化液の働きを刺激
生姜は消化液の働きを促進させる効果があります。この働きによって吐き気や胃もたれの軽減につながります。
さすが、健康食品やサプリメントにも使われる生姜!
カラダへの効果がすごいですね。
これからの寒い季節は、生姜シロップにお湯をそそいで作れる「生姜湯」がおすすめ!
生姜湯には血行を良くして代謝アップさせるといった効果があるので、冷え性の方や風邪のひきはじめにも良いですよ♪
生姜湯は夜飲むと太る!?
自分好みにアレンジできる生姜シロップづくり(^^)
コーラなどのジュースを飲むよりカラダにも優しくておすすめです。
とくに生姜湯はカラダを温めることでリラックス、代謝アップ、冷え改善などいろんな効果がある。
ぜひこれからの季節に飲んでいただきたい、
のですが、、
一点だけ!注意しないといけないのが「飲むタイミング」です。
実は生姜湯を夜寝る前に飲むことで睡眠の質が悪くなり、太る原因になってしまうんです!
なぜ生姜湯を夜に飲むと太るのか?
その理由は、
⚫︎生姜湯を夜飲むと睡眠の質が悪くなる
↓
⚫︎睡眠の質が悪いと代謝が悪くなる
から!順番にみていきましょう。
まず、なぜ生姜湯を夜飲むと睡眠の質が悪くなるのか?
理由はとてもシンプルで…
夜に生姜湯を飲むと、良質な睡眠をとるために必要な「深部体温を下げる」ことができなくなるから。
深部体温というのはカラダの中心部分の温度のことで、1日の中で大きく変動します。
⚫︎起きている時間:深部体温が上がる
⚫︎眠っている時間:深部体温は下がる
赤ちゃんってすごく寝汗をかきますよね。これはカラダの中の熱を外に放出して深部体温を下げ、良質な睡眠をとるためです。
眠っている間カラダは深部体温を下げることで脳とカラダを休ませる。
寝る前に生姜湯を飲むと、、、
カラダの内側が温まることで深部体温が上がって睡眠の質が悪くなってしまいます!
【論文まとめ】
⚫︎ヒトの深部体温は夜間に低く、日中は高くコントロールされている
⚫︎睡眠は深部体温のひくい時間帯に起こり、深部体温のたかい時間帯には起こりにくい
※「ヒトの体温調節と睡眠」/内山真 他
では、睡眠の質が悪くなるとなぜ代謝が悪くなるのか。
みなさんはご存じでしょうか?
カラダは寝ている間に毎日300kcalもの代謝が行われています。
そんな睡眠中の代謝に欠かせないのが「成長ホルモン」!
良質な睡眠をとり正しく成長ホルモンが分泌されることで、寝ている間にしっかり代謝が行われます。
ところが、生姜湯を寝る前に飲んでしまうと…
⚫︎深部体温が上がる
↓
⚫︎寝ている間に深部体温が下がらず睡眠の質が悪くなる
↓
⚫︎成長ホルモンの分泌量が減る
↓
⚫︎代謝が下がる(太りやすい)
いい状態で入眠することができず、代謝が悪くなりやすいです。
カラダに良い効果がたっぷりな生姜湯ですが、飲むタイミングだけ気をつけるようにしてください。
まとめ
カラダに良いと話題の生姜。
冬になると生姜湯で生姜をたのしむかたも増えます♪
そんな生姜湯を飲むときに注意していただきたいのは「タイミング」!
カラダを内側から温める働きがある生姜湯を夜に飲むと、寝ている間の深部体温が下がりにくくなってしまいます。
私たちのカラダは深部体温が下がった状態が一番ぐっすり眠れます。眠る前に生姜湯を飲むのは避けてくださいね。
また、今回お伝えした生姜シロップは簡単につくれますので、ぜひオリジナルの生姜ドリンクを作ってみてください(^^)