37サロン

夏のビールで痒み体質に?!ムヒを塗っても痒いのはお酒を飲んでいるから!理由と対処法

2022.08.27

 

夏はビールが美味しい季節。

 

ビアガーデン、BBQなど、、

 

「特別に今日は飲んじゃえ!」という日も増えているのではないでしょうか。

この記事を執筆しました!
サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中のかなこです(^^)

わたしも夏は毎年飲酒量が増えてしまいます。笑

 

それと関係があるのか?なんだか最近やたら皮膚が痒くなることが多いんです。

 

ムヒを塗っても痒みがおさまらない…
夜に関節部分をかきむしっちゃう…

 

こんな感じで、痒いのがストレスになっている。。

 

 

そこで調べてみると…

 

どうやら、この痒みはお酒の飲酒量が原因かもしれないということがわかりました!

 

ということで今回は、、

 

⚫︎お酒の飲酒量で肌がかゆくなるメカニズムと対処法

 

についてお伝えしていきます!

 

 

アルコールで疲れるのは肝臓だけじゃない

 

さいきん毎日晩酌しているな…

飲み会がつづいてるな…

 

こんなとき頭に浮かぶのが、「肝臓を労らないと…!」ってことではないでしょうか?

 

わたしは、飲み会があるときはヘパリーゼを買って出来るだけ肝臓の負担を軽減しようと頑張ります。笑

 

厚生労働省の記事でも、アルコールは肝臓に負担がかかると注意をうながしています。

 

アルコールの飲みすぎによりにいろいろな臓器に病気が起こりますが、なかでも肝臓病は最も高頻度

 

 

もちろん!お酒を飲むとアルコールを代謝する肝臓に負担がかかってしまうのですが…

 

飲みすぎで疲労する臓器って肝臓だけではないんです。

 

肝臓以外の臓器で気を付けてほしいのが、、

 

多くの人があまり聞いたことのない「副腎(ふくじん)」という臓器です!

 

アルコールによって副腎が疲れると、皮膚が痒くなりやすい・痒みが悪化してしまうという体質になってしまうんです。

 

そもそもなぜ皮膚が痒くなってしまうのか

 

お酒を飲むとなぜカラダが痒くなってしまうのか?

 

これを説明するために、、

 

まずはカラダが痒くなるメカニズムについてみていきたいと思います。

 

 

蚊に刺される、服がこすれる…こんなときに痒みは引き起こりますよね。

 

では、そもそもなぜ私たちは「痒み」を引き起こし皮膚をかいてしまうのか?

 

実は、、「痒み」というのはカラダを守るための反応なんです!

 

例えば…間違って腐ったものを口に入れたとき、無意識に「オエッ」と吐き出しますよね?

 

皮膚をかいてしまうのもこれと同じで…

 

⚫︎皮膚に違和感を感じる
(害のあるものかも!取り除かなくちゃ!)

⚫︎カラダが反応して「痒み」を引き起こす

⚫︎皮膚をかくことで異物を取ろうとする

 

カラダを守るための方法だということです。

 

 

「皮膚に違和感をかんじて→痒みを引き起こす」とお伝えしました。

 

これをもう少し詳しくみてみると、、

 

皮膚に違和感をかんじたときに【ヒスタミン】という物質が分泌され、脳がその情報をキャッチして「痒み」を引き起こしています。

 

ヒスタミン=痒みの原因 というイメージですね!

 

つまり、このヒスタミンの分泌をしっかりコントロール出来なければ痒み体質になってしまうということです。

 

【エビデンスまとめ】

⚫︎ヒスタミンは痒みの伝達物質

 

抗アレルギー薬 : ヒスタミンのあらたな生物作用と服薬アドヒアランスの重要性

 

ビールを飲んで痒み体質になってしまう理由

 

ここで、はじめにお伝えしたことをもう一度思い出してください。

 

お酒で疲れる臓器は肝臓だけじゃないってお話ししましたよね。

 

アルコールを飲みすぎると副腎(ふくじん)という臓器が疲れてしまう

 

実は、、

 

副腎が疲れている人は痒みを引き起こす【ヒスタミン】の分泌をコントロールできないんです!

 

 

説明していきますね。

 

まず、アルコールを飲むとカラダの中では【コルチゾール】という物質が分泌されます。

 

このコルチゾールをつくっているのが…副腎

 

アルコールを飲めばその分コルチゾールの分泌量も増えて、副腎の仕事が増えます。

 

その結果、副腎は疲れてしまいます

 

 

コルチゾールにはカラダの中で痒みを抑えるという働きがあります。

 

(※コルチゾール=体内でつくられるステロイド)

 

ふだんカラダは、痒みの原因ヒスタミンが分泌されると、コルチゾールで痒みを抑えています。

 

しかし副腎が疲れていると、、

 

コルチゾールをしっかり分泌できずヒスタミンの分泌を抑えられません。泣

 

 

⚫︎お酒を飲みすぎる

⚫︎副腎がつかれてコルチゾールを十分につくれない

⚫︎ヒスタミンが分泌した時にコルチゾールを分泌できない

⚫︎痒みがおさまらない

 

お酒を飲みすぎることで副腎の機能が低下して、カラダの痒みをコントロール出来なくなってしまいます。

 

【エビデンスまとめ】

⚫︎コルチゾールは副腎皮質で産生される主なホルモン

 

⚫︎コルチゾールにはステロイドと同様の効果がある

 

「薬物相互作用」/林 瑶子 他

 

副腎のケア方法

 

ムヒを塗っても痒みがおさまらない…

 

普段からお酒をよく飲む…

 

今回の記事に心当たりがある方に、お酒を飲むならしてほしい副腎ケア方法をお伝えしますね。

 

副腎を元気にすることで、痒み体質が改善されるはずです。

 

 

◎今日からできる副腎ケア

 

副腎を疲れさせない一番の方法は…「ストレスを溜めないこと」です。

 

私たちがうけるストレスを対処してくれているのが副腎でつくられるホルモンです。

 

ストレスが大きすぎると、このホルモンをつくる仕事で疲れてしまうので、ストレスを溜め込まないよう心がけてください。

 

ストレス発散が難しいという方は、シンプルですが「良質な睡眠」がおすすめですよ。

 

(睡眠は最強のリラックス法です!)

 

 

また、副腎は「ビタミンC」「パントテン酸」が大好物!

 

これを食べると元気になります。

 

⚫︎ビタミンC:果物、緑黄色野菜
⚫︎パントテン酸:肉、きのこ、魚、豆類

 

それぞれこういった食品に含まれているので意識してとり入れてみてください♪

 

まとめ

 

今回はお酒と皮膚の痒みの関係性についてお伝えしました!

 

お酒をのむとコルチゾールが分泌されるので、それをつくっている副腎の仕事が増えます。

 

お酒を飲みすぎると副腎疲労に繋がるということですね!

 

そして副腎でつくられるコルチゾールには、痒みを抑えるステロイドのような働きがあります。

 

副腎が疲れてコルチゾールが十分に作れなくなると、皮膚の痒みを抑えることができない!痒み体質になってしまいます。泣

 

お酒の飲み過ぎに気をつける&副腎ケアを意識してみてください(^^)

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

かなこ

かなこ

サンナナサロンの「カラダの勉強会」で勉強中。【冷え】【便秘】が長年の悩み。パンや甘いものが大好きな私でも、はるよさんに教えてもらった「体質改善」でカラダの悩みを改善できるのか?実践中

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