37サロン

安心安全なサプリメントの選び方とは?【大切なのは増粘剤ではなく〇〇】

2020.09.07

 

忙しく働かれている方はバランスのいい食事が後回しになりがちです。

 

そんな時にありがたいのは…

 

サプリメント。

 

安心安全なカラダに良いサプリメントのイメージ

 

でも、、、

 

例えば「30錠入り500円」っていう激安のサプリメントがカラダにいいはずもなく。涙

 

「ほんとにカラダにいいサプリメントを紹介してください!」

 

っていうお客様の声はとても多いです。

 

そこで今日は、

 

 

こんな感じでいってみたいとおもいます!

 

サプリメントの原価や選び方がわかる薬のイメージ

サプリメントの原価っていくらくらい?

 

ちょっと脱線しますが、サントリーのセサミンの開発チームにいた方が講演で話されていたことをご紹介しますね。

 

サントリーのセサミンは数万人の一般顧客にアンケートを取りながら開発を進めたそうです。

 

サントリーセサミンの画像

<サントリーセサミン公式サイトより>

 

開発の過程で、数万人のモニターにセサミンを1週間飲んでもらって「効果や体感はありましたか?」と質問しました。

 

すると、実に7割以上の人が「はい」と答えたそうです。

 

サントリーさんはこの7割の人をモニターチームから外しました。

 

なぜ?

 

実は数万人に「セサミンです」って配ったものは何も成分が入っていないカプセルだったそうです。

 

体に良い安心安全なサプリメントのイメージ

 

驚くべきことに7割以上の人が!

 

「これはセサミンです」っていう言葉を信じて自分自身で効果や体感を作ってしまったんですね。

 

(このような思い込みを”プラセボ効果”といいます)

 

サントリーさんは残った3割の人をモニターにしてセサミンの開発を進めたそうです。

 

何が言いたいかといいますと…

 

それくらい思い込みでサプリメントの効果や体感は変わるということです。

 

思い込みでサプリメントの効果を実感してしまっている女性のイメージ

 

それを逆手?にとって、、、、

 

例えば原価が定価の1割を切る!というような粗悪なサプリメントも市場にはたくさんあります。

 

(つまり…定価3,000円のサプリメントの原価が100円くらい涙)

 

本当に信頼できるサプリメントを見つけるって、実はちょっと大変なんです。

 

定価が安いのに何倍もの値段をつけて販売している信頼できないサプリメントのイメージ

サプリメントを選ぶ際の注意点

●増粘剤の成分を気にした方がいい

●カプセルを材料を気にした方がいい

 

などなどいろんな論点がありますが、今回はサプリメントの「製法」について考えてみたいと思います。

 

サプリメントは大まかに言って、

 

①粉末

②錠剤

③カプセル

 

という形態がありますよね。

 

粉末・錠剤・カプセルという形態のサプリメントのイメージ

 

例えば②の錠剤はどうやって工場で作っていると思いますか?

 

すごく簡単に言うと、

 

●材料を粉末にする

●増粘剤(固めるためのもの)を加える

●熱と圧力を加えて錠剤にする

 

です。

 

この製法の特徴ってどこだと思いますか??

 

実は、、、

 

「熱と圧力を加える」っていう部分です。

 

何が言いたいかといいますと、熱と圧力に弱い原材料はこの製法には適していませんよね。

 

熱と圧力を加えて作られた効果のないサプリメントのイメージ

 

③のカプセルも同様です。

 

カプセルを詰める際に(若干ですが)摩擦熱が発生します。

 

このような観点でサプリメントを見ることは、実はとても大切です。

 

安心安全な」信頼できるサプリメントの見分けかたについて勉強する女性のイメージ

ヘム鉄やフェリチンのサプリメントを選ぶ時

 

具体例をあげて説明しますね。

 

「ヘム鉄」や「フェリチン」のサプリメントが最近は流行っています。

 

ヘム鉄やフェリチンの原材料はもちろん「鉄分」です。

 

ところが、、、

 

この「鉄分」は驚くほど熱と圧力に弱いです。

 

熱が加わると「鉄分」はあっという間に「酸化鉄」に変わってしまいます。

 

鉄と酸化鉄は名前は似ていますがまったくの別物です。

 

その証拠に、、、

 

鉄は磁石に引き寄せられますが、酸化鉄は磁石に引き寄せられません。

 

鉄分サプリを作るときに熱が加わり酸化鉄に変わってしまったサプリメント実験を表した画像

 

まとめると、

 

●原材料の時点では「鉄分」が入っていた

 

●だが製造時に熱と圧力をかけてしまったから「鉄分」が「酸化鉄」に化学変化してしまった

 

●だから原材料表記では「ヘム鉄」となっていても口に入れる錠剤の時点ではまったく成分の違う「酸化鉄」になっている

 

ということになります。

 

なんだか怖い話ですよね。。。

 

でも私がもっと怖いと思うのは、、、、

 

こういう事実をサプリメント製造メーカーが知らないはずがない、ということです。

 

前述しましたように、サプリメントは”思い込み”で体感や効果が出てしまうものだと思います。

 

それでもやはり、誠意や真面目さがあるメーカーのものを選びたいものですよね。

 

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この記事を書いた人

前田 晴代

前田 晴代

サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。

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