眠い→毎日エナジードリンクを飲むとどうなる?効果や副作用とは?
2020.08.23
「勝負の日にはエナジードリンクを飲んでしまう…」
サンナナサロンに初めて来られるお客様はそのような生活をおくっておられる方が結構いらっしゃいます。
当たり前ですよね…
バリバリの働き盛りですから!勝負のときにはエナジードリンクで気合いを!という感じですよね♪
でも一方で、エナジードリンクをよく飲んでおられる方は、
「夕方に急激に襲ってくる眠気って…病気?」
と、誰にも言えない悩みを抱えておられるケースが多いように思います。
今日は、
という感じで!行ってみたいと思います!
免疫学と栄養学の観点からエナジードリンクに入っているものを分析
例えばエナジードリンクであるレッドブル250ml缶に含まれるカフェインの量は80mlです。
これは多い量なのでしょうか?
●レッドブル (250ml缶) …80mg
●コーヒー1杯…40〜180mg
●お茶1杯…50〜80mg
●コーラ系1缶…30〜50mg
●栄養ドリンク系1瓶…30〜80mg
これを見る限り、特にカフェインが大量に入っている訳ではありません。
実は2013年のアメリカである訴訟が起こされました。
その訴訟というのは…
●レッドブルに含まれる成分はカフェイン以外には効果がない
●含まれているカフェインの量もコーヒーと同程度
●それにも関わらず不当に高い金額で販売してるのは詐欺宣伝である
という…なんともアメリカらしいものでした。当時はニューヨークタイムズ誌にも記事にされていました。
一方で…
レッドブル1缶に含まれる砂糖の量は100gあたり10.0gです。
(※レッドブル公式ホームページより)
ということはレッドブル250ml缶には砂糖が25g含まれていることになります。
砂糖25gというのはどれくらいの量なのでしょうか?
WHO(世界保健機関)によると砂糖25gは「ティースプーン6杯くらい」の量です。「成人の1日あたりの砂糖摂取量は25g程度までが望ましい」とWHOが発表しています。
つまりレッドブルなどのエナジードリンク1缶には…
私たちが一日で摂取していい量の砂糖と同じ量がすべて!入っているということです。
眠いときエナジードリンクを毎日飲むとカラダに起こること
諸説ありますが、また、web上でも様々なことがまとめられていますが汗
一つ、科学的に明らかなことは…
「エネジードリンクを1缶飲むと一日に必要な砂糖をいっきに摂取してしまう」という事実です。
そのことが何を意味するのか?そのことによってカラダに起こる変化は?これを科学的に考える方が論理的であると言えますよね。
砂糖というのは二糖類に分類されますがすぐに分解されて単糖類(たんとうるい)になります。
単糖類はあっという間に私たちのカラダに吸収されることが特徴です。
たった数分で吸収されて!
あっという間に血液に溶けて血糖値を上げます。
血糖値とは「血液中に含まれるエネルギーの値」です。
上昇した血糖値の血液が脳に流れ込むことによって急速に脳は戦闘モードになる訳ですね。
これが…エネジードリンクを飲むと急速に集中力がアップするように感じる仕組みです。
●1日分の砂糖の量を1缶で摂取
●単糖類となり砂糖が数分で血液中に吸収
●高い血糖値の血液が脳に流れ込む
その結果、どのような変化が私たちのカラダに起こるのでしょうか?
このような生活習慣を繰り返すことで、私たちのカラダは「低血糖症状」という状態になってしまいます。
低血糖症状とは「血糖値スパイク」とも呼ばれています。
近年はNHKスペシャルなどでも特集が組まれ注目が集まっています。
低血糖症状とは、
●一日を通じて血糖値が乱高下する症状のこと
●血糖値の最高値も高く最低値も低い
このような状況のことです。
低血糖症状の良くないところは…
(エネジードリンクやカフェイン摂取で)血糖値が急上昇するのはいいのですが上がった血糖値は急降下させなければいけないという点です。
血糖値が上がったままだと…糖尿病になります💦
この、血糖値を急降下させるために体内で分泌される物質がインスリンです。
インスリンはもちろん血糖値を下げる働きをするのです。
ただ、それ以外にもあまり良くない働きもしてくれます。
●糖を脂肪に変える
(インスリンの別名:肥満ホルモン)
…太りやすい体質になる
●炎症を起こしやすくする
(インスリンの別名:炎症ホルモン)
…生理痛の痛みがひどくなる
つまり(エナジードリンクを飲んで戦闘モードになるのはいいのですが)その後の血糖値の急降下がさまざまな体調不良の原因になっている、ということです。
エナジードリンクを飲まないで夕方の眠気をなくす方法
それでは今日のまとめです。
エナジードリンクを飲みたい人、飲まなければいけない人とは「血糖値を上げて頑張らなければいけない」とカラダが求めている人です。
つまり、普段から低血糖症状で血糖値が乱高下している人です。
血糖値の状態をふつうの状態にする、つまり低血糖症状を改善して血糖値のカーブをなだらかにすることが大切です。
そのことにより空腹時の眠気やエネルギー不足感は大幅に改善されます。
サンナナサロンでは低血糖症状を改善するための科学的なプログラムをご提供しています。
最近は法人様にもプログラムをご導入いただいております。
サンナナサロンを3年以上続けていますが、ありがたいことにたくさんのご評価をいただいております。
そんな私たちが実績あるプログラムの中から抽出してお伝えできることとしては…
●間食で血糖値を上げる食べ物をとらない
(血糖値が上げるアクションを極力減らす)
●満腹まで食べて血糖値を急上昇させない
(満腹になると血糖値はマックスに上がる)
●食べすぎた時はすぐに15-20分程度の散歩
(カラダを動かすと血糖値の上昇は抑えられる)
この3つを意識していただければ!
エナジードリンクを飲まないとやっていられないような低血糖症状は少しずつ完全していくことと思います♪
カテゴリー | 低血糖にかんするお話 |
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タグ | インスリン小麦炭水化物糖質制限 |
この記事を書いた人
前田 晴代
サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。
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