37サロン

【誤解だらけ】成分は?製法は?ヘム鉄サプリの選び方TOP3

2021.05.09

 

「どんなサプリを選んだらいいですか?」

 

私たちがサンナナサロンでお客様からうける質問で多いのがやっぱり、コレです。

 

●天然の材料を使っている方がいい?

●値段が高い方がいい?

●「生(なま)」の方がいい?

 

このような質問をよくお受けします。

 

でも例えば、、、

 

ビタミンCのサプリメントですとローズヒップ由来のものならば化学的に製造されたものでも全然OKだと私たちは思っています。

 

(その方が品質は安定します)

 

サプリメントから摂取するビタミンcが多く含まれている食品の例としてレモンのイメージ

 

また例えば、、、

 

「生(なま)」の乳酸菌のサプリメントってそもそも論で実現不可能な場合が多いです。

 

サプリメントはその製造工程で熱と圧力を加えます。

 

熱と圧力が加わると…

 

普通は「生(なま)」の菌は死んでしまいます。

 

乳酸菌が多く含まれる食品の例としてのヨーグルトのイメージ

 

でも苦笑

 

「乳酸菌に関しては結論的には、生きていても死んでいてもいい」

 

と、昔に東京大学農学部の先生に聞いたことがあります。

 

理由としては、死んだ乳酸菌を食べたとしても腸の中にいる生きた乳酸菌の食料になるからからだそうです。

 

前置きが長くなりましたが汗

 

それでは【2021年版】のヘム鉄サプリ選びのチェックポイント3選!いってみましょう!

 

さまざまなヘム鉄サプリメントがあることのイメージとして数種類のサプリメントのイメージ

ポイント① なんのためにヘム鉄サプリの飲むか?

 

そもそも論で、なんのためにヘム鉄サプリの飲むのでしょうか?

 

もしその理由が「貧血を改善したいから」だとすると、、、、

 

ヘム鉄のサプリメントだけでは貧血はなかなか改善されません。

 

厚生労働省のこの記事にもありますように、成人女性が一日に必要なヘム鉄の量は約40mgとされています。

 

ところが!

 

この40mg/日を摂取しようと思うと、例えばですが一日にレバ刺しを4皿!食べなきゃいけません。

 

(だからその部分はサプリメントで補いましょう!ってなります)

 

一日に必要なヘム鉄の量を分かりやすくまとめた図

 

そして、一日に必要なヘム鉄の量をサプリメントで補ったとしても、ヘム鉄だけでは貧血が改善されないのは科学的に証明されています。

 

この記事にもありますように、貧血を改善するためには血液中にあるヘモグロビンの質/量は改善するのが必要になってきます。

 

そしてヘモグロビンの主な材料は、

 

●ヘム鉄

●タンパク質

 

です。

 

つまり、、、

 

ヘム鉄ばっかり飲んでいてもダメなんですよね。ヘム鉄と一緒にタンパク質を摂取していかないと貧血が改善されないのは科学的に明らかな事実です。

 

貧血が改善されて気持ち良く歩いている女性のイメージ

 

まずは、、、

 

なぜ?ヘム鉄サプリメントを飲むのか?

 

そして、、、

 

もし飲む目的が貧血改善ならば、ヘム鉄だけでなくヘモグロビンを作るために必要なタンパク質なども一緒に摂取する必要があります。

 

この記事にもありますように、貧血改善にはタンパク質だけでなく銅や葉酸のようなミネラルも必要になってきます。

 

そう考えると、、、

 

【結論】
貧血改善に必要な栄養素やミネラルが含まれているサプリメントを選ぶと良い

 

ということになります。

 

↑サンナナサロンの前田が5分で動画解説しています^ ^↑

ポイント②鉄分は熱と圧力が加わると化学的に成分が変わる

 

先ほどの乳酸菌の例でも説明しましたように、サプリメントはその製造工程で高温の熱と圧力をかけます。

 

例えば、、、

 

タブレット(錠剤)を作るときにギュッっと機械で熱と圧力をかけて押し固めるイメージです。

 

その熱と圧力が原因で、、、

 

ヘム鉄が「酸化鉄」というまったく別のものに、実は変化してしまっている可能性があります。

 

Aという物質がまったく別のBという物質に変わる化学実験のイメージ

 

ヘム鉄?

