悪い油は体に悪い、その理由とは【実は油にも種類がある】②

体にいい油・悪い油

スーパーに様々な油が並んでいるこの時代、最近は健康や美容に良い食用油が注目されていますが、その種類や違いはわかりますか?前回、油の種類について紹介しました。今回は体に良い油・悪いとされている油を紹介します。

間違った油の情報

人間が生きていくために欠かせない3大栄養素として炭水化物・タンパク質・油(脂肪)があります。この中でも、油のカロリーは1gあたり約9kcalと高いため、日々の食事では健康のために油の摂り過ぎに注意している人も多いかもしれません。

油の摂り過ぎは肥満などの原因になりますが、一方で人間が活動するためのエネルギー源として欠かすことはできません。摂り過ぎは健康を害しますが、摂らなすぎも健康を害すのです。適量を摂らなければ体の様々な機能に影響を及ぼします。

油には
・細胞膜の形成
・肌や髪を健康に保つ
・脳や神経の機能を保つ
・ホルモンの材料になる

等の役割があり、不足すると血管が弱くなったり、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、Kなど)の吸収が悪くなってしまいます。また、油不足は肌のツヤや髪のパサつきの原因にもなりますから、油抜きダイエットではキレイになれないのです。

摂るべき油

「油」と一括りにしてもその種類は様々で、体にどう影響するかはそれぞれ異なります。摂るべき量もそれぞれ異なり、積極的に摂りたい油・控えたい油があります。

【飽和脂肪酸】
人間が体内で合成できる飽和脂肪酸はバターやラードなどに含まれていています。摂り過ぎると悪玉コレステロールが増え、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病に繋がります。現代人はこの油を摂り過ぎる傾向があり、特に肉や洋風メニューの多い人は、なるべく魚や和食にすると、摂取過多を防ぐことができます。

【不飽和脂肪酸】
常温で液体であることが多く、光や空気、熱によって酸化しやすい性質があります。不飽和脂肪酸は以下の3種類に分けられ、オメガ3と6は体内で作ることができないため、食品から摂る必要のある「必須脂肪酸」です。

しかし、現代は外食や加工食品などにより、コーン油や紅花油などのオメガ6系の油の過剰摂取でアレルギー疾患や動脈硬化が心配されています。本来オメガ6系:オメガ3系=4:1の比率で摂取するのが望ましいとされていますが、現代人の食生活ではバランスが崩れ、オメガ6系:オメガ3系=10:1になるとも言われています。オメガ6系を控え、オメガ3系のエゴマ油、アマニ油を積極的に摂取しましょう。

・オメガ6系
代表的な脂肪酸としてはリノール酸があり、リノール酸は人の体内でつくることができない必須脂肪酸のひとつです。血中のコレステロール濃度を下げると言われています。植物由来の油では、コーン油、大豆油など、身近な油の主成分でもあります。

・オメガ3系
代表的な脂肪酸としてはα-リノレン酸があり、α-リノレン酸は、人の体内でつくることができない、必須脂肪酸のひとつです。α-リノレン酸は、体内に入ったあと、代謝されてEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)になります。

DHAは脳をつくる重要な成分であり、脳の血管をしなやかにして、学習能力や集中力を高め記憶力の低下を防ぎます。血液中のDHA濃度が高ければ認知症発症リスクは低減するという報告もあります。ほとんどの人が不足しがちな脂肪酸であり、1日1~2g程度の摂取が推奨されています。
・オメガ9系
オメガ9系の主成分はオレイン酸で不飽和脂肪酸の中で最も酸化しにくく、保存しやすいので調理に使いやすいのが特徴です。飽和脂肪酸の代わりに摂ると、悪玉コレステロールを減らすと言われ、動脈硬化の予防に役立ちます。

体に悪い油

『トランス脂肪酸』
本来、食用油は長く保存ができないものであり、生鮮食品と同類です。本物の油であれば、冷暗所に置かれているもので常温の棚には並ばないでしょう。また、油は光に当たると酸化が進むので、遮光性のボトルに入れられているべきです。ところが、スーパーの油コーナーはほとんどが透明のプラスチック容器に詰められています。このような油は製造過程で高温処理し保存剤などを添加して商品にしています。その過程で、油に含まれていた色々な栄養素や風味までもが失われてしまい、トランス脂肪も生じています。

トランス脂肪をはじめ、活性酸素や過酸化脂質などの有害物質が大量に発生し、これらは私たちの体にダメージを与えます。「植物性油脂」「食用精製加工油脂」とラベル表示されているものは、ほとんどがこのような製造法でつくられた可能性が高いので注意しましょう。

まとめ

ダイエット中といって油をまったく摂らないようにする極端なダイエットではキレイにやせられません。肌が荒れ、髪のつやがなくなり、美とは逆効果になります。飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を控え、オメガ3やオメガ9など良質な油を摂るように心がけてください。

いい油を摂るようにして健康な体を作りたいですね。当サロンでは健康な体づくりのためのアドバイスさせていただきます。是非、37SALONへお越しください。

 

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