37サロン

【40~50代が太る理由】お腹周りの脂肪を落とすための科学的な方法

2021.09.29

 

「お腹周りの脂肪が減らない」
「昔と同じ方法で痩せにくくなった」

 

お客様とお話ししていると、こんなお悩みをよく耳にします。

 

歳をとって若い頃のように痩せにくくなるというのには、ちゃんと原因があるって知ってますか?

 

原因がわかれば…対処法がわかるということ!

 

今回は〈40~50代〉のためのダイエット方法をお伝えします!

 

 

更年期で痩せにくきなったのでダイエットで食べているサラダのイメージ

体脂肪はふたつの種類がある!

お腹の脂肪がとれない!っていいますが…

 

この「脂肪」には2種類あるって知ってますか?

 

①内臓脂肪 臓器のまわりにつく脂肪
②皮下脂肪 皮膚の内側につく脂肪

 

上に書いてるように、脂肪は脂肪でもついてる場所が違います。

 

健康診断で引っかかりやすいのは①の内臓脂肪です。こちらはストレスやお酒や甘いものが原因でつきやすい脂肪です。

 

今回お伝えしたいのは、②皮下脂肪 のおはなし!

 

「歳をとってお腹周りが痩せにくくなった」と感じている方は、皮下脂肪がついている場合が多いんです!

 

更年期で太る女性は下半身部鳥が多いことをわかりやすく表した画像

 

では、どうすれば皮下脂肪を落とせるのか?説明していきますね!

女性ホルモンと脂肪の関係

 

どうすれば皮下脂肪を落とせるのか?

 

これを考えるために必要な脂肪の役割についてお話ししますね。

 

女性にとっての脂肪の役割って知ってますか?

 

じつは更年期を迎えた女性の脂肪には、新しい役割ができるんです!

 

新しい役割とは何かというと…

 

脂肪が女性ホルモンをつくる場所になる!

 

「更年期を迎えると脂肪が女性ホルモンをつくる場所になる」というのが、今回お伝えするダイエットのキーワードになるのでしっかり頭に入れてくださいね!

 

更年期で太ってしまった女性のイメージ

女性ホルモンの役割

更年期を迎えた女性の脂肪は「女性ホルモンの製造工場」になります。

 

そもそも女性ホルモンの働きは何かというと…

 

⚫︎子宮の内膜を厚くして妊娠の準備をする

⚫︎女性らしいカラダ、肌や骨をつくる

⚫︎自律神経を整える

 

このように、妊娠する準備として働く以外にも女性にとって必要なものです。

 

そんな女性ホルモンは「卵胞」「副腎」この二箇所でつくられています。

 

しかし、こちらの論文にあるように、閉経すると卵胞でホルモンはつくられなくなってしまいます。

 

更年期で太ってしまう原因は副腎が女性ホルモンを分泌しすぎて疲れていることに関係していると表した図

 

先ほど言ったように、女性ホルモンは閉経後も私たちにとって必要なので、分泌し続けなければなりません。

 

しかし閉経すると、卵胞では分泌されなくなり、副腎がすごく頑張らないといけない状態に。。

 

このときに救世主として出てくるのが脂肪なんです!

 

先ほど「更年期を迎えると脂肪が女性ホルモンをつくる場所になる」ってお伝えしました。

 

つまり…

⚫︎卵胞で女性ホルモンが作られなくなる=更年期

⚫︎副腎が頑張る

⚫︎副腎だけでは女性ホルモンの製造が追いつかない

⚫︎最終手段で「皮下脂肪」で女性ホルモンを作る

 

こんなことが起こってるんです!

 

女性ホルモンをつくるために、皮下脂肪が必要な状態になっている。これが皮下脂肪が落ちにくい原因です!

 

更年期で太ってしまう原因は副腎が女性ホルモンを分泌しすぎて疲れていることに関係していると表した図

40~50代のためのダイエット法とは?

 

脂肪が女性ホルモンをつくるために必要なものになってしまい、中々とることができない状態になってるということが分かりました。

 

では、本題の「脂肪を減らすにはどうしたらいいのか?」についてお伝えします!

 

 

上の画像を思い出してください。

 

こんなふうに、更年期になると副腎の仕事が増えてしまって、脂肪にも女性ホルモンをつくってもらうんでしたよね。

 

では、副腎がもっとバリバリ女性ホルモンをつくれるような工場になればどうでしょうか?

 

脂肪でホルモンを作らなくてもよくなるはずですよね!

 

それでは、副腎を元気にする方法を3つ!お伝えします!

 

①パントテン酸をとる

副腎はパントテン酸というビタミンが大好物です。

 

パントテン酸は、肉類、きのこ類、乳類、魚介類、豆類などに多く含まれています。

 

基本的には不足しにくい栄養素ではありますが、単品メニュー(麺や丼ぶり)や、栄養価の低いもの中心の生活を送っていると不足します。

 

いろんな食材を食べるようにしましょう!

②ビタミンC、酵素をとる

 

副腎が好きなもの二つ目はビタミンCと酵素です。

 

これは、生野菜にたくさん含まれています!

 

とくに酵素は加熱すると無くなってしまうので、必ず生のまま食べるようにしてください。

③貧血を改善する

 

貧血やかくれ貧血は、副腎に負担をかけてしまいます。

 

貧血を改善するには【タンパク質】【ヘム鉄】が必要です!

 

貧血についてはこちらの動画でくわしく話しているのでみてみてください♪

 

まとめ

 

40~50代の方は皮下脂肪がつきやすいです。

 

それはなぜか?というと、、

 

更年期を迎えると副腎だけでは十分な女性ホルモンをつくれなくなり、脂肪でもつくられるようになるからです。

 

つまり、脂肪がなくなると困る体質になってしまいます。

 

ここで大切なのは、女性ホルモンをしっかりつくれるように副腎を元気にすることです!

 

副腎をしっかりケアしてあげることが、40~50代の方のダイエット方法になりますのでぜひやってみてください♪

 

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この記事を書いた人

かなこ

かなこ

サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中。【冷え】【便秘】が長年の悩み。パンや甘いものが大好きな私でも、はるよさんに教えてもらった「体質改善」でカラダの悩みを改善できるのか?実践中

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