酸化鉄?

似てなくない?

 

って思うかもしれませんが笑

 

例えば、、、

 

中学校の頃の実験で、

 

「鉄は磁石にくっつくけど燃やした鉄は『酸化鉄』に変わっているので磁石にくっつかない」

 

っていうのがあったのを覚えているでしょうか?

 

(マイナーな実験なので覚えてなくっても全然大丈夫です^ ^)

 

磁石に鉄が引き寄せられているイメージ

 

●鉄→磁石にくっつく

●酸化鉄→磁石にくっつかない

 

このように実は鉄と酸化鉄は(名前は似ているけど)まったくの別物!なんですよね。

 

例が長くなりましたが、、、、

 

ヘム鉄のサプリメントも製造工程で熱と圧力が加わった作り方をしていると、実は酸化鉄になってまったく違う性質になっている!っていうことがあります。

 

ヘム鉄のサプリメントのイメージ

 

ヘム鉄のサプリメントを飲んでいるつもりが…実は酸化鉄を飲んでいるだけだった…

 

こんな恐ろしいことが起こるんですよね。

 

そこで今回は!

 

簡単に「酸化鉄に変わっているか?」調べる方法をご紹介します。

 

ヘム鉄のサプリメントが酸化鉄に化学変化していないかを調べる実験のイメージ

 

皆さんが飲んでおられるヘム鉄サプリメントを水に溶かします。

 

そこにヨードチンキを数滴入れます。

 

かき混ぜて色が黒いままならば、、、、

 

それは酸化鉄に変わってしまっているサプリメントです。

 

ヘム鉄のサプリメントが製造上の問題から酸化鉄に変わっていることを調べるために実験の写真

 

(ちゃんと「ヘム鉄が含まれている」サプリメントはヨードチンキの中のヨウ素とヘム鉄が反応してヨウ化鉄という物質に変わって色が透明になります)

 

【結論】
製造工程で熱や圧力がかかっていないヘム鉄サプリメントが良い

 

ということですね。

 

ヘム鉄が酸化鉄に変わっていることを説明する科学変化式の図

ポイント③:貧血改善に必要な他の栄養素のことを考える

 

前述のお話とも関係しますが、、、

 

ヘム鉄サプリメントを飲む目的がもし貧血改善ならヘモグロビンを作るのに必要なミネラルをしっかりと摂取する必要があります。

 

ヘム鉄サプリの中にはこのような必要なミネラルをちゃんと含んでいるものもあります。

 

貧血改善に必要なミネラルを簡単に説明すると、

 

●亜鉛
●銅
●葉酸
●ビタミンB12

 

この辺りですね。

 

貧血改善に必要なミネラルを多く含むナッツ類のイメージ

 

つまり、、、

 

この辺りの栄養素をちゃんと含めて設計しているヘム鉄サプリメントは「わかっているな」ってなります^ ^

 

貧血改善などの体質改善は一つの栄養素を飲んだからといって改善するものではありません。

 

体質改善の目的に沿った栄養素をちゃんと摂っていきたいものです。

 

【結論】
体質改善の目的にあった栄養素やミネラルが含まれていること

 

貧血改善に必要な栄養素を分かりやすくまとめた図

まとめ

 

もしヘム鉄サプリメントを飲む目的が貧血改善なのでしたらこの記事にもありますように、私たち人間の血液が入れ替わるのには4ヶ月がかかります。

 

つまり、カラダの中の血を入れ替えて体質改善するには、、、、

 

上記のような「ヘム鉄+タンパク質+必要ミネラル」を摂取する生活を少なくとも4ヶ月は頑張らなきゃいけない

ということになります。

 

正しいアドバイスと正しい知識に基づいて、しっかりと体質改善に取り組みたいですね^ ^

 

体質改善についてのアドバイスをする前田晴代の写真

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この記事を書いた人

Nishio Masaki

Nishio Masaki

株式会社MEETSHOPの取締役。得意なことは整理整頓と言語化。いろんなことの攻略法を見つけるのが好きです。

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