会議中や食後に眠いのは病気?【原因をしっかり解説】
2020.08.17
「午後の会議が眠くて眠くて仕方ない…」
サンナナサロンに初めて来られるお客様はそのようなお悩みを持っておられる方が多いです。
これって病気なんじゃないの!?
っていうくらいの激しい眠気に悩んでいる人は実は意外に多いものです。
私たちは企業様向けにサンナナサロンのプログラムをご提供をしています。
「社員が午後に眠くなるのを防いで生産性を上げたい」と考えている企業様はたくさんいらっしゃいます。
今日は、
こんな感じで行ってみたいと思います!
食後に眠いのは病気なのか?原因を解説
結論から言いますと食後に眠くなるのは病気ではありません。
ですが、、、
最近は「心筋梗塞などの重大な病気の原因になる」とNHKスペシャルなどでも特集が組まれている症状でもあります。
食後に眠くなる症状のことを、
●低血糖症状
●血糖値スパイク
などと呼びます。
私たちサンナナサロンでは「低血糖」と呼んでいますので、以下は「低血糖」という言葉で説明していきますね。
まず、低血糖症状の定義ですが以下の図表のように一日を通して血糖値が乱高下する状態のことを言います。
ここで注意してほしい点が二つあります。
①低血糖とは”常に血糖値が低い”のではない
②正常な人と比べて血糖値が急上昇し急降下している
①は図表の通り、血糖値の最高値と最低値が大きい状態のことを表します。低血糖というのは常に血糖値が低いのではないのです。
②も図表の通り、血糖値の線が急になっていることに注目してください。この「線が急になっている」ことを指して、血糖値スパイク、という名前が付けられました。
バレーボールのスパイクのように急降下する、という意味ですね。
この2点が理解できれば食後に襲ってくる急激な眠気の原因を理解することが出来ます。
低血糖の人がたとえばパンやお菓子などを食べると…どうなるでしょうか?
●もともと低い血糖値
↓
●血糖値が上がりやすい食べ物をたべる
↓
●血糖値が急上昇する
↓
●上がった血糖値は下げなければいけない
↓
●血糖値を下げる「インスリン」が大量分泌
↓
●血糖値が急降下
↓
●”血糖”は脳のエネルギーなので脳がエネルギー不足になる
↓
●エネルギー不足の脳は急激に眠くなる
このような流れで、食後の急激な眠気が襲ってくるわけです。
耐えられないような急激な眠気は血糖値の急降下が原因です。
食後の眠気を放っておくと起こること
低血糖の症状(血糖値スパイク)を放っていくと「心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化になる」とNHKスペシャルでは放送されました。
私たちサンナナサロンでは科学的な根拠に基づいて、もう少し身近に起こるカラダの変化をお客様にお伝えしています。
詳しく説明しますね^ ^
上記の一連の流れで急激な眠気を引き起こすきっかけとなっているのはインスリンという神経伝達物質です。
急激に上がった血糖値を急激に下げるわけですから、インスリンがドバドバっと大量に分泌されます。
では、そのインスリンの働きを科学的に説明するとどうなるのでしょうか?
【インスリンの働き】
①血糖値を下げる
②糖を脂肪に変える
③カラダを糖化させる
④炎症を引き起こす
はい…
インスリンの働きでありがたいことは「①血糖値を下げることくらい」って理解しておいてもらうと良いです。
特に…②は厄介ですよね😭
サンナナサロンのお客様でも「さいきん痩せにくくなって太りやすくなった😭」と悩まれている方が多くいらっしゃいます。
痩せにくく太りやすくなる原因はいくつかありますが、低血糖症状が原因でインスリンが出やすい体質になっていることも原因の一つです。
ドバドバっと出ているインスリンが糖をバンバン!脂肪に変えているんですね😭
食後に眠いのを防ぐ方法TOP3
それでは最後に具体的なアクションプランとして、食後に眠くなるのを防ぐ方法を3つ、ご紹介します。
1. 血糖値を急上昇させない
急上昇がなければ急降下もありません。
血糖値を急上昇させる食べ物をたべるのを控えましょう。
血糖値を急上昇させるのは、砂糖や小麦粉、です。菓子類やパン、パスタは控える方がいいです。
スポーツドリンクや野菜ジュースなども要注意です。
飲みやすくするために大量の砂糖が入っていますので💦
2.そもそもの低血糖症状を改善する
血糖値が乱高下する低血糖の症状を改善することが、本質的な改善につながります。
低血糖症状の改善はサンナナサロンのプログラムでご提供しています。
簡単にまとめると以下の3つに注意して頂けたらと良いかと思います。
・満腹まで食べない
・間食をできるだけしない
(食べても血糖値を上げない食べ物)
・夜20:00以降はできるだけ食べない
3. アドレナリンが出ないような生活習慣を
血糖値を急上昇させる原因の一つにアドレナリンが出過ぎていることが挙げられます。
アドレナリンが私たちのカラダを戦闘モードにする神経伝達物質です。
物理的な刺激によってもアドレナリンは出ます。
刺激になるような食べ物(辛いものや熱い飲み物)を控えるなど心掛けるといいでしょう。
まとめ
低血糖症状(血糖値スパイク)は病院の血液検査などでは把握できない症状です。
血液検査は「採血した瞬間」の血糖値しか分かりませんので💦
私たちの血糖値は24時間1分1秒単位で変化しています。
血液検査で対応できないのは論理的に明らかですよね。
精密検査で把握できない…低血糖症状(血糖値スパイク)。
あなたのカラダが出してくれている「眠たくて眠たくて仕方ない」というサインがヒントかもしれませんね♪
カテゴリー | 低血糖にかんするお話 |
---|---|
タグ | アドレナリンインスリン小麦炭水化物 |
この記事を書いた人
前田 晴代
サンナナサロンのプロデューサーで株式会社MEETSHOPの代表取締役。サンナナの店頭ではお客様と一緒に「健康は楽しい♪」といつも笑っています。
